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公開番号
2025016554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024186751,2023122426
出願日
2024-10-23,2014-09-25
発明の名称
マトリックスメタロプロテイナーゼ基質及び他の切断可能部分並びにそれらの使用方法
出願人
シトムクス セラピューティクス,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07K
7/06 20060101AFI20250128BHJP(有機化学)
要約
【課題】プロテアーゼのための新規基を同定し、そして種々の治療的、診断的及び予防的適用のためにそれらの基質を使用する必要性が存在する。
【解決手段】本発明は一般的に、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分を含むポリペプチド、少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含む活性化可能抗体及び他の大分子、及び少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含むそれらのポリペプチドの製造方法及び種々の治療的、診断的及び予防的適用のためへのそれらの使用方法に関する。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
配列番号353~363、372~375、376~378、395~401、411~419、426~433、437~449、454~456、459~469、475~482、487~495、318~323、325~327、330~335、341~347、14~33、及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドであって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記CMが、配列番号353~363、372~375、376~378、395~401、411~419、426~433、437~449、454~456、459~469、475~482、及び487~495から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項3】
前記CMが、配列番号318~323、325~327、330~335、及び341~347から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項4】
前記CMが、配列番号14~33及び159から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項5】
配列番号353~363から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドであって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
【請求項6】
配列番号372~375から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
【請求項7】
配列番号376~378から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
【請求項8】
配列番号395~401から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
【請求項9】
配列番号411~419から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
【請求項10】
配列番号426~433から成る群から選択されるアミノ酸配列を含む、切断可能部分(CM)を含む単離ポリペプチドあって、ここで、前記切断可能部分が、プロテアーゼのための基質である、単離ポリペプチド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2013年9月25日に提出された米国特許仮出願第61/882,377号及び2014年3月27日に提出された米国特許仮出願第61/971,332号の利益を主張し、その内容は参照により全体が本明細書に組込まれる。
続きを表示(約 3,200 文字)
【0002】
本発明は一般的に、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分を含むポリペプチド、少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含む活性化可能抗体及び他の大分子、及び少なくとも1つのMMPプロテアーゼのための基質である切断可能部分を含むそれらのポリペプチドの製造方法及び種々の治療的、診断的及び予防的適用のためへのそれらの使用方法に関する。
【背景技術】
【0003】
プロテアーゼは、アミノ酸残基間のペプチド結合を切断することにより、タンパク質を分解する酵素である。プロテアーゼは天然において、すべての生物に存在し、そして単純な分野から高度に制御された経路までの種々の生理的反応に関与している。いくつかのプロテアーゼは、タンパク質内の特定のアミノ酸配列の存在に基づいて、特定のペプチド結合を分離することが知られている。
【0004】
従って、プロテアーゼのための新規基を同定し、そして種々の治療的、診断的及び予防的適用のためにそれらの基質を使用する必要性が存在する。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である切断可能部分(CM)を含むアミノ酸配列を提供する。それらのCMは、種々の治療的、診断的及び予防的適用において有用である。
【0006】
いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも1つのマトリックス・メタロプロテアーゼ(MMP)のための基質である。MMPの例としては、次のものを包含する:MMP1; MMP2; MMP3; MMP7; MMP8; MMP9; MMP10; MMP11; MMP12; MMP13; MMP14; MMP15; MMP16;MMP17; MMP19; MMP20; MMP23; MMP24; MMP26; 及び MMP27。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9、MMP14、MMPl、MMP3、MMP13、MMPl7、MMPl1、及び MMPl9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP9のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、MMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、複数のMMPのための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくともMMP9及びMMP14のための基質である。いくつかの実施形態によれば、CMは、同じMMPのための複数の基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP9基質を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、少なくとも複数のMMP14基質を含む。
【0007】
いくつかの実施形態によれば、CMは、MMPのための基質であり、そして配列ISSGLLSS (配列番号14); QNQALRMA (配列番号15); AQNLLGMV (配列番号16); STFPFGMF (配列番号17); PVGYTSSL (配列番号18);DWLYWPGI (配列番号19); MIAPVAYR (配列番号20); RPSPMWAY (配列番号21); WATPRPMR (配列番号22); FRLLDWQW (配列番号23); LKAAPRWA (配列番号24); GPSHLVLT (配列番号25); LPGGLSPW (配列番号26);MGLFSEAG (配列番号27); SPLPLRVP (配列番号28); RMHLRSLG (配列番号29); LAAPLGLL (配列番号30); AVGLLAPP (配列番号31); LLAPSHRA (配列番号32); PAGLWLDP (配列番号33); 及び/又はISSGLSS (配列番号159)を包含する。
【0008】
いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLLSS (配列番号14)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列QNQALRMA (配列番号15)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AQNLLGMV (配列番号16)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列STFPFGMF (配列番号17)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PVGYTSSL (配列番号18)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列DWLYWPGI (配列番号19)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MIAPVAYR (配列番号20)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RPSPMWAY (配列番号21)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列WATPRPMR (配列番号22)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列FRLLDWQW (配列番号23)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LKAAPRWA (配列番号24)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列GPSHLVLT (配列番号25)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LPGGLSPW (配列番号26)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列MGLFSEAG (配列番号27)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列SPLPLRVP (配列番号28)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列RMHLRSLG (配列番号29)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LAAPLGLL (配列番号30)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列AVGLLAPP (配列番号31)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列LLAPSHRA (配列番号32)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列PAGLWLDP (配列番号33)を含む。いくつかの実施形態によれば、CMは、アミノ酸配列ISSGLSS (配列番号159)を含む。
【0009】
いくつかの実施形態によれば、CMは、抗体に連結されるか、又は他方では、結合される。例えば、CMは所定の標的を結合する抗体又はその抗原結合フラグメント(AB)に1又は2以上の剤を連結するために使用され、結果的に、CMは、MMPに暴露される場合、切断され、そして剤がABから放出される。典型的な標的は、表1に示される標的を包含するが、但しそれらだけには制限されない。典型的なABは、表2に示される標的を包含するが、但しそれらだけには制限されない。いくつかの実施形態によれば、未切断状態での抗体は、次のような、N-末端からC-末端への構造配置を有する:剤-CM-AB又はAB-M-剤。いくつかの実施形態によれば、抗体は、ABとCMとの間に連結ペプチドを含む。いくつかの実施形態によれば、抗体は、CMと接合された剤との間に連結ペプチドを含む。
【0010】
いくつかの実施形態によれば、抗体は、第1連結ペプチド(LP1)及び第2連結ペプチド(LP2)を含み、そして未切断状態での抗体は、次のような、N-末端からC-末端への構造配置を有する:剤-LP1-CM-LP2-AB又はAB-LP2-CM-LP1-剤。いくつかの実施形態によれば、各LP1及びLP2は、約1~20個の長さのアミノ酸のペプチドである。いくつかの実施形態によれば、2種の連結ペプチドは、お互い同一である必要はない。
(【0011】以降は省略されています)
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