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公開番号
2025017491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120551
出願日
2023-07-25
発明の名称
消火用ノズルおよび消火器
出願人
日本ドライケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A62C
31/02 20060101AFI20250130BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】二次電池等の火災を抑制するための高い冷却効果を得ることができる消火用ノズルを提供する。
【解決手段】一方の側が消火薬剤入口13になっており、他方の側が消火薬剤出口15になっている貫通孔9で形成されている空間11が設けられている筐体5と、筒状の側壁部23と底壁部25とを備えた有底筒状に形成され、筒状の側壁部23が消火薬剤出口15側に位置するようにして、筐体5の空間11に設置され、消火薬剤入口13から筐体5の空間11に入った消火薬剤31を消火薬剤出口15から流出させるための流路を形成する切り欠き27もしくは貫通孔29が筒状の側壁部23に設けられており、切り欠き27の中心軸もしくは貫通孔29の中心軸が、筒状の側壁部23の中心軸に対してねじれの位置にある消火薬剤ガイド体7、を有する消火用ノズル1である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一方の側が消火薬剤入口になっており、他方の側が消火薬剤出口になっている貫通孔で形成されている空間が設けられている筐体と、
筒状の側壁部と底壁部とを備えた有底筒状に形成され、前記筒状の側壁部が前記消火薬剤出口側に位置するようにして、前記筐体の空間に設置され、前記消火薬剤入口から前記筐体の空間に入った消火薬剤を前記消火薬剤出口から流出させるための流路を形成する切り欠きもしくは貫通孔が前記筒状の側壁部に設けられており、前記切り欠きの中心軸もしくは前記貫通孔の中心軸が、前記筒状の側壁部の中心軸に対してねじれの位置にある消火薬剤ガイド体と、
を有する消火用ノズル。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記筐体の空間に設置され、前記消火薬剤ガイド体を前記消火薬剤出口側に付勢して、前記消火薬剤ガイド体の前記筐体の空間内における位置を固定する弾性体を有する請求項1に記載の消火用ノズル。
【請求項3】
前記切り欠もしくは前記貫通孔が複数設けられており、
これらの複数の切り欠きもしくは貫通孔は、前記消火薬剤ガイド体の筒状の側壁部の周を等分配する位置に配置されている請求項1に記載の消火用ノズル。
【請求項4】
前記消火薬剤を内部に蓄えている消火器本体と、
前記消火器本体から延出しており、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の消火用ノズルが先端部に設置されているホースと、
を有する消火器。
【請求項5】
前記消火薬剤は、炭化水素系ノニオン界面活性剤と水溶性有機溶剤とを有効成分として含み、粘度が200cSt以下である請求項4に記載の消火器。
【請求項6】
一方の側が消火薬剤入口になっており、他方の側が消火薬剤出口になっている貫通孔で形成されている空間が設けられている筐体と、
前記消火薬剤入口から前記筐体の空間に入ってきた消火薬剤が、前記貫通孔の中心軸まわりで旋回する速度成分を持って前記消火薬剤出口から流出されるようにするために、前記筐体の空間内に設置されている消火薬剤ガイド体と、
を有する消火用ノズル。
【請求項7】
前記消火薬剤を内部に蓄えている消火器本体と、
前記消火器本体から延出しており、請求項6に記載の消火用ノズルが先端部に設置されているホースと、
を有し、前記消火薬剤は、炭化水素系ノニオン界面活性剤と水溶性有機溶剤とを有効成分として含み、粘度が200cSt以下である消火器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消火用ノズルおよびこの消火用ノズルが使用される消火器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ノズル部を回転させて位置調整を行い、放水形態を変化させる消火用放水ノズルが知られている(特許文献1参照)。また、ノズル部の内側にスパイラル部を設け水流を渦流にしている消火用ノズルが知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-22643号公報
特開2011-212225号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、二次電池、特にリチウムイオン電池の火災は、発火した電池の熱が近傍の電池を加熱して熱暴走が連鎖するため、従来の粉末や泡の消火器では、迅速な消火が難しい。また、消火剤が液体である消火器を二次電池の火災の消火に用いても、二次電池の火災を抑制するための高い冷却効果と浸透力を得ることは難しい。さらに、消火薬剤を二次電池に向けて流出する消火用ノズルに、二次電池の火災を抑制するための高い冷却効果を得るための機能が要求される。
【0005】
本発明は、二次電池等の火災を抑制するための高い冷却効果を得ることができる消火用ノズルと、この消火用ノズルが使用されている消火器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る消火用ノズルは、一方の側が消火薬剤入口になっており、他方の側が消火薬剤出口になっている貫通孔で形成されている空間設けられている筐体と、筒状の側壁部と底壁部とを備えた有底筒状に形成され、前記筒状の側壁部が前記消火薬剤出口側に位置するようにして、前記筐体の空間に設置され、前記消火薬剤入口から前記筐体の空間に入った消火薬剤を前記消火薬剤出口から流出させるための流路を形成する切り欠きもしくは貫通孔が前記筒状の側壁部に設けられており、前記切り欠きの中心軸もしくは前記貫通孔の中心軸が、前記筒状の側壁部の中心軸に対してねじれの位置にある消火薬剤ガイド体とを有する消火用ノズルである。
【0007】
本発明の態様に係る消火用ノズルは、前記筐体の空間に設置され前記消火薬剤ガイド体を前記消火薬剤出口側に付勢して前記消火薬剤ガイド体の前記筐体の空間内における位置を固定する弾性体を有する消火用ノズルである。
【0008】
本発明の態様に係る消火用ノズルでは、前記切り欠もしくは前記貫通孔が複数設けられており、これらの複数の切り欠きもしくは貫通孔は、前記消火薬剤ガイド体の筒状の側壁部の周を等分配する位置に配置されている。
【0009】
本発明の態様に係る消火器は、前記消火薬剤を内部に蓄えている消火器本体と、前記消火器本体から延出しており、前記消火用ノズルが先端部に設置されているホースとを有する消火器である。
【0010】
本発明の態様に係る消火器では、前記消火薬剤が、炭化水素系ノニオン界面活性剤と水溶性有機溶剤とを有効成分として含み、粘度が200cSt以下である。
(【0011】以降は省略されています)
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