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公開番号
2025016469
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024173304,2022068684
出願日
2024-10-02,2017-10-18
発明の名称
プロタンパク質転換酵素サブチリシンケキシン9(PCSK9)タンパク質の低減により心血管イベントを予防するための方法
出願人
ノバルティス アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
31/713 20060101AFI20250128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ヒト対象において心血管イベントを予防するための、皮下投与のための注射デバイスを提供する。
【解決手段】275mg~325mgの固定用量の干渉性リボ核酸(RNAi)剤を含む、皮下投与のための注射デバイスであって、二本鎖領域を形成するセンス鎖及びアンチセンス鎖を含む二本鎖リボ核酸を含み、アンチセンス鎖は5'-asCfsaAfAfAfgCfaAfaAfcAfgGfuCfuagsasa-3'(配列番号3)のヌクレオチド配列を含み、センス鎖は5'-csusagacCfuGfudTuugcuuuugu-3'(配列番号4)のヌクレオチド配列を含む、注射デバイス。(a、g、c及びuは、それぞれ2'-O-メチル(2'-OMe)A、G、C及びU;Af、Gf、Cf及びUfは、それぞれ2'-フルオロA、G、C及びU;dTは2'-デオキシチミジン;sはホスホロチオエート連結)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
対象において低密度リポタンパク質コレステロールを低下させる方法であって、治療有
効量の干渉性リボ核酸(RNAi)剤を対象に投与する工程を含み、
RNAiは、二本鎖領域を形成するセンス鎖及びアンチセンス鎖を含む二本鎖リボ核酸であ
り、アンチセンス鎖は配列番号3のヌクレオチド配列を含み、センス鎖は配列番号4のヌク
レオチド配列を含む、方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
対象において心臓イベントを予防する方法であって、治療有効量の干渉性リボ核酸(RNA
i)剤を対象に投与する工程を含み、
RNAiは、二本鎖領域を形成するセンス鎖及びアンチセンス鎖を含む二本鎖リボ核酸であ
り、アンチセンス鎖は配列番号3のヌクレオチド配列を含み、センス鎖は配列番号4のヌク
レオチド配列を含む、方法。
【請求項3】
対象において心血管死亡率及び罹患率を低減させる方法であって、治療有効量の干渉性
リボ核酸(RNAi)剤を対象に投与する工程を含み、
RNAiは、二本鎖領域を形成するセンス鎖及びアンチセンス鎖を含む二本鎖リボ核酸であ
り、アンチセンス鎖は配列番号3のヌクレオチド配列を含み、センス鎖は配列番号4のヌク
レオチド配列を含む、方法。
【請求項4】
対象が、アテローム性動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)、ASCVDとリスクが同等な状態、心
血管疾患リスクの上昇、ヘテロ接合型家族性高コレステロール血症、若しくはホモ接合型
家族性高コレステロール血症を有する、若しくはLDL-Cを低下させる必要がある、又は、
それらの組み合わせを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
対象が、約70mg/dl以上のベースライン低密度リポタンパク質(LDL-C)レベルを有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
対象が、活動性肝疾患を有していない、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
活動性肝疾患が、以下の特徴:正常上限(ULN)の2倍を超えるアラニンアミノトランスフ
ェラーゼ(ALT);ULNの2倍を超えるアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST);及びUL
Nの1.5倍を超える総ビリルビンのうちの1つ又は複数によって特定される、請求項1~6の
いずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
対象が、活動性肝疾患を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
活動性肝疾患が、以下の特徴:正常上限(ULN)の2倍を超えるアラニンアミノトランスフ
ェラーゼ(ALT);ULNの2倍を超えるアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST);及びUL
Nの1.5倍を超える総ビリルビンのうちの1つ又は複数によって特定される、請求項8に記載
の方法。
【請求項10】
対象が、バックグラウンド脂質低下療法で治療されている、請求項1から9のいずれか一
項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願
本出願は、2016年10月18日に出願された米国仮特許出願第62/409,816号;2016年11月14
日に出願された米国仮特許出願第62/422,028号;2017年3月16日に出願された米国仮特許出
願第62/472,525号;及び2017年8月25日に出願された米国仮特許出願第62/550,426号の利益
を主張し、これらの仮特許出願の各々の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
本出願はまた、2015年8月25日に出願された米国仮特許出願第62/209,526号;2016年8月2
5日に出願されたPCT出願第PCT/US2016/048666号;2012年12月5日に出願された米国仮出願
第61/733,518号;2013年3月15日に出願された米国仮出願第61/793,530号;2013年10月4日に
出願された米国仮出願第61/886,916号;2013年10月17日に出願された米国仮出願第61/892,
188号;2013年12月5日に出願されたPCT出願第PCT/US2013/073349号;及び2015年6月5日に出
願された米国特許出願第14/650,128号にも関連し、これらの仮特許出願及びPCT出願の各
々の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
配列表
本出願は、ASCIIフォーマットで電子的に提出された配列表を含有し、その全体が参照
により本明細書に組み込まれる。2017年10月18日に作成された前記ASCIIコピーは、A115-
2_3_SL.txtという名前で、サイズは1,799バイトである。
【背景技術】
【0004】
アテローム動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)は、依然として世界的な健康に対する課題と
なっている。動脈壁内の脂肪沈着物、炎症細胞、及び瘢痕組織の蓄積を特徴とする組織的
な疾患プロセスであるアテローム性動脈硬化症は、臨床的心血管イベントの大部分の根本
的な原因となっている。様々な種類の治療及び予防策が開発されてきたが、低密度リポタ
ンパク質コレステロール(LDL-C)を低減させることが、依然としてASCVDと戦うための定評
のある戦略となっている。この目的のために、スタチンが脂質レベルを低下させるために
広く使用されている治療法となっているが、危険にさらされている多くの対象は、上昇し
たレベルのLDL-Cを有し続けている。
【0005】
プロタンパク質転換酵素サブチリシンケキシン9(protein convertase subtilisin kexi
n 9)(PCSK9)が最近、LDL-Cレベルを低減させるための標的として同定された。PCSK9はサ
ブチリシンセリンプロテアーゼファミリーのメンバーであり、コレステロール代謝におい
て役割を果たすことが示されている。
【0006】
PCSK9をブロックするモノクローナル抗体が開発されており、循環PCSK9レベルを低減さ
せ、LDL-C濃度を下げることが実証された。しかし、PCSK9のモノクローナル抗体は、効果
が短期間であり、これは著しい投与及び経済上の負担を引き起こし得る。
【0007】
したがって、LDL-Cレベルを低減させ、そして最終的にはASCVDを治療又は予防すること
を目的とした、効果的な治療又は予防措置が当技術分野において必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
米国仮特許出願第62/209,526号
PCT出願第PCT/US2016/048666号
米国仮出願第61/733,518号
米国仮出願第61/793,530号
米国仮出願第61/886,916号
米国仮出願第61/892,188号
PCT出願第PCT/US2013/073349号
米国特許出願第14/650,128号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、それを必要とする対象のための予防的又は治療的な方法におけるPCSK9の合
成を阻害するRNA干渉(RNAi)剤の使用に関する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一態様において、本発明は、対象においてLDL-Cを低下させる方法に関する。この方法
は、有効量のRNAi剤を対象に投与する工程を含み、ここで、RNAi剤は、二本鎖領域を形成
するセンス鎖及びアンチセンス鎖を含む二本鎖リボ核酸である。アンチセンス鎖は配列番
号3のヌクレオチド配列を含み、センス鎖は配列番号4のヌクレオチド配列を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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