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公開番号
2025017047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119916
出願日
2023-07-24
発明の名称
吸収性物品
出願人
日本製紙クレシア株式会社
代理人
主分類
A61F
13/511 20060101AFI20250129BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】使用済みの吸収性物品を衛生的に分割してコンパクトにして廃棄することが可能な吸収性物品を提供する。
【解決手段】本発明の第1の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシート12と、トップシートとバックシート12との間に配置された吸収体13とを備える吸収性物品10であって、吸収体13は、長手方向に沿って分割されて幅方向に互いに離間した状態でトップシートとバックシート12との間に配置され、トップシートは、分割された吸収体13A,13B間の隙間領域14に配置されて長手方向に沿って一端から他端まで延びるミシン目を有し、バックシート12は、長手方向の両端部に形成されて、トップシートのミシン目と幅方向に同じ位置に配置されるバックシート切り口17を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体とを備える吸収性物品であって、
前記吸収体は、長手方向に沿って分割されて幅方向に互いに離間した状態で前記トップシートと前記バックシートとの間に配置され、
前記トップシートは、分割された前記吸収体間の領域に配置されて長手方向に沿って一端から他端まで延びる易切断部を有し、
前記バックシートは、長手方向の両端部に形成されて、前記トップシートの前記易切断部と幅方向に同じ位置に配置されるバックシート切り口を有する
ことを特徴とする吸収性物品。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記トップシートは、長手方向の両端部に形成されて、前記易切断部の長手方向の両側に位置するトップシート切り口を有し、
前記トップシート切り口は、前記バックシート切り口と同じ形状に形成され、前記バックシート切り口と厚み方向に重なる位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
【請求項3】
前記トップシートの前記易切断部は、幅方向の中央に配置される
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項4】
前記トップシートの前記易切断部は、ミシン目である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
【請求項5】
前記バックシート切り口は、V状に切り欠かれた形状である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、吸収性物品に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、千切り取り紙パッドを有するオムツが開示されている。このオムツは、大別してオムツカバーと、これに着脱可能に装着される紙パッド部とからなり、紙パッド部は、紙パッドとこの外面側を覆う水洩れ防止カバーとからなる。紙パッドにはミシン目が設けられている。汚物が液状体の場合には紙パッドに吸着される。この場合、用済みの紙パッドを処理する際には、オムツカバー部のポケットからビニール手袋を取り出して手に挿着した後、紙パッドをミシン目から裁断し、小片の紙パッド片に千切り、トイレ内に投入する。
【0003】
特許文献2,3には、吸収パッドが開示されている。この吸収パッドは、一対の液透過性の表面シートと、両シートの間に挟まれた2つの吸収体とを備えている。2つの吸収体の間には、ミシン目が形成されている。使用者は、必要に応じて吸収パッドをミシン目で小さいサイズに切断して使用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-215710号公報
特開2011-041665号公報
特開2011-056091号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、尿を吸収した使用後の吸収性物品は、膨潤により体積が増大し、廃棄時に嵩張るという課題がある。
【0006】
特許文献1に記載のオムツの紙パッド(吸収性物品)では、汚水を吸水した紙パッドを千切り取る際は、予め付設されているビニール手袋を用いる必要があり、作業性の低下や汚水との接触が生じる課題がある。
【0007】
また、特許文献2,3に記載の吸収パッド(吸収性物品)は、体液等の吸水後の吸収パッドの切断を考慮したものではなく、仮に体液等の吸水後に吸収パッドの切断を行う場合、液不透過性のシート等がないため、汚水との接触が生じてしまう可能性がある。
【0008】
そこで、本開示は、使用済みの吸収性物品を衛生的に分割してコンパクトにして廃棄することが可能な吸収性物品の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収体とを備える吸収性物品であって、前記吸収体は、長手方向に沿って分割されて幅方向に互いに離間した状態で前記トップシートと前記バックシートとの間に配置され、前記トップシートは、分割された前記吸収体間の領域に配置されて長手方向に沿って一端から他端まで延びる易切断部を有し、前記バックシートは、長手方向の両端部に形成されて、前記トップシートの前記易切断部と幅方向に同じ位置に配置されるバックシート切り口を有する。
【0010】
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の吸収性物品であって、前記トップシートは、長手方向の両端部に形成されて、前記易切断部の長手方向の両側に位置するトップシート切り口を有し、前記トップシート切り口は、前記バックシート切り口と同じ形状に形成され、前記バックシート切り口と厚み方向に重なる位置に配置される。
(【0011】以降は省略されています)
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