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公開番号2025027859
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023133055
出願日2023-08-17
発明の名称硬貨処理装置および硬貨処理方法
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G07D 11/18 20190101AFI20250220BHJP(チェック装置)
要約【課題】入金処理の時間の短縮を図ることができる硬貨処理装置および硬貨処理方法を提供する。
【解決手段】入金部10と、入金部10から送られた硬貨の繰り出しを行う繰出部20と、繰出部20により繰り出された硬貨を搬送する搬送部30と、搬送部30に設けられ、繰出部20により繰り出された硬貨の識別を行う識別部40と、識別部40により識別された硬貨が一時的に保留される第1保留部50と、識別部40により識別された硬貨が一時的に保留され、硬貨の収容量が第1保留部50と異なる第2保留部60と、搬送部30に設けられ、搬送部30により搬送される硬貨を第1保留部50または第2保留部60に振り分ける振分部70と、識別部40により識別された硬貨を所定条件に基づいて搬送部30から第1保留部50または第2保留部60に振り分けるよう振分部70を制御する制御部80と、が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも硬貨の入金処理を行う硬貨処理装置であって、
入金部と、
前記入金部から送られた硬貨の繰り出しを行う繰出部と、
前記繰出部により繰り出された硬貨を搬送する搬送部と、
前記搬送部に設けられ、前記繰出部により繰り出された硬貨の識別を行う識別部と、
前記識別部により識別された硬貨が一時的に保留される第1保留部と、
前記識別部により識別された硬貨が一時的に保留され、硬貨の収容量が前記第1保留部と異なる第2保留部と、
前記搬送部に設けられ、当該搬送部により搬送される硬貨を前記第1保留部または前記第2保留部に振り分ける振分部と、
前記識別部により識別された硬貨を所定条件に基づいて前記搬送部から前記第1保留部または前記第2保留部に振り分けるよう前記振分部を制御する制御部と、
を備えた、硬貨処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記搬送部から送られた硬貨が収納される収納部を更に備え、
前記第1保留部に保留されている硬貨を前記繰出部に送ることができるようになっており、
前記所定条件は、前記識別部により識別された硬貨を前記収納部に収納させるか否かであり、
前記制御部は、前記識別部により識別された硬貨を前記収納部に収納させる場合は、前記識別部により識別された硬貨を前記搬送部から前記第1保留部に振り分け、前記識別部により識別された硬貨を前記収納部に収納させない場合は、前記識別部により識別された硬貨を前記搬送部から前記第2保留部に振り分ける、請求項1記載の硬貨処理装置。
【請求項3】
前記収納部は、硬貨が金種別に収納される複数の収納部分を含み、
前記搬送部には、当該搬送部により搬送される硬貨を各前記収納部分に金種毎に振り分ける第2振分部が設けられており、
前記制御部は、前記第1保留部から前記繰出部に送られた後に前記繰出部により前記搬送部に繰り出されて前記識別部により識別された硬貨を識別結果に基づいて各前記収納部分に金種毎に振り分けるよう前記第2振分部を制御する、請求項2記載の硬貨処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、対応する金種の前記収納部分に収納することができないオーバーフロー硬貨を前記搬送部から前記第2保留部に振り分けるよう前記振分部を制御する、請求項3記載の硬貨処理装置。
【請求項5】
筐体から取り外し可能となっている回収部を更に備え、
前記第2保留部に保留された硬貨は前記回収部に送られて当該回収部に収容されるようになっている、請求項2記載の硬貨処理装置。
【請求項6】
前記第2保留部に保留されている硬貨を前記第1保留部に送る第2搬送部を更に備え、
前記第1保留部に保留されている硬貨を前記繰出部に送ることができるようになっており、
前記制御部は、第2所定条件が満たされると前記第2保留部に保留されている硬貨を前記第1保留部に送るよう前記第2搬送部を制御する、請求項1記載の硬貨処理装置。
【請求項7】
前記第2保留部に保留されている硬貨を前記第1保留部に送る第2搬送部を更に備え、
前記第1保留部に保留されている硬貨を前記繰出部に送ることができるようになっており、
前記制御部は、各前記収納部分から繰り出された硬貨を前記第2保留部に保留させた後に前記第2保留部から前記第1保留部を経て前記繰出部により繰り出させた後に前記搬送部から前記第2振分部により元の各前記収納部分に戻し、その際に前記識別部により硬貨の識別を行う精査処理を行うことができるようになっている、請求項3記載の硬貨処理装置。
【請求項8】
前記第2保留部における硬貨の収容量は各前記収納部分における硬貨の収容量よりも大きい、請求項7記載の硬貨処理装置。
【請求項9】
前記振分部は、前記搬送部により搬送される硬貨を前記第1保留部に振り分ける第1振分部分および前記搬送部により搬送される硬貨を前記第2保留部に振り分ける第2振分部分を含む、請求項1記載の硬貨処理装置。
【請求項10】
前記振分部は、前記搬送部により搬送される硬貨を前記入金部に振り分ける第3振分部分を更に含む、請求項9記載の硬貨処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、硬貨処理装置および硬貨処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
硬貨の入金処理や出金処理等の様々な処理を行う硬貨処理装置として様々なものが知られている。特許文献1には、硬貨の入金処理において取引口に投入され繰出部から繰り出された硬貨が識別部により識別された後に保留部に一時的に保留され、入金確定の指令が与えられると保留部から繰り出された硬貨が各収納部に金種毎に収納される硬貨入出金装置が開示されている。また、特許文献2には、硬貨の入金処理において取引口に投入され繰出部から繰り出された硬貨が識別部により識別された後に金種毎の保留部に一時的に保留され、入金確定の指令が与えられると各保留部から対応する収納部に硬貨が送られることにより各収納部に硬貨が金種毎に収納される硬貨入出金装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-032029号公報
特開2017-162347号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される硬貨入出金装置では、入金確定の指令が与えられた後に保留部に保留されている硬貨を全て当該保留部から繰り出して再度識別する必要があるため、各収納部に硬貨を金種毎に収納するのに時間がかかるという問題があった。また、特許文献2に開示される硬貨入出金装置では、入金確定の指令が与えられると各保留部から対応する収納部に硬貨が送られるが、各保留部から対応する収納部に硬貨を全て収納することができない場合は収納部から一旦硬貨を繰り出す必要があり処理に時間がかかるという問題があった。
【0005】
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、複数の保留部を設け、識別部により識別された硬貨を所定条件に基づいて各保留部に振り分けることにより、入金処理の時間の短縮を図ることができる硬貨処理装置および硬貨処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の硬貨処理装置は、少なくとも硬貨の入金処理を行う硬貨処理装置であって、
入金部と、
前記入金部から送られた硬貨の繰り出しを行う繰出部と、
前記繰出部により繰り出された硬貨を搬送する搬送部と、
前記搬送部に設けられ、前記繰出部により繰り出された硬貨の識別を行う識別部と、
前記識別部により識別された硬貨が一時的に保留される第1保留部と、
前記識別部により識別された硬貨が一時的に保留され、硬貨の収容量が前記第1保留部と異なる第2保留部と、
前記搬送部に設けられ、当該搬送部により搬送される硬貨を前記第1保留部または前記第2保留部に振り分ける振分部と、
前記識別部により識別された硬貨を所定条件に基づいて前記搬送部から前記第1保留部または前記第2保留部に振り分けるよう前記振分部を制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
本開示の硬貨処理装置は、
前記搬送部から送られた硬貨が収納される収納部を更に備え、
前記第1保留部に保留されている硬貨を前記繰出部に送ることができるようになっており、
前記所定条件は、前記識別部により識別された硬貨を前記収納部に収納させるか否かであり、
前記制御部は、前記識別部により識別された硬貨を前記収納部に収納させる場合は、前記識別部により識別された硬貨を前記搬送部から前記第1保留部に振り分け、前記識別部により識別された硬貨を前記収納部に収納させない場合は、前記識別部により識別された硬貨を前記搬送部から前記第2保留部に振り分けてもよい。
【0008】
また、本開示の硬貨処理装置において、
前記収納部は、硬貨が金種別に収納される複数の収納部分を含み、
前記搬送部には、当該搬送部により搬送される硬貨を各前記収納部分に金種毎に振り分ける第2振分部が設けられており、
前記制御部は、前記第1保留部から前記繰出部に送られた後に前記繰出部により前記搬送部に繰り出されて前記識別部により識別された硬貨を識別結果に基づいて各前記収納部分に金種毎に振り分けるよう前記第2振分部を制御してもよい。
【0009】
また、前記制御部は、対応する金種の前記収納部分に収納することができないオーバーフロー硬貨を前記搬送部から前記第2保留部に振り分けるよう前記振分部を制御してもよい。
【0010】
また、本開示の硬貨処理装置は、
筐体から取り外し可能となっている回収部を更に備え、
前記第2保留部に保留された硬貨は前記回収部に送られて当該回収部に収容されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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