TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025016243
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119384
出願日2023-07-21
発明の名称故障予知装置、料金収受システム、故障予知方法、及びプログラム
出願人三菱重工機械システム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/015 20060101AFI20250124BHJP(信号)
要約【課題】踏板の故障を予知できる故障予知装置、料金収受システム、故障予知方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】故障予知装置は、車線の踏板を走行する車両の軸数を取得する第一取得部と、前記車両の車両情報を取得する第二取得部と、取得した前記車両情報から重み付け係数を決定する決定部と、取得した前記車両の軸数に対して、決定した前記重み付け係数を乗じた補正値を算出した後、前記補正値を積算して積算値を算出する、積算部と、前記積算値が所定の判定値以上である場合に前記踏板6が劣化状態であると判定する、判定部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車線の踏板を走行する車両の軸数を取得する第一取得部と、
前記車両の車両情報を取得する第二取得部と、
取得した前記車両情報から重み付け係数を決定する決定部と、
取得した前記車両の軸数に対して、決定した前記重み付け係数を乗じた補正値を算出した後、前記補正値を積算して積算値を算出する、積算部と、
前記積算値が所定の判定値以上である場合に前記踏板が劣化状態であると判定する、判定部と、
を備える故障予知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記踏板が劣化状態であると判定された場合に、警告を通知する通知部を、さらに備える、請求項1に記載の故障予知装置。
【請求項3】
前記車両情報は、前記車両の車種である、請求項1に記載の故障予知装置。
【請求項4】
前記重み付け係数は、各車種の車両総重量に応じた所定の値である、請求項3に記載の故障予知装置。
【請求項5】
前記車両情報は、前記踏板が備える軸重計により計測された軸重である、請求項1に記載の故障予知装置。
【請求項6】
前記踏板の外気温情報を取得する第三取得部を、さらに備え、
前記積算部は、算出した前記補正値に対して前記外気温情報に基づく係数を乗じて更に重み付けした後に積算する、請求項1に記載の故障予知装置。
【請求項7】
前記車両の速度に関連する速度関連情報を取得する第四取得部を、さらに備え、
前記積算部は、算出した前記補正値に対して前記速度関連情報に基づく係数を乗じて更に重み付けした後に積算する、請求項1に記載の故障予知装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の故障予知装置と、
前記踏板と、
を備える料金収受システム。
【請求項9】
車線の踏板を走行する車両の軸数を取得するステップと、
前記車両の車両情報を取得するステップと、
取得した前記車両情報から重み付け係数を決定するステップと、
取得した前記車両の軸数に対して、決定した前記重み付け係数を乗じた補正値を算出した後、前記補正値を積算して積算値を算出するステップと、
前記積算値が所定の判定値以上である場合に前記踏板が劣化状態であると判定するステップと、
を含む故障予知方法。
【請求項10】
故障予知装置のコンピュータに、
車線の踏板を走行する車両の軸数を取得するステップと、
前記車両の車両情報を取得するステップと、
取得した前記車両情報から重み付け係数を決定するステップと、
取得した前記車両の軸数に対して、決定した前記重み付け係数を乗じた補正値を算出した後、前記補正値を積算して積算値を算出するステップと、
前記積算値が所定の判定値以上である場合に前記踏板が劣化状態であると判定するステップと、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、故障予知装置、料金収受システム、故障予知方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
有料道路に利用されている電子式料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection System(登録商標))は、料金所の車線(レーン)を走行する車両との間で無線通信を行うことで、走行中の車両に対して料金収受処理を実施することができる。
【0003】
電子式料金収受システムでは料金所の車線上に設置された車種判別装置を用いて、通過する車両の車種(普通車、大型車、・・等の区分)を判別できるものがある。例えば、車種判別装置は、車線の路面に敷設された踏板型の押圧検出センサ(以下、「踏板」又は「踏板ユニット」とも記載する。)を通じてタイヤによる押圧回数を計数することで当該車両の車軸数を計測し、その計測結果を含めて車種を判別する。
【0004】
電子式料金収受システムにおいて、上述した踏板は、直上に車両が通過する特性上、故障頻度が比較的高いことが知られている。また、踏板の故障時には、補修のためのレーン閉鎖が必要であり、故障時の補修による利用者への影響が高い。このため踏板は、予知保全の必要性が高い装置と考えられる。
【0005】
踏板は、通過軸数の増加に伴い故障の発生確率も増加することが経験的に知られており、通過軸数を指標とした予知保全が考えられる。例えば、特許文献1には、軸重計が内蔵された踏板の故障を検知する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-042580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1には、同一の車両特徴情報を有する車両について取得される複数の計測情報を比較することにより、軸重計が内蔵された踏板の故障を検知する故障予知方法が開示されている。
しかし、特許文献1に開示された方法では、直上を通過する車両荷重及びそれに起因した振動等により劣化が進展するという踏板の特性が考慮されていないため、故障予知精度の観点からは、改善の余地があった。
【0008】
本開示は、上記課題を解決するためになされるものであって、踏板の故障を予知できる故障予知装置、料金収受システム、故障予知方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示に係る故障予知装置は、車線の踏板を走行する車両の軸数を取得する第一取得部と、前記車両の車両情報を取得する第二取得部と、取得した前記車両情報から重み付け係数を決定する決定部と、取得した前記車両の軸数に対して、決定した前記重み付け係数を乗じた補正値を算出した後、前記補正値を積算して積算値を算出する、積算部と、前記積算値が所定の判定値以上である場合に前記踏板が劣化状態であると判定する、判定部と、を備える。
【0010】
本開示に係る故障予知方法は、車線の踏板を走行する車両の軸数を取得するステップと、前記車両の車両情報を取得するステップと、取得した前記車両情報から重み付け係数を決定するステップと、取得した前記車両の軸数に対して、決定した前記重み付け係数を乗じた補正値を算出した後、前記補正値を積算して積算値を算出するステップと、前記積算値が所定の判定値以上である場合に前記踏板が劣化状態であると判定するステップと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
自動運転車
1か月前
個人
迷子支援システム
23日前
株式会社ニカデン
検出装置
9日前
株式会社サンライン
発炎筒携行容器
1か月前
ニッタン株式会社
発信機
23日前
株式会社あおい興産
避難誘導灯
17日前
ニッタン株式会社
発信機
23日前
株式会社国際電気
防災システム
4日前
京セラ株式会社
制御装置
23日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
運行表示装置
10日前
日本信号株式会社
信号システム及び信号灯器
16日前
戸田建設株式会社
検知システム
1か月前
株式会社JR西日本テクシア
接触防止システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
情報提供システム
1か月前
シャープ株式会社
通信装置および通信方法
1か月前
株式会社IHI
運転支援装置
1か月前
株式会社京三製作所
交通信号制御システム
9日前
株式会社JVCケンウッド
報知装置及び報知方法
23日前
株式会社JVCケンウッド
報知装置及び報知方法
23日前
株式会社JVCケンウッド
報知装置及び報知方法
23日前
株式会社デンソー
障害物通知システム
17日前
シャープ株式会社
駐車場管理システム
1か月前
株式会社デンソー
車両用表示装置
1か月前
Turing株式会社
情報処理装置およびプログラム
1か月前
株式会社デンソー
運転状況管理システム
11日前
能美防災株式会社
中継器
4日前
能美防災株式会社
防災機器
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
10日前
株式会社デンソー
物体検知装置
11日前
株式会社JVCケンウッド
運転支援装置及び運転支援方法
1か月前
ヤマハ株式会社
警告音発生装置
16日前
株式会社アイシン
防犯システム
16日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
9日前
続きを見る