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公開番号
2025018776
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122771
出願日
2023-07-27
発明の名称
ナースコールシステム
出願人
株式会社ケアコム
代理人
個人
主分類
A61G
12/00 20060101AFI20250130BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医療従事者の行為に基づく誤報を防ぎつつ、患者のベッドからの転倒・転落の発生を抑止できるようにする。
【解決手段】ベッドの内側にいる患者が視認可能な位置に第1の操作ボタン10Aを設けるとともに、ベッドの内側にいる患者が視認できない位置に第2の操作ボタン10Bを設ける。そして、第1の操作ボタン10Aによるベッド柵30Dの開閉操作および第2の操作ボタン10Bによるベッド柵30Dの開閉操作のうち、第1の操作ボタン10Aにてベッド柵30Dの開操作が行われた場合にのみナースコールの呼び出しを行うことにより、患者が第1の操作ボタン10Aを開操作した場合にはベッド柵30Dが開状態となる前に呼び出しが行われるようにする一方、医療従事者が患者に看護行為等を行うために第2の操作ボタン10Bを開操作してもナースコールの呼び出しが行われないようにする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一部が電動にて開閉可能になされたベッド柵をベッドの周囲に設置し、
上記ベッドの内側にいる患者が上記ベッドの内側から視認可能な位置に、上記ベッド柵の開閉を指示するための第1の操作指示手段を設けるとともに、上記ベッドの内側にいる患者が上記ベッドの内側から視認できない位置または患者の手が届かない位置に、上記ベッド柵の開閉を指示するための第2の操作指示手段を設け、
上記第1の操作指示手段による上記ベッド柵の開閉操作および上記第2の操作指示手段による上記ベッド柵の開閉操作のうち、上記第1の操作指示手段にて上記ベッド柵の開操作が行われた場合にのみナースコールの呼び出しを行うようにした
ことを特徴とするナースコールシステム。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
上記第1の操作指示手段にて上記ベッド柵の開操作が行われた場合、当該開操作から第1所定時間が経過した後に、上記ベッド柵の開状態への移動を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載のナースコールシステム。
【請求項3】
上記第1所定時間を任意に設定する手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のナースコールシステム。
【請求項4】
上記第1の操作指示手段または上記第2の操作指示手段にて上記ベッド柵の開操作が行われてから第2所定時間が経過した後に上記ベッド柵を自動的に閉状態とするように制御することを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載のナースコールシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナースコールシステムに関し、特に、患者のベッドからの転倒・転落を抑止するための機能を備えたナースコールシステムに用いて好適なものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、マットセンサや赤外線センサ等の検知手段を用いて患者の離床を検知してナースコールの呼び出しを行うナースコールシステムが知られている。この種のナースコールシステムは、患者のベッドからの転落を検知することや、ベッドから離れて独歩する患者の転倒を防止することなどを目的として導入される。
【0003】
しかしながら、このような検知手段を用いて呼び出しを行う場合、患者がベッドから転落したり、患者がベッドから降りたとき転倒したりすると、その転倒・転落の後に呼び出しが行われる。そのため、患者の転倒・転落を未然に防ぐことが難しかった。
【0004】
なお、患者が簡単に離床できなくするために設けられたベッド周囲の柵(手すり)に感知センサを設け、患者の身体の一部が感知センサに触れた場合にナースコールの呼び出しを行うシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、患者の転倒・転落が実際に発生する前に呼び出しを行うことが可能である。しかしながら、この特許文献1に記載の技術では、医療従事者が患者に看護行為等を行う際にベッド柵を触ったときにも呼び出しが行われてしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-176512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療従事者の行為に基づく誤報を防ぎつつ、患者のベッドからの転倒・転落の発生を抑止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するために、本発明では、少なくとも一部が電動にて開閉可能になされたベッド柵をベッドの周囲に設置し、ベッドの内側にいる患者がベッドの内側から視認可能な位置にベッド柵の開閉を指示するための第1の操作指示手段を設けるとともに、ベッドの内側にいる患者がベッドの内側から視認できない位置または患者の手が届かない位置にベッド柵の開閉を指示するための第2の操作指示手段を設ける。そして、第1の操作指示手段によるベッド柵の開閉操作および第2の操作指示手段によるベッド柵の開閉操作のうち、第1の操作指示手段にてベッド柵の開操作が行われた場合にのみナースコールの呼び出しを行うようにしている。
【発明の効果】
【0008】
上記のように構成した本発明によれば、患者がベッドから降りる際には第1の操作指示手段を開操作してベッド柵を開状態にする必要があり、第1の操作指示手段を開操作するとナースコールの呼び出しが行われる。このため、電動でベッド柵が開状態となる前に呼び出しを行うことが可能となる。一方、医療従事者が患者に看護行為等を行うためにベッド柵を開状態にする際には、第2の操作指示手段を開操作すればよく、この場合にナースコールの呼び出しは行われない。これにより、医療従事者の行為に基づく誤報を防ぎつつ、患者がベッドから降りられる状態となる前の早いタイミングの呼び出しによって患者のベッドからの転倒・転落の発生を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。
本実施形態による開閉制御装置の機能構成例を示す図である。
本実施形態のナースコールが適用されるベッドの構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの全体構成例を示す図である。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの1つの構成要素である開閉制御装置の機能構成例を示す図である。図3は、本実施形態のナースコールが適用されるベッドの構成例を示す図である。図3(a)はベッドを上方から見た状態、図3(b)(c)はベッドを側方から見た状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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