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公開番号
2025016192
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119308
出願日
2023-07-21
発明の名称
2型糖尿病の治療装置
出願人
株式会社KNクリエイト
代理人
弁理士法人京都国際特許事務所
主分類
A61N
1/40 20060101AFI20250124BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】患部を確実に加温してインスリンの分泌を活性化することができる、2型糖尿病治療装置を提供する。
【解決手段】2つの板状電極(301、601)と、前記2つの板状電極の少なくとも一方の厚さ方向に形成された貫通孔(601a)と、前記2つの板状電極に高周波電力を供給する高周波電源(400)とを備える2型糖尿病治療装置。好ましくは、円筒状の貫通孔を、板状電極の中心に対して対称に設ける。また、好ましくは貫通孔の直径を、該貫通孔が形成された板状電極の直径の1%以上10%以下とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
2つの板状電極と、
前記2つの板状電極の少なくとも一方の厚さ方向に形成された貫通孔と、
前記2つの板状電極に高周波電力を供給する高周波電源と
を備えることを特徴とする2型糖尿病治療装置。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記貫通孔が円筒状に形成されている
ことを特徴とする、請求項1に記載の2型糖尿病治療装置。
【請求項3】
1乃至複数の前記貫通孔が、前記板状電極の中心に対して対称な位置に設けられている
ことを特徴とする、請求項1に記載の2型糖尿病治療装置。
【請求項4】
前記貫通孔の直径が、該貫通孔が形成された前記板状電極の直径の1%以上10%以下である
ことを特徴とする、請求項1に記載の2型糖尿病治療装置。
【請求項5】
前記高周波電力の大きさが100W以上1500W以下である
ことを特徴とする、請求項1に記載の2型糖尿病治療装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2型糖尿病の治療装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
人が食事をすると血液中に糖が取り込まれ、血液中の糖の濃度(血糖値)が上昇する。血糖値が上昇すると膵臓からインスリンと呼ばれるホルモンが分泌される。膵臓から分泌されたインスリンは血液とともに全身に運ばれ、血液中の糖が、肝臓や筋肉でグリコーゲンと呼ばれるエネルギー源に変換されたり脂肪として蓄えられたりして、血糖値が低下する。糖尿病を発症すると、インスリンの分泌が遅くなったり、インスリンの分泌量が減少したり、あるいはインスリンの働きが弱くなったりして血糖値が下がりにくくなる。血糖値が高い状態が長期にわたると、全身の血管に障害が起こるようになり、重症化すると失明、腎不全、足の切断などのQOL(生活の質)を大きく低減させる合併症や、心筋梗塞あるいは脳梗塞などの疾患を引き起こしやすくなる。
【0003】
糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病がある。1型糖尿病は、膵臓にあるβ細胞が傷害され、インスリンを全く、あるいはほとんど作ることができなくなる病気である。2型糖尿病は、膵臓でインスリンは作られるものの量が不十分であったり、作られたインスリンが十分に機能を発揮しなかったりする病気である。2型糖尿病は、肥満や運動不足や食生活の乱れなどが原因となることから生活習慣病とも呼ばれる。
【0004】
日本では約1,000万人が糖尿病に罹患していると推定されており、その多くは生活習慣病とも呼ばれる2型糖尿病に罹患している。2型糖尿病の患者に対しては、まず、食生活や運動習慣の乱れを正す生活指導が行われる。生活習慣を改善しても血糖値が十分に下がらない場合には、血糖値を下げる薬を用いた薬物療法が行われる。薬物療法を行っても十分な効果が得られなかった2型糖尿病の患者、あるいは胎児への影響により血糖値を下げる薬を使用できない妊婦である2型糖尿病の患者に対しては、人工的にインスリンを補うインスリン治療が行われる。
【0005】
薬物療法は薬物の投与によって血糖値を下げるものであるが、インスリン治療は人工的にインスリンを補って血糖値を下げるという対症療法であって、膵臓のインスリンの分泌機能を改善するものではない。そのため、糖尿病の原因となる膵臓を治療することができる技術が求められている。
【0006】
特許文献1には、1対の円盤状の電極と該1対の電極に高周波電力を供給する高周波電源を備えたC型肝炎治療装置が記載されている。この装置では、患部である肝臓を挟むように患者の体表面に電極対を配置し、該電極対に高周波電力を供給することによって肝臓を加温する。特許文献1には、こうして肝臓を加温することによりC型肝炎を治療する効果が得られたことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2005-131033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
2型糖尿病の治療においても、膵臓を加温することによりインスリンの分泌状態を改善することが期待される。しかし、特許文献1には一部のC型肝炎の患者について加温治療による効果が得られたとされている一方、一部の患者には治療の効果が見られなかったことも記載されており、患部が十分に加温されなかったことがその原因であると考察されている。そのため、こうした装置を2型糖尿病の患者の治療に用いるためには、患部の加温をより確実に行うことが求められる。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、患部を確実に加温してインスリンの分泌を活性化することができる、2型糖尿病治療装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために成された本発明に係る2型糖尿病治療装置は、
2つの板状電極と、
前記2つの板状電極の少なくとも一方の厚さ方向に形成された貫通孔と、
前記2つの板状電極に高周波電力を供給する高周波電源と
を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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