TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025016614
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024189887,2022212801
出願日
2024-10-29,2018-05-25
発明の名称
液体クレンジング組成物
出願人
ユニリーバー・アイピー・ホールディングス・ベスローテン・ヴェンノーツハップ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/36 20060101AFI20250128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】加工処理可能で安定であり、皮膚に対して消費者の利益(例えば、保湿、美白)をもたらす液体クレンジング組成物を提供する。
【解決手段】1)10~45重量%のC
8
-C
20
の脂肪酸または脂肪酸石鹸、2)5重量%未満、好ましくは1~3重量%の合成界面活性剤、3)0.1~5重量%の12-ヒドロキシステアリン酸(12-HSA)、4)20~50重量%のポリオール、及び5)0~5重量%のカチオン性ポリマー、を含む、液体クレンジング組成物とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
a)10~45重量%、好ましくは20~45重量%、より好ましくは25~45重量
%のC
8
-C
20
、好ましくはC
10
-C
20
またはC
12
-C
18
の脂肪酸または脂肪
酸石鹸(下記サブパラグラフ(c)の0.1~5%の12-HSAを含む)であって、前
記総脂肪酸および脂肪酸石鹸の45~65%、好ましくは50~63%、より好ましくは
55~62%がC
14
ミリスチン酸である、脂肪酸または脂肪酸石鹸、
b)5重量%未満、好ましくは1~3重量%の合成界面活性剤、
c)0.1~5重量%、好ましくは0.5~4重量%の12-ヒドロキシステアリン酸
(12-HSA)であって、0.1~5%の12-HSAは成分(a)の一部である、1
2-ヒドロキシステアリン酸、
d)20~50重量%、好ましくは21~40重量%のポリオール、
e)0~5重量%、好ましくは0.01~3重量%、好ましくは0.03~2重量%の
カチオン性ポリマー、および
f)バランス量の水
を含む、液体クレンジング組成物であって、
前記液体クレンザ組成物のpHは8.0~11.0、好ましくは8.5~10.0であ
り、
前記ミリスチン酸の量(重量%)は、以下の式:
TIFF
2025016614000005.tif
13
162
に従って計算される、組成物。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記組成物が共界面活性剤を含み、前記共界面活性剤がアルキルグルコシドである、請
求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記ポリオールがグリセリン、アルキレングリコールおよびそれらの混合物からなる群
から選択される、請求項1または2に記載の組成物。
【請求項4】
12-HSAを含む安定で加工処理可能な液体組成物を提供する方法であって、前記方
法が、請求項1~3のいずれか一項に記載の組成物を形成することを含む、方法。
【請求項5】
a)容器内で脂肪酸、ポリオール、水および任意の構造化剤および任意のキレート剤を
組み合わせる工程、
b)工程a)の前記混合物のすべての成分が融解するまで加熱する工程、
c)KOH、カチオン性ポリマー、および任意の共界面活性剤を添加する工程、および
d)冷却させる工程
を含む、請求項4に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体クレンジング組成物、特に、加工処理可能で安定であり、皮膚に対して
消費者の利益(例えば、保湿、美白)をもたらす組成物に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
消費者に適した液体クレンジング組成物では、組成物は加工処理可能(例えば、混合ブ
レードが詰まることなくすべての成分を混合できるようなレオロジーを有する)で、安定
(例えば、定義された温度で定義された時間にわたって相分離しない)であるべきであり
、適切な感覚的経験を提供するレオロジー特性を有するべきである。皮膚の健康または他
の利点を有する成分を添加することが望ましい。
【0003】
そのような液体への組み込みに特に有益な分子の1つは、12-ヒドロキシステアリン
酸(「12-HSA」)である。12-HSAは、皮膚の健康に影響を与える可能性のあ
る、周知のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(「Ppar」)活性化剤である。
【0004】
ただし、液体配合物への12-HSAの組み込みは、配合物の構造化、配合物の粘度、
加工処理、および安定性に影響を与える可能性があるため、課題となる。どのように組み
込むかについての指示がない場合、12-HSAの使用は通常、配合物の濃厚化または薄
化、および/または経時的な相分離(不安定性)につながる。
【0005】
具体的には、合成界面活性剤の濃度が低い配合物、主に脂肪酸および脂肪酸石鹸に基づ
く組成物(すなわち、脂肪酸および脂肪酸石鹸、好ましくはC
8
-C
20
脂肪酸および石
鹸の組み合わせを有する組成物であり、これは組み合わせおよび他の界面活性剤の50%
超過である)では、12-HSAの使用は、通常、加工処理不可能である、不安定である
(すなわち、定義されるような「ストレス」安定でない)、またはその両方である組成物
をもたらす。
【0006】
非常に驚くべきことに、および予想外に、本出願人は、このような主に脂肪酸および脂
肪酸石鹸に基づく低合成界面活性剤組成物において、組成物が加工処理性および安定性の
両方を保持しながら12-HSAを使用できる配合枠(formulation win
dow)を見出した。配合枠は、特定のミリスチン酸(使用されるすべての脂肪酸の45
~65重量%)が、下限レベル(組成物の20重量%以上、好ましくは21~40重量%
、最も好ましくは25~35重量%)のポリオールと組み合わせて使用されなければなら
ないような脂肪酸の特定の選択を含む。この特定のミリスチン酸の枠に入らない組成物、
またはポリオール(例えばグリセリン、ポリアルキレングリコール)の下限レベルを有し
ていない組成物は、加工処理性および安定性の両方の要件を満たさない。
【0007】
石鹸棒状組成物での12-HSAの使用は新しいものではない。
【0008】
Chokappa et al.に対する米国特許第6,730,643号明細書は、
30~60重量%の総脂肪物質(「TFM」)を含む透明棒状石鹸を開示し、ここで1~
15重量%は、12-ヒドロキシステアリン酸の塩またはその前駆体である。これらの組
成物は棒状であり、例えば安定性の問題および液体組成物を安定化するために定義された
脂肪酸レベルでミリスチン酸を選択することは無関係である。
【0009】
Uchiyama et al.に対する米国特許第5,876,705号明細書は、
12-HSAを含む0.9~10%の脂肪化合物を含み得るコンディショニングシャンプ
ーを開示している。これらは、脂肪酸に基づく系ではなく、本発明の組成物に関連する問
題も解決策も考慮されていない。
【0010】
それぞれGlenn,Jr.et al.に対する米国特許第5,885,948号明
細書;米国特許第6,080,707号明細書;および米国特許第6,080,708号
明細書は、0.5~10重量%の、液体安定剤として12-HSAを含む結晶性ヒドロキ
シル含有液体を含む液体組成物を開示している。脂肪酸に基づく組成物はいずれにも開示
されていない;このような組成物に関連する問題をいずれも認識していない;本発明者ら
の発明の特定の解決策(すなわち、ミリスチン酸の枠、ポリオールの下限レベル)を想定
するものはない。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
7日前
個人
鼾防止用具
3日前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
歯茎みが品
1か月前
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
導電香
24日前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
脈波測定方法
10日前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
脈波測定方法
3日前
個人
マッサージ機
18日前
個人
乗馬テラピー
4か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
染毛方法
3か月前
個人
収納容器
2か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
片足歩行支援具
1か月前
個人
クリップ
1か月前
個人
磁器治療器
4か月前
個人
鼻腔拡張具
6か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
口内洗浄具
10日前
個人
動体視力強化装置
4か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
1か月前
株式会社ナカニシ
生検針
4か月前
個人
避難困難者救出台車
1か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
6か月前
株式会社コーセー
化粧料
1か月前
個人
血管硬化度算出方法
4か月前
株式会社 MTG
浴用剤
25日前
個人
除菌システム
1か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
3か月前
東レ株式会社
下肢着用具
4か月前
株式会社ニデック
眼科装置
5か月前
続きを見る
他の特許を見る