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公開番号
2025019409
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123011
出願日
2023-07-28
発明の名称
画像形成装置及び記憶装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250131BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 装置に搭載される搭載部品と、装置本体との間の信号線をなるべく増やさずに、搭載部品の情報についてヒューズを用いて管理する。
【解決手段】 本発明は、記憶装置と、当該記憶装置を有する定着器を搭載した画像形成装置に関する。そして、本発明の記憶装置は、記憶素子と、制御部と記憶素子との間の接点と、ツェナーダイオードとヒューズとを直列に接続し接点とグランドとの間に配置されていることを特徴とする。そして、本発明の画像形成装置本体は、記憶素子にアクセスする際にはツェナー電圧以下の電気信号で制御し、ヒューズの状態をチェックするときにはヒューズが切断しない電圧を印加して接点の電圧に基づく電圧レベルに応じてヒューズの状態を判定し、ヒューズを切断する際にはツェナーダイオードを介してヒューズが切断する電圧を印加することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体上の現像剤像を定着させる定着器と制御部とを備える画像形成装置において、
前記定着器は、データ記録可能な記憶素子と、前記制御部と前記記憶素子との間の接点と、ツェナー電圧を第1の電圧とするツェナーダイオードとヒューズとを直列に接続し前記接点とグランドとの間に配置した記憶装置を有し、
前記制御部は、
前記接点の電圧に基づく電圧レベルを検知する電圧レベル検知手段を備え、
前記接点を介して前記記憶素子にアクセスする際には、前記記憶素子を前記第1の電圧以下の電気信号で制御し、
前記ヒューズの状態をチェックするときには、前記接点に、前記第1の電圧以上で且つ前記ヒューズが切断しない第2の電圧を印加し、前記電圧レベル検知手段で検知された電圧レベルに応じて前記ヒューズの状態を判定し、
前記ヒューズを切断する際には、前記接点に、前記ツェナーダイオードを介して前記ヒューズが切断する第3の電圧を印加する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記記憶素子は、第1の端子と第2の端子を備え、前記接点は第1の接点と第2の接点を備え、前記ツェナーダイオードは第1のツェナーダイオードと第2のツェナーダイオードを備え、前記電圧レベル検知手段は第1の前記電圧レベル検知手段と第2の前記電圧レベル検知手段とを備え、
前記第1の端子は、前記制御部と前記記憶素子との間の前記第1の接点に接続されており、前記第2の端子は、前記制御部と前記記憶素子との間の前記第2の接点に接続されており、
前記記憶装置は、前記第1の接点と前記ヒューズとの間に前記第1の前記ツェナーダイオードが接続されており、前記第2の接点と前記ヒューズとの間に前記第2の前記ツェナーダイオードが接続されており
前記制御部は、
前記第1の前記電圧レベル検知手段を用いて前記第1の接点の電圧に基づく電圧レベルを検知し、前記第2の前記電圧レベル検知手段を用いて前記第2の接点の電圧に基づく電圧レベルを検知し
前記第1の接点及び前記第2の接点を介して前記記憶素子にアクセスする際には、前記記憶素子を前記第1の電圧以下の電気信号で制御し、
前記ヒューズの状態をチェックするときには、前記第1の接点及び前記第2の接点に、前記第2の電圧を印加し、前記第1の前記電圧レベル検知手段で検知される第1の検知電圧レベルと、前記第2の前記電圧レベル検知手段で検知された第2の検知電圧レベルに応じて前記ヒューズの状態を判定し、
前記ヒューズを切断する際には、前記第1の接点及び前記第2の接点に、前記第3の電圧を印加する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、少なくとも前記第1の検知電圧レベル又は前記第2の検知電圧レベルのいずれか一方が前記第2の電圧から前記第1の電圧を減じた電圧であった場合、前記ヒューズは未切断の状態であると判定し、前記第1の検知電圧レベル及び前記第2の検知電圧レベルの両方が前記第2の電圧であった場合前記ヒューズは切断状態であると判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
装置に搭載される搭載部品が有する記憶装置において、
データ記録可能な記憶素子と、
前記装置の本体と前記記憶素子との間の接点と、
ツェナー電圧を第1の電圧とするツェナーダイオードと、
前記ツェナーダイオードと直列に接続するヒューズとをもち、
前記ツェナーダイオードと前記ヒューズとは前記接点とグランドとの間に配置される
ことを特徴とする記憶装置。
【請求項5】
前記装置は画像形成装置であり、前記搭載部品は前記画像形成装置で媒体上の現像剤像を定着させる定着器であることを特徴とする請求項4に記載の記憶装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は画像形成装置及び記憶装置に関し、例えば、媒体に転写されたトナー像を定着させる定着器等の消耗品を備える印刷装置(プリンタ)に適用し得る。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、定着器等の消耗品を備える画像形成装置としては、特許文献1に記載された画像形成装置が存在する。特許文献1では、画像形成装置に用いる消耗品の内部に当該消耗品の管理に関するフラグを記録するためのヒューズを備えることについて記載されている。そして、特許文献1に記載された画像形成装置では、消耗品が備えるヒューズに接続する端子(信号線)に第1の電流を流すことでヒューズ(溶断されていないヒューズ)を溶断(切断)する手段と、当該ヒューズに接続する端子(信号線)に溶断しない程度の第2の電流(第1の電流>第2の電流)を流すことで当該ヒューズの状態(溶断されているか否か)検知する手段とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-021991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の画像形成装置において、消耗品に特許文献1に記載されるようなヒューズを搭載して管理するとなると、1つのヒューズにつき画像形成装置本体との間で少なくとも2本の信号線(ヒューズに電流を流すための回路に必要となる信号線)を確保する必要があるが、画像形成装置本体と定着器間の信号線の数をなるべく増やさずに、当該定着器に関する管理情報についてヒューズを用いて管理することが望ましい。
【0005】
上記のような問題に鑑みて、装置に搭載される部品(例えば、画像形成装置に搭載される定着器等;以下、「搭載部品」と呼ぶ)と、装置(例えば、画像形成装置)本体との間の信号線をなるべく増やさずに、当該搭載部品の情報についてヒューズを用いて管理可能とすることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の本発明は、媒体上の現像剤像を定着させる定着器と制御部とを備える画像形成装置において、前記定着器は、データ記録可能な記憶素子と、前記制御部と前記記憶素子との間の接点と、ツェナー電圧を第1の電圧とするツェナーダイオードとヒューズとを直列に接続し前記接点とグランドとの間に配置した記憶装置を有し、前記制御部は、前記接点の電圧に基づく電圧レベルを検知する電圧レベル検知手段を備え、前記接点を介して前記記憶素子にアクセスする際には、前記記憶素子を前記第1の電圧以下の電気信号で制御し、前記ヒューズの状態をチェックするときには、前記接点に、前記第1の電圧以上で且つ前記ヒューズが切断しない第2の電圧を印加し、前記電圧レベル検知手段で検知された電圧レベルに応じて前記ヒューズの状態を判定し、前記ヒューズを切断する際には、前記接点に、前記ツェナーダイオードを介して前記ヒューズが切断する第3の電圧を印加することを特徴とする。
【0007】
第2の本発明は、装置に搭載される搭載部品が有する記憶装置において、データ記録可能な記憶素子と、前記装置の本体と前記記憶素子との間の接点と、ツェナー電圧を第1の電圧とするツェナーダイオードと、前記ツェナーダイオードと直列に接続するヒューズとをもち、前記ツェナーダイオードと前記ヒューズとは前記接点とグランドとの間に配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、装置に搭載される搭載部品と、装置本体との間の信号線をなるべく増やさずに、搭載部品の情報についてヒューズを用いて管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態による印刷装置の機能的構成について示したブロック図である。
実施形態に係る機構部を構成する画像形成処理部と定着器の詳細構成について示した図である。
実施形態に係る記憶回路と記憶制御回路の詳細構成について示した図(回路図)である。
実施形態に係る定着器における記憶回路の実装構造の例について示した図(定着器の斜視図)である。
実施形態に係るタグ基盤について拡大して示した概略図である。
実施形態に係る記憶制御回路における切替回路と電源の電圧レベルの切替状態のパターンについて示した図である。
実施形態に係るヒューズの状態と接点の状態の組み合わせごとの検知電圧レベルについて示した図である。
実施形態に係る制御処理部が、起動時に高温エラーフラグを確認する処理の例について示したフローチャートである。
実施形態に係る制御処理部が定着器における高温エラーを検知した場合の動作について示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(A)主たる実施形態
以下、本発明による画像形成装置の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態では、本発明の画像形成装置を印刷装置(プリンタ)に適用し、本発明の記憶装置を印刷装置の定着器に搭載される記憶回路に適用した例について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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