TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025016308
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119508
出願日
2023-07-21
発明の名称
医療支援装置、医療支援装置の作動方法及び作動プログラム、並びに医療支援システム
出願人
富士フイルム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20250124BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】簡便な構成で、医療機器の位置又は姿勢に応じた適切な位置に穿刺経路の表示が可能な医療支援装置、作動方法及び作動プログラム、並びに医療支援システムを提供する。
【解決手段】医療支援装置のプロセッサは、被検体の体内を撮影する体内カメラによって撮影された体内画像であって、穿刺針によって穿刺される臓器と、体内に挿入される医療機器の挿入部と、挿入部に設けられた画像認識可能なマーカとが撮影範囲に含まれる体内画像を取得し、マーカに基づいて、挿入部の位置及び姿勢のうちの少なくとも1つを含む位置姿勢情報を導出し、位置姿勢情報に基づいて体内画像において特定される位置に、穿刺針の穿刺経路を重畳表示させる表示制御を実行する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
被検体の体内を撮影する体内カメラによって撮影された体内画像であって、穿刺針によって穿刺される臓器と、前記体内に挿入される医療機器の挿入部と、前記挿入部に設けられた画像認識可能なマーカとが撮影範囲に含まれる体内画像を取得し、
前記マーカに基づいて、前記挿入部の位置及び姿勢のうちの少なくとも1つを含む位置姿勢情報を導出し、
前記位置姿勢情報に基づいて前記体内画像において特定される位置に、前記穿刺針の穿刺経路を重畳表示させる表示制御を実行する、
医療支援装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記体内の内壁に変化を生じさせる操作が体外から行われ、かつ前記穿刺経路が重畳表示されている状態の前記体内画像であって、少なくとも2つの異なる視点で撮影された2つの体内画像に基づいて、前記内壁が変化する変化位置と前記穿刺経路とが前記体内の三次元空間において交差するか否かを判定し、判定結果を報知する、
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項3】
2つの前記体内画像の両方において、前記変化が生じた変化位置と重畳表示された前記穿刺経路とが二次元的に交差する場合に、前記変化位置と前記穿刺経路とが前記三次元空間において交差していると判定する、
請求項2に記載の医療支援装置。
【請求項4】
前記操作が複数回行われる場合において、
前記プロセッサは、
複数回の前記操作のそれぞれの前記変化位置の履歴を前記体内画像に重畳表示する、
請求項2に記載の医療支援装置。
【請求項5】
前記プロセッサは、
複数回の前記操作の間に前記体内カメラの前記視点が移動した場合において、前記視点の移動量を反映して前記変化位置の履歴を表示する、
請求項4に記載の医療支援装置。
【請求項6】
前記操作は、前記被検体の体表を体外から押圧する押圧操作であり、
前記変化位置は、前記押圧操作によって体内方向に向けて前記内壁が隆起した隆起部である、
請求項2に記載の医療支援装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記体内カメラの視点からの奥行方向の距離である深度の分布を表す前記体内の深度情報に基づいて、前記体内の内壁と前記穿刺経路との三次元空間における交点を導出する、
請求項1に記載の医療支援装置。
【請求項8】
前記体内カメラとして、前記深度の推定が可能なカメラを利用し、
前記プロセッサは、前記深度情報を取得する、
請求項7に記載の医療支援装置。
【請求項9】
前記プロセッサは、異なる視点で撮影された2つの前記体内画像に基づいて、前記深度情報を取得する、
請求項7に記載の医療支援装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記体内画像を入力として前記深度情報を出力する機械学習モデルを用いて、前記深度情報を取得する、
請求項7に記載の医療支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、医療支援装置、医療支援装置の作動方法及び作動プログラム、並びに医療支援システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
鏡視下手術では、超音波プローブを用いて肝臓内部の超音波画像を取得し、超音波画像で腫瘍の位置である穿刺目標を把握する。しかし、超音波画像において穿刺目標が表示されていても、超音波画像は、体内にある臓器内部を示す画像であるため、体表のどの位置からどの方向で穿刺針を挿入してよいかがわかりにくい。
【0003】
こうした問題を解決するために、穿刺を支援する技術が用いられる。例えば、特許文献1には、先端に磁気ポジションセンサを設けた穿刺針を用いた磁気ナビゲーションシステムを用いて、体内に挿入された穿刺針の先端の位置及び姿勢をリアルタイムで表示する技術が開示されている。特許文献2には、穿刺針の挿入をガイドするガイド溝が設けられた超音波プローブの先端に、ガイド溝の傾斜に沿って体表側に向けてレーザ光を照射するレーザポインタを用いる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許公報第8688196号
欧州特許公報第3136940号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、磁気ナビゲーションシステムといった大掛かりな装置が必要になるという問題がある。特許文献2は、超音波プローブなどの医療機器の先端にレーザ光を発する光源を内蔵する必要がある。光源を内蔵するためには、超音波プローブの内部構造に手を加える必要があり、外装を改変する場合と比較して、改変の手間が掛かるという問題があった。
【0006】
本開示に係る技術は、簡便な構成で、医療機器の位置又は姿勢に応じた適切な位置に穿刺経路の表示が可能な医療支援装置、作動方法及び作動プログラム、並びに医療支援システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の技術に係る医療支援装置は、プロセッサを備え、プロセッサは、被検体の体内を撮影する体内カメラによって撮影された体内画像であって、穿刺針によって穿刺される臓器と、体内に挿入される医療機器の挿入部と、挿入部に設けられた画像認識可能なマーカとが撮影範囲に含まれる体内画像を取得し、マーカに基づいて、挿入部の位置及び姿勢のうちの少なくとも1つを含む位置姿勢情報を導出し、位置姿勢情報に基づいて体内画像において特定される位置に、穿刺針の穿刺経路を重畳表示させる表示制御を実行する。
【0008】
プロセッサは、体内の内壁に変化を生じさせる操作が体外から行われ、かつ穿刺経路が重畳表示されている状態の体内画像であって、少なくとも2つの異なる視点で撮影された2つの体内画像に基づいて、内壁が変化する変化位置と穿刺経路とが体内の三次元空間において交差するか否かを判定し、判定結果を報知することが好ましい。
【0009】
2つの体内画像の両方において、変化が生じた変化位置と重畳表示された穿刺経路とが二次元的に交差する場合に、変化位置と穿刺経路とが三次元空間において交差していると判定することが好ましい。
【0010】
操作が複数回行われる場合において、プロセッサは、複数回の操作のそれぞれの変化位置の履歴を体内画像に重畳表示することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
健康器具
7日前
個人
歯茎みが品
1か月前
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
鼾防止用具
3日前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
脈波測定方法
10日前
個人
乗馬テラピー
4か月前
個人
マッサージ機
18日前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
脈波測定方法
3日前
個人
導電香
24日前
個人
片足歩行支援具
1か月前
個人
収納容器
2か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
クリップ
1か月前
個人
染毛方法
3か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
鼻腔拡張具
6か月前
個人
動体視力強化装置
4か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
磁器治療器
4か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
口内洗浄具
10日前
株式会社コーセー
美爪料
1か月前
株式会社 MTG
浴用剤
25日前
東レ株式会社
吸収制御剤
3か月前
個人
除菌システム
1か月前
株式会社ナカニシ
生検針
4か月前
株式会社コーセー
化粧料
1か月前
東レ株式会社
下肢着用具
4か月前
個人
血管硬化度算出方法
4か月前
個人
避難困難者救出台車
1か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
6か月前
大正製薬株式会社
内服液剤
4か月前
続きを見る
他の特許を見る