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公開番号
2025019661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123387
出願日
2023-07-28
発明の名称
硬貨処理装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類
G07D
1/00 20060101AFI20250131BHJP(チェック装置)
要約
【課題】異物除去に要する時間を短縮する共に、傷や汚れを異物に付け難くする。
【解決手段】硬貨処理装置1は、硬貨を収容する硬貨収容部220と、硬貨収容部の内部に設けられ、回転軸232を中心に回転することにより硬貨を外周へ移動させる回転円盤230と、外周へ移動した硬貨が通過する通過口222と、回転円盤の下方に配置され、異物を集積する異物集積部(異物トレイ231)と、を有する。回転円盤には、硬貨の直径よりも小さい形状の異物除去孔230aが形成されている。異物集積部は、異物除去孔から落下した異物を集積すると共に、回転円盤の下方から外部へ引き出し可能に設けられる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
硬貨を収容する硬貨収容部と、
前記硬貨収容部の内部に設けられ、回転軸を中心に回転することにより前記硬貨を外周へ移動させる回転円盤と、
前記外周へ移動した硬貨が通過する通過口と、
前記回転円盤の下方に配置され、異物を集積する異物集積部と、を有し、
前記回転円盤には、前記硬貨の直径よりも小さい形状の異物除去孔が形成され、
前記異物集積部は、前記異物除去孔から落下した異物を集積すると共に、前記回転円盤の下方から外部へ引き出し可能に設けられる
ことを特徴とする硬貨処理装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記異物集積部は、前記異物除去孔の回転軌跡よりも大きい形状である
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記異物集積部は、前記回転円盤の直径と同程度の横幅を有するトレイ形状を呈している
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記異物集積部の横幅の中央部には、外部から前記回転円盤の下方へ当該異物集積部が移動する際に、前記回転軸を入り込ませる溝部が形成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
前記硬貨収容部は、前記異物集積部が前記回転円盤の下方に配置されているときに、前記溝部の上方を覆う遮蔽板を有する
ことを特徴とする請求項4に記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記異物集積部に取っ手部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬貨処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、硬貨処理装置は、硬貨投入口に誤投入された異物を除去する異物除去機構を有している(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された硬貨処理装置は、硬貨投入口の内部で回転することにより硬貨を硬貨投入口の外部に繰り出す円盤に異物除去孔を設け、硬貨投入口に異物が誤投入された場合に、異物除去孔から円盤の下に異物を落下させて除去する構成になっている。この種の硬貨処理装置は、異物除去孔から円盤の下に落下した異物を、円盤下の環状空間の内部を移動させ、さらに環状空間の内部に設けられた開口部からダストボックスの内部に移動させることで、異物を収集する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-83469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された従来の硬貨処理装置は、異物をダストボックスに移動させないと異物を除去できないため、異物除去までに時間を要する、という課題がある。また、従来の硬貨処理装置は、異物をダストボックスに移動させるまでの間に、傷や汚れを異物に付けてしまう可能性があり、異物がアクセサリー等の比較的高価な物品である場合にその価値を低下させてしまう可能性があるため、傷や汚れを異物に付け難くすることが望まれている。
【0005】
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、異物除去に要する時間を短縮すると共に、傷や汚れを異物に付け難くする硬貨処理装置を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明は、硬貨処理装置であって、硬貨を収容する硬貨収容部と、前記硬貨収容部の内部に設けられ、回転軸を中心に回転することにより前記硬貨を外周へ移動させる回転円盤と、前記外周へ移動した硬貨が通過する通過口と、前記回転円盤の下方に配置され、異物を集積する異物集積部と、を有し、前記回転円盤には、前記硬貨の直径よりも小さい形状の異物除去孔が形成され、前記異物集積部は、前記異物除去孔から落下した異物を集積すると共に、前記回転円盤の下方から外部へ引き出し可能に設けられる構成とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、異物除去に要する時間を短縮する共に、傷や汚れを異物に付け難くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
正面から見た実施形態に係る硬貨処理装置の模式構成図である。
右側面から見た実施形態に係る硬貨処理装置の模式構成図である。
硬貨繰り出し部と硬貨認識部と硬貨選別部の概略平面図である。
硬貨繰り出し部と硬貨認識部と硬貨選別部の概略側面図である。
硬貨繰り出し部と硬貨認識部の拡大平面図である。
硬貨繰り出し部と硬貨認識部の拡大側面図である。
異物トレイ(異物集積部)の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)について詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示しているに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
【0010】
<硬貨処理装置の構成>
以下、図1A及び図1Bを参照して、本実施形態に係る硬貨処理装置1の構成について説明する。図1Aは、正面から見た本実施形態に係る硬貨処理装置1の模式構成図である。図1Bは、右側面から見た本実施形態に係る硬貨処理装置1の模式構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
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