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公開番号2025018966
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024110370
出願日2024-07-09
発明の名称データ更新方法、データ更新プログラム、情報処理装置、中継装置及びデータ更新システム
出願人沖電気工業株式会社
代理人個人
主分類G06F 8/65 20180101AFI20250130BHJP(計算;計数)
要約【課題】データを適切に更新できるようにする。
【解決手段】情報処理装置の本体に部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置がデータセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、中継装置が、前記情報処理装置から前記データセット受信用情報を受信すると、サーバに格納されたデータセットから所定のバージョンに該当するデータセットを前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体に記憶されている本体のデータ及び前記部品に記憶されている部品のデータの更新を実行し、その後、前記データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にし、当該データセットを削除する。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
本体の外部又は内部に着脱可能な部品を追加又は変更可能な情報処理装置のデータ更新方法において、
前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置がデータセットの受信に用いるデータセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、
中継装置が、前記情報処理装置から前記部品が追加又は変更されたことで送信された前記データセット受信用情報を受信すると、サーバに格納されたデータセットから前記本体のデータ更新及び前記着脱可能な部品のデータ更新で用いられる所定のバージョンに該当するデータセットを前記情報処理装置に送信し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体に記憶されている本体のデータ及び前記部品に記憶されている部品のデータの更新を実行し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセットの受信に用いた前記データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする
ことを特徴とするデータ更新方法。
続きを表示(約 3,300 文字)【請求項2】
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、当該データセットを削除する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ更新方法。
【請求項3】
前記情報処理装置が、前記データセット受信用情報を記憶する記憶部を備え、
前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置が前記データセット受信用情報にデータを追加することにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして前記記憶部に記憶し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記記憶部に記憶している前記データセット受信用情報から前記データを削除することにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ更新方法。
【請求項4】
前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置が、前記データセット受信用情報を、前記情報処理装置で前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新する際に用いた前記データセットの版数よりも古い版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセット受信用情報を、受信した当該データセットの版数と同じ版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ更新方法。
【請求項5】
前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置が、前記データセット受信用情報を、前記情報処理装置の前記本体のデータの版数及び前記部品のデータの版数のうち、前記情報処理装置で前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新する際に用いた前記データセットの版数とはメジャーバージョンが異なっていて且つ最も古い版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセット受信用情報を、受信した当該データセットの版数と同じメジャーバージョンの版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ更新方法。
【請求項6】
前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置が、前記データセット受信用情報を、前記情報処理装置で前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新する際に用いた前記データセットの版数よりも古い版数に偽装することにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセット受信用情報を、受信した当該データセットの版数と同じ版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする
ことを特徴とする請求項4に記載のデータ更新方法。
【請求項7】
前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置が、前記データセット受信用情報を、追加又は変更された前記部品のデータの版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセット受信用情報を、更新後の前記部品のデータの版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ更新方法。
【請求項8】
前記中継装置は、前記サーバに格納された前記データセットに含まれる前記情報処理装置の本体で動作するデータの版数及び前記部品で動作するデータの版数を記憶し、
前記情報処理装置は、前記本体で動作しているデータの版数と、前記部品で動作しているデータの版数とを記憶し、
前記情報処理装置は、前記部品が追加又は変更されると、前記データセット受信用情報を、追加又は変更された前記部品で動作しているデータの版数とすることにより当該データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして前記中継装置に送信し、
前記中継装置は、記憶している前記部品で動作するデータの版数と、前記情報処理装置から受信した前記データセット受信用情報に含まれている前記部品で動作しているデータの版数とを比較し、
前記中継装置は、記憶している前記部品で動作するデータの版数と、前記情報処理装置から受信した前記データセット受信用情報に含まれている前記部品で動作しているデータの版数とが異なる場合に、前記サーバに格納されている前記データセットを前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ更新方法。
【請求項9】
前記情報処理装置が、前記本体のデータ及び前記部品のデータの更新に用いた前記データセットに含まれる前記本体のデータの版数及び前記部品のデータの版数を示す更新データ版数情報と、前記本体で動作しているデータの版数と前記部品で動作しているデータの版数とを示す動作中データ版数情報とを記憶し、
前記情報処理装置が、前記部品の追加又は変更に応じて前記動作中データ版数情報を更新し、
前記情報処理装置が、記憶している前記更新データ版数情報と前記動作中データ版数情報とを比較し、前記更新データ版数情報と前記動作中データ版数情報とが異なる場合に、前記データセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして前記中継装置に送信し、
前記中継装置が、前記情報処理装置から前記データセット受信用情報を受信すると、前記サーバに格納されている前記データセットを前記情報処理装置に送信する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ更新方法。
【請求項10】
本体の外部又は内部に着脱可能な部品を追加又は変更可能な情報処理装置のデータ更新方法において、
前記情報処理装置が、前記本体のデータ及び前記部品のデータの更新に用いたデータセットに含まれる前記本体のデータの版数及び前記部品のデータの版数を示す更新データ版数情報と、前記本体で動作しているデータの版数と前記部品で動作しているデータの版数とを示す動作中データ版数情報とを記憶し、
前記情報処理装置が、前記部品の追加又は変更に応じて前記動作中データ版数情報を更新し、
前記情報処理装置が、記憶している前記更新データ版数情報と前記動作中データ版数情報とを比較し、前記更新データ版数情報と前記動作中データ版数情報とが異なる場合に、サーバから提供される前記データセットを、中継装置を介して受信し、
前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータの更新を実行する
ことを特徴とするデータ更新方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、データ更新方法、データ更新プログラム、情報処理装置、中継装置及びデータ更新システムに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ファームウェアなどのデータを有する情報処理装置では、例えばネットワークを介してサーバからデータを更新する為のアップデートデータをダウンロードし、当該アップデートデータを用いて自身のデータを更新するようになっている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-123775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、情報処理装置として、例えば本体と交換可能な部品とを備え、本体側と部品側とにそれぞれファームウェアなどのデータを有するものがある。このような情報処理装置では、例えば、本体のデータを更新する為のアップデートデータと部品のデータを更新する為のアップデートデータとをまとめたデータセットをサーバから自動的にダウンロードし、当該データセットを用いて自身の本体のデータと部品のデータとを更新するようになっていた。
【0005】
しかしながら、このような情報処理装置では、最新バージョンのデータセットを用いて本体のデータと部品のデータとを更新しても、その後、部品が交換されると、当該部品が古いバージョンのデータのまま使用される場合があり、データを適切に更新させることが困難であった。
【0006】
本発明は以上の点を考慮したものであり、データを適切に更新し得るデータ更新方法、データ更新プログラム、情報処理装置及びデータ更新システムを提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のデータ更新方法は、本体の外部又は内部に着脱可能な部品を追加又は変更可能な情報処理装置のデータ更新方法であり、前記情報処理装置の本体に前記部品が追加又は変更されると、前記情報処理装置がデータセットの受信に用いるデータセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして送信し、中継装置が、前記情報処理装置から前記部品が追加又は変更されたことで送信された前記データセット受信用情報を受信すると、サーバに格納されたデータセットから前記本体のデータ更新及び前記着脱可能な部品のデータ更新で用いられる所定のバージョンに該当するデータセットを前記情報処理装置に送信し、前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体に記憶されている本体のデータ及び前記部品に記憶されている部品のデータの更新を実行し、前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセットの受信に用いた前記データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にするようになっている。
【0008】
また本発明のデータ更新方法は、本体の外部又は内部に着脱可能な部品を追加又は変更可能な情報処理装置のデータ更新方法において、前記情報処理装置が、前記本体のデータ及び前記部品のデータの更新に用いたデータセットに含まれる前記本体のデータの版数及び前記部品のデータの版数を示す更新データ版数情報と、前記本体で動作しているデータの版数と前記部品で動作しているデータの版数とを示す動作中データ版数情報とを記憶し、前記情報処理装置が、前記部品の追加又は変更に応じて前記動作中データ版数情報を更新し、前記情報処理装置が、記憶している前記更新データ版数情報と前記動作中データ版数情報とを比較し、前記更新データ版数情報と前記動作中データ版数情報とが異なる場合に、サーバから提供される前記データセットを、中継装置を介して受信し、前記情報処理装置が、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータの更新を実行するようになっている。
【0009】
また本発明のデータ更新プログラムは、本体の外部又は内部に着脱可能な部品を追加又は変更可能な情報処理装置に、前記部品が追加又は変更されると、前記データセットの受信に用いるデータセット受信用情報を前記データセットの受信が必要な状態を示す内容にして前記情報処理装置とサーバとの間を中継する中継装置に送信する機能と、中継装置から送信されてくる、前記サーバに格納されたデータセットから前記本体のデータ更新及び前記着脱可能な部品のデータ更新で用いる所定のバージョンに該当するデータセットを受信する機能と、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータの更新を実行する機能と、受信した前記データセットを用いて前記本体のデータ及び前記部品のデータを更新した後、前記データセットの受信に用いた前記データセット受信用情報を前記データセットの受信が不要な状態を示す内容にする機能とを持たせるようになっている。
【0010】
さらに本発明のデータ更新プログラムは、本体の外部又は内部に着脱可能な部品を追加又は変更可能な情報処理装置、及びデータセットを格納するサーバと通信可能なコンピュータに、前記情報処理装置から前記部品が追加又は変更されたことにより送信されてくる前記情報処理装置が前記データセットの受信に用いるデータセット受信用情報を受信する機能と、前記情報処理装置から前記データセット受信用情報を受信すると、前記サーバに格納された前記データセットから前記本体のデータ更新及び前記着脱可能な部品のデータ更新で用いられる所定のバージョンに該当するデータセットを前記情報処理装置に送信する機能とを持たせるようになっている。
(【0011】以降は省略されています)

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