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公開番号2025016593
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024189114,2022176366
出願日2024-10-28,2018-09-07
発明の名称非ウイルス性カプシド不含DNAベクターの脂質ナノ粒子製剤
出願人ジェネレーション バイオ カンパニー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類C12N 15/88 20060101AFI20250128BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】非ウイルス性カプシド不含DNAベクターの脂質ナノ粒子製剤の提供。
【解決手段】本明細書では、イオン化脂質と、共有結合性閉端を有する非ウイルス性カプシド不含DNAベクターとを含む、脂質ナノ粒子製剤が提供される。イオン化脂質と、共有結合性閉端を有する非ウイルス性カプシド不含DNAベクター(ceDNAベクター)とを含む、脂質粒子であって、前記ceDNAベクターが、非対称逆位末端反復配列(非対称ITR)の間に操作可能に位置付けられた少なくとも1つの異種ヌクレオチド配列を含み、前記非対称ITRのうちの少なくとも1つが、機能的末端分解部位およびRep結合部位を含む、脂質粒子。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
イオン化脂質と、共有結合性閉端を有する非ウイルス性カプシド不含DNAベクター(ceDNAベクター)とを含む、脂質粒子であって、前記ceDNAベクターが、非対称逆位末端反復配列(非対称ITR)の間に操作可能に位置付けられた少なくとも1つの異種ヌクレオチド配列を含み、前記非対称ITRのうちの少なくとも1つが、機能的末端分解部位およびRep結合部位を含む、脂質粒子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、米国特許法第119条(e)の下、2017年9月8日出願の米国仮特許出願第62/556,334号、2017年9月8日出願の同第62/556,333号、2017年9月9日出願の同第62/556,381号、2018年5月23日出願の同第62/675,317号、2018年5月23日出願の同第62/675,322号、2018年5月23日出願の同第62/675,324号、2018年5月23日出願の同第62/675,327号の利益を主張し、各々の内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,600 文字)【0002】
配列表
本出願は、ASCIIフォーマットで電子的に提出され、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる配列表を含む。2018年9月7日に作成された前述のASCIIコピーは、080170-090660WOPT_SL.txtという名前が付けられ、サイズは63,790バイトである。
【0003】
本発明は、非ウイルス性カプシド不含DNAベクターの脂質ナノ粒子(LNP)、および標的細胞、組織、器官、または生物への外因性DNA配列の送達のためのそれらの使用を対象とする。
【背景技術】
【0004】
最近では、AAV2 ITRに隣接した導入遺伝子を含む共有結合性閉端を有する非ウイルス性カプシド不含DNAベクターが報告された。しかしながら、インビトロおよびインビボでの、細胞へのこれらのDNAベクターの標的送達は、依然として難題である。したがって、これらの難題に対処する製剤に対する必要性が、当該技術分野において残っている。
【発明の概要】
【0005】
一態様では、イオン化脂質およびカプシド不含非ウイルス性ベクター(ceDNA)を含む新規の脂質製剤が、本明細書に提供される。本明細書に記載されるceDNAベクターは、共有結合性閉端を有する相補的DNAの連続鎖(直鎖状で連続的な非カプシド化構造)およびから形成されたカプシド不含の直鎖状二重鎖DNA分子であり、互いに関して異なるか、または非対称である5’逆位末端反復(ITR)配列および3’ITR配列を含む。一態様では、共有結合性閉端を有する非ウイルス性カプシド不含DNAベクターは、好ましくは直鎖状二重鎖分子であり、2つの異なる逆位末端反復配列(ITR)(例えば、AAV ITR)の間に操作可能に位置づけられた異種核酸をコードするベクターポリヌクレオチドから取得可能であり、ITRのうちの少なくとも1つは、末端分解部位および複製タンパク質結合部位(RPS)(時として複製的タンパク質結合部位と称される)、例えば、Rep結合部位を含み、ITRのうちの1つは、他のITRに関する欠失、挿入、および/または置換を含む。すなわち、ITRのうちの1つは、他のITRに対して非対称である。一実施形態では、ITRのうちの少なくとも1つは、AAV ITR、例えば、野生型AAV ITRまたは修飾型AAV ITRである。一実施形態では、ITRのうちの少なくとも1つは、他のITRに対する修飾型ITRであり、すなわち、ceDNAは、互いに対して非対称であるITRを含む。
【0006】
一実施形態では、ITRのうちの少なくとも1つは、非機能的ITRである。
【0007】
いくつかの実施形態では、ITRのうちの1つ以上は、野生型ITRではない。
【0008】
いくつかの実施形態では、ceDNAベクターは、ceDNAベクター上に単一認識部位を有する制限酵素で消化され、未変性ゲルおよび変性ゲルの両方の電気泳動によって分析されたときに、直鎖状で非連続的なDNA対照と比較して特徴的な直鎖状で連続的なDNAのバンドを示す。
【0009】
いくつかの実施形態では、ceDNAベクターの非対称ITR配列のうちの1つ以上は、パルボウイルス、ディペンドウイルス、およびアデノ関連ウイルス(AAV)から選択されるウイルスに由来する。いくつかの実施形態では、非対称ITRは、異なるウイルス血清型に由来する。例えば、1つ以上の非対称ITRは、AAV1、AAV2、AAV3、AAV4、AAV5、AAV6、AAV7、AAV8、AAV9、AAV10、AAV11、およびAAV12から選択されるAAV血清型に由来し得る。
【0010】
いくつかの実施形態では、ceDNAベクターの非対称ITR配列のうちの1つ以上は、合成である。
(【0011】以降は省略されています)

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