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公開番号
2025016713
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024193860,2018026670
出願日
2024-11-05,2012-05-31
発明の名称
運動関連の神経疾患を治療する、および/または診断するための発光装置
出願人
フォトファーミクス・インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61N
5/06 20060101AFI20250128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】運動関連の神経疾患を診断するように、および/またはそれに対して治療効果を有するように調整された光を放出する装置を提供する。
【解決手段】発光装置10は、少なくとも1つの運動関連の神経疾患に対処する、および/または診断するように調整された光を放出する。青色~緑色の光および緑色の光は、運動関連の神経疾患またはそれらの症状を治療するために役に立つ。濃い赤色の光および近赤外放射は、運動関連の神経疾患に関与している可能性がある網膜細胞および/またはニューロンの修復を促進することができる。アンバー色、オレンジ色および赤色の光によって運動関連の神経疾患を早期に診断できるようになる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
運動関連の神経疾患を患っている患者に光治療を施すための装置において、
運動関連の神経疾患を治療する波長にて強度ピークを有する可視光の少なくとも1つの第1の帯域幅を環境より高い強度で放出する一方、可視光の少なくとも1つの第2の帯域幅を環境より低い強度で放出するための少なくとも1つの光源を含む、装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
前記可視光の少なくとも1つの第2の波長の前記環境より低い強度は、少なくとも1つの前記運動関連の神経疾患の少なくとも1つの症状を悪化させる程ではない、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つの第1の帯域幅は、可視光の複数の帯域幅を含み、
各第1の帯域幅は、運動関連の神経疾患を治療する波長にて強度ピークを有する、請求項1または請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記可視光の少なくとも1つの第1の波長は、可視光の青色~緑色の波長および可視光の緑色波長の少なくとも1つを含む、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つの第1の波長は、ピークを460nm~570nmの範囲中に含む、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記可視光の少なくとも1つの第2の波長は、可視光のアンバー色波長、可視光のオレンジ色波長および可視光の赤色波長の少なくとも1つを含む、請求項1、4または5のいずれかに記載の装置。
【請求項7】
前記少なくとも1つの第2の波長は、ピークを575nm~750nmの範囲中に含む、請求項1、4または5のいずれかに記載の装置。
【請求項8】
前記少なくとも1つの光源は、
前記可視光の少なくとも1つの第1の波長および前記可視光の少なくとも1つの第2の波長を発生する少なくとも1つの多色光の源と、
前記多色光の源が発生する前記可視光の少なくとも1つの第2の波長が、前記少なくとも1つの光源によって放出されないように防止するための少なくとも1つのフィルタとを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
【請求項9】
前記多色光の源は、白色光の源を含む、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記少なくとも1つの光源は、少なくとも1つの緑色光の光源をさらに含む、請求項1乃至5のいずれかに記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
「LIGHT-EMITTING APPARATUSES FOR TREATING AND/OR DIAGNOSING MOTOR-RELATED NEUROLOGICAL CONDITIONS」と題する、2011年5月31出願のより早期に出願された米国仮特許出願第61/491,864号に基づき、優先権を主張するものであり、その全体の開示は、本明細書に援用する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【0002】
本発明は、一般に、光を放出する装置に関する。詳細には、本発明は、運動関連の神経疾患を診断するように、および/またはそれに対して治療効果を有するように調整された光を放出する装置に関する。本発明の光治療装置は、患者の眼に光を導くように構成することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
本発明の発光装置は、光源と、光源を動作させるための電気構成要素と、光源および電気構成要素を搭載するためのハウジングとを含む。さらに、発光装置は、電気構成要素の1つまたは複数と協働しユーザが光源の動作を制御できるようにするコントロールを含むことができる。コントロールは、光源に対する基本的な制御、すなわち光源をオン/オフする能力をユーザに与えることができる。さらに、コントロールは、より複雑な機能を実施する能力をユーザに与えることができ、これらの複雑な機能は、これらに限定されないが光源が放出する光の強度を調節する能力、光源が放出する光のスペクトル(複数可)を調整する能力を含めて光源が放出する光の色(複数可)を調節する能力、および光源が動作する期間を制御する能力の1つまたは複数を含む。
【0004】
いくつかの実施形態では、本発明の発光装置のコントロールは、事前にプログラムされるマイクロコントローラ、1つまたは複数のマイクロプロセッサなど、1つまたは複数の処理要素を含むことができる。本発明の発光装置の処理要素は、発光装置のエレクトロニクスと通信し、光源と間接的に通信する。それによって、処理要素は、光源の動作を制御することができる。本発明の発光装置のコントロールが処理要素を含む実施形態では、また、発光装置は、付随する入力要素および出力要素を含むことができ、いくつかの実施形態では、通信要素を含むことができる。
【0005】
一態様では、本発明は、運動関連の神経疾患に対処するように調整された光を放出するように構成される発光装置を含む。様々な実施形態では、かかる発光装置は、運動関連の神経疾患、運動関連の神経疾患の症状を治療することになる、および/または運動関連の神経疾患の一因となる恐れがある網膜細胞の修復および/または運動関連の神経疾患に関与している可能性があるニューロンの修復を促進することになる所定の波長において少なくとも1つの強度ピークを有する可視光を放出することができる。
【0006】
運動関連の神経疾患またはそれらの症状を治療する波長の実施例は、必ずしもこれらに限定されないが光の青色~緑色の波長および光の緑色波長を含み、それらは、また、簡単化のために、それぞれ本明細書で「青色~緑色の光」および「緑色光」と称する。本発明の範囲を限定せずに、「緑色光」は、光の狭帯域幅(すなわち、可視緑色光の単一波長の光または可視緑色光の波長の狭い範囲の光)を指し、さらにまた、強度ピークが緑色光の1つまたは複数の波長に在る、より広いスペクトル光(たとえば、白色光、他の多色光(すなわち、光のマルチ・カラー)の混合など)を指す。また、「青色~緑色の光」は、光
の狭帯域幅、および強度ピークが青色~緑色の光の1つまたは複数の波長に在る多色光を含む。
【0007】
濃い赤色光および近赤外光(たとえば、650nm~900nmなど)の波長は、ミトコンドリアの修復を活性化することができ、したがって、ミトコンドリアがその一部である網膜細胞および/またはニューロンを含む、細胞の修復を活性化することができる。また、光は、光を使用して眼の網膜細胞および/または黒質のニューロンの修復を活性化することによって、多くの運動関連の神経疾患の症例に対処することができる。
【0008】
発光装置は、可視光(たとえば、青色~緑色の光および/または緑色光、濃い赤色光および/または近赤外放射など)を、1つまたは複数の運動関連の神経疾患またはそれらの症状を治療するレベル(たとえば、強度、光子密度、放射照度など)で放出するように構成することができる。様々な実施形態では、光の1つまたは複数の治癒する力がある波長は、標準的な屋内環境の照明下でそのような波長の対応する、本明細書では「環境レベル」と称するレベルを超えるレベルで、投与することができる。いくつかの実施形態では、光の1つまたは複数の治癒する力がある波長は、標準的な屋内照明下で光のこれらの波長の平均レベルを超えるレベルで投与することができる。これらの平均レベルは、本明細書では「平均環境レベル」と称する。
【0009】
1つまたは複数の運動関連の神経疾患について治療を施すように構成される発光装置は、1つまたは複数の運動関連の神経疾患の症状を和らげる(たとえば、増進させる、悪化させるなど)光の1つまたは複数の波長を、環境より低い強度で放出するように構成することができる。症状を悪化させる波長は、可視赤色波長を含み、また、光の可視のオレンジ色およびアンバー色の波長の1つまたは複数を含むと見なすことができるはずである。いくつかの実施形態では、そのような発光装置は、治癒力のある光を放出することができ、さらに、光の症状を悪化させる波長を、環境より低い強度で放出することができる。他の実施形態では、そのような発光装置は、光の1つまたは複数の症状を悪化させる波長をまったく放出することなく、または実質的に放出することなく、治癒力のある光を放出することができる。
【0010】
発光装置が、光の1つまたは複数の治癒力のある波長を、環境より高いレベルで放出するように構成されるいくつかの実施形態では、発光装置は、光の1つまたは複数の症状を悪化させる波長を、環境レベルで、またはそれより低いレベルで放出することができる。他の実施形態では、発光装置は、治癒力のある光の1つまたは複数の波長を、環境より高いレベルで放出することができ、さらにまた、光の少なくとも1つの症状を増進させる波長の光を実質的に放出しない、または光の少なくとも1つの症状を増進させる波長の光をまったく放出しないことができる。したがって、光源は、少なくとも1つの運動関連の神経疾患に対処する光の1つまたは複数の波長と、少なくとも1つの運動関連の神経疾患の症状を明らかにしない、または悪化させない光とだけからなる光、またはそれらからなる光さえ放出するように構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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