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公開番号2025016121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119180
出願日2023-07-21
発明の名称像保持体ユニットおよび画像形成装置
出願人富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】把持部を別部材で構成する場合に比べ、省スペース化を図る。
【解決手段】表面に像を保持する像保持体11と、像保持体11の表面に付着した付着物を除去する除去部材16Aと、除去部材16Aにより除去された付着物を軸回転により軸方向に排出搬送する搬送部42と、像保持体11の像を画像として記録媒体に形成する画像形成装置100から挿抜する際のユーザの把持に用いられる把持部51と、を備え、把持部51は、搬送部42の軸方向に交差する断面において搬送部42の方向に窪んで外面の一部を構成する窪み部43であって搬送部42との間を仕切る壁43が曲面である窪み部43を含む、像保持体ユニットである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
表面に像を保持する像保持体と、
前記像保持体の表面に付着した付着物を除去する除去部材と、
前記除去部材により除去された付着物を軸回転により軸方向に排出搬送する搬送部と、
前記像保持体の像を画像として記録媒体に形成する画像形成装置から挿抜する際のユーザの把持に用いられる把持部と、
を備え、
前記把持部は、前記搬送部の軸方向に交差する断面において当該搬送部の方向に窪んで外面の一部を構成する窪み部であって当該搬送部との間を仕切る壁が曲面である窪み部を含む、
像保持体ユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記窪み部は、前記断面における前記曲面の壁の厚さが変わらないように形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニット。
【請求項3】
前記窪み部は、前記搬送部の回転軸の位置よりも奥側に位置する底面部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニット。
【請求項4】
前記把持部は、前記曲面の壁と接続するように形成された補強部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニット。
【請求項5】
前記窪み部は、前記軸方向における長さが長い第1領域と当該長さが短い第2領域とを含み、
前記補強部は、前記第1領域と前記第2領域との境界位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の像保持体ユニット。
【請求項6】
前記断面における前記曲面の壁に対向する対向壁に、当該断面における前記窪み部の窪み方向に延びるリブが形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニット。
【請求項7】
前記リブは、前記窪み方向と交差する方向に延びる、
ことを特徴とする請求項6に記載の像保持体ユニット。
【請求項8】
前記画像形成装置から引き出す方向に予め定められている位置まで引き出した状態で当該画像形成装置に対して自重で傾く、
ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニット。
【請求項9】
画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部の一部を構成し、当該画像形成部を有する装置本体に対して挿抜可能な像保持体ユニットと、
を備え、
前記像保持体ユニットは、
表面に像を保持する像保持体と、
前記像保持体の表面に付着した付着物を除去する除去部材と、
前記除去部材により除去された付着物を軸回転により軸方向に排出搬送する搬送部と、
前記装置本体から挿抜する際のユーザの把持に用いられる把持部と、
を備え、
前記把持部は、前記搬送部の軸方向に交差する断面において当該搬送部の方向に窪んで外面の一部を構成する窪み部であって当該搬送部との間を仕切る壁が曲面である窪み部を含む、
画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、像保持体ユニットおよび画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 3,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、電子写真方式の画像形成装置において、画像形成装置は、トナー及び/又はキャリアを内在する脱着可能なユニットの交換に際して、ユニットを包み込んで回収する回収手段を有することを特徴とする画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-93099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、画像形成装置に対して像保持体ユニットを挿抜する際に、像保持体ユニットの把持部を持って作業を行う場合、ユーザの手が汚れないように像保持体ユニットの把持部を設けることが求められる。その一方で、把持部を別部材で構成すると、像保持体ユニットの外形が大きくなり、画像形成装置に収容する際の収容空間を狭めることが困難になり、省スペース化を図ることが困難になる。
本発明の目的は、把持部を別部材で構成する場合に比べ、省スペース化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明は、表面に像を保持する像保持体と、前記像保持体の表面に付着した付着物を除去する除去部材と、前記除去部材により除去された付着物を軸回転により軸方向に排出搬送する搬送部と、前記像保持体の像を画像として記録媒体に形成する画像形成装置から挿抜する際のユーザの把持に用いられる把持部と、を備え、前記把持部は、前記搬送部の軸方向に交差する断面において当該搬送部の方向に窪んで外面の一部を構成する窪み部であって当該搬送部との間を仕切る壁が曲面である窪み部を含む、像保持体ユニットである。
請求項2に記載の発明は、前記窪み部は、前記断面における前記曲面の壁の厚さが変わらないように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニットである。
請求項3に記載の発明は、前記窪み部は、前記搬送部の回転軸の位置よりも奥側に位置する底面部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニットである。
請求項4に記載の発明は、前記把持部は、前記曲面の壁と接続するように形成された補強部を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニットである。
請求項5に記載の発明は、前記窪み部は、前記軸方向における長さが長い第1領域と当該長さが短い第2領域とを含み、前記補強部は、前記第1領域と前記第2領域との境界位置に形成されている、ことを特徴とする請求項4に記載の像保持体ユニットである。
請求項6に記載の発明は、前記断面における前記曲面の壁に対向する対向壁に、当該断面における前記窪み部の窪み方向に延びるリブが形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニットである。
請求項7に記載の発明は、前記リブは、前記窪み方向と交差する方向に延びる、ことを特徴とする請求項6に記載の像保持体ユニットである。
請求項8に記載の発明は、前記画像形成装置から引き出す方向に予め定められている位置まで引き出した状態で当該画像形成装置に対して自重で傾く、ことを特徴とする請求項1に記載の像保持体ユニットである。
請求項9に記載の発明は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の一部を構成し、当該画像形成部を有する装置本体に対して挿抜可能な像保持体ユニットと、を備え、前記像保持体ユニットは、表面に像を保持する像保持体と、前記像保持体の表面に付着した付着物を除去する除去部材と、前記除去部材により除去された付着物を軸回転により軸方向に排出搬送する搬送部と、前記装置本体から挿抜する際のユーザの把持に用いられる把持部と、を備え、前記把持部は、前記搬送部の軸方向に交差する断面において当該搬送部の方向に窪んで外面の一部を構成する窪み部であって当該搬送部との間を仕切る壁が曲面である窪み部を含む、画像形成装置である。
【発明の効果】
【0006】
請求項1の発明によれば、把持部を別部材で構成する場合に比べ、省スペース化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、窪み部は、断面における曲面の壁の厚さが変わらないように形成されているという構成を備えない場合に比べて、強度の向上を図ることができる。
請求項3の発明によれば、窪み部は、搬送部の回転軸の位置よりも奥側に位置する底面部を有するという構成を備えない場合に比べて、操作性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、把持部は、曲面の壁と接続するように形成された補強部を有する構成を備えない場合に比べて、強度の向上を図ることができる。
請求項5の発明によれば、窪み部は、軸方向における長さが長い第1領域と長さが短い第2領域とを含み、補強部は、第1領域と第2領域との境界位置に形成されている構成を備えない場合に比べて、強度の向上を図ることができる。
請求項6の発明によれば、断面における曲面の壁に対向する対向壁に、断面における窪み部の窪み方向に延びるリブが形成されているという構成を備えない場合に比べて、挿抜作業を容易に行うことができる。
請求項7の発明によれば、リブは、窪み方向と交差する方向に延びる構成を備えない場合に比べて、挿抜作業を容易に行うことができる。
請求項8の発明によれば、画像形成装置から引き出す方向に予め定められている位置まで引き出した状態で画像形成装置に対して自重で傾くという構成を備えない場合に比べて、把持部を把握するタイミングを容易に把握することができる。
請求項9の発明によれば、把持部を別部材で構成する場合に比べ、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成図である。
感光体ユニットの構成を説明する図である。
感光体ユニットを示す断面図である。
画像形成装置から挿抜する際の感光体ユニットをユーザが持つ態様例を示す図である。
第1操作部を説明する、感光体ユニットの部分拡大断面図である。
ハウジングを第1操作部側から見た場合の斜視図である。
変形例に係る第1操作部を説明する部分斜視図である。
感光体ユニットが画像形成装置から引き抜かれる際の感光体ユニットの姿勢を説明する図である。
感光体ユニットが画像形成装置から引き抜かれる際の感光体ユニットの姿勢を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下の説明で参照する図面における各部の大きさや厚さ等は、実際の寸法とは異なっている場合がある。
<画像形成装置100>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置100の概略構成図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、原稿Gの情報を読み取る原稿読取装置1と、原稿読取装置1で読み取った原稿の情報(読取画像)に基づいて画像を記録紙Sに形成する画像形成部2と、画像形成部2に供給する記録紙Sを送り出す給紙部3とを備えている。この画像形成装置100では、画像形成部2と給紙部3とを本体101の内部に収容する一方で、本体101の上方に原稿読取装置1を配置している。本体101は、その上面部に、画像が形成された記録紙Sを排出して収容する排出収容部102を有する。
【0009】
原稿読取装置1は、筐体103を有する。また、原稿読取装置1は、筐体103の上面部に、原稿Gを置く光透過性の原稿台105と、その原稿台105を覆うとともに筐体103に対して開閉操作できる原稿カバー106とを有する。原稿カバー106には、原稿Gを読取位置まで搬送するとともに読み取り後の原稿Gを排出する自動原稿搬送部107と、自動原稿搬送部107により送られる原稿Gを搭載する原稿トレイ108と、自動原稿搬送部107から排出される原稿Gを収容する収容部109とが設けられている。
【0010】
画像形成部2は、例えば電子写真方式にて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する像形成ユニット20と、その像形成ユニット20で形成されたトナー像を記録紙Sに転写するまで搬送する中間転写ユニット26と、中間転写ユニット26から記録紙Sに転写したトナー像を定着させる定着ユニット27とを備えている。
なお、像形成ユニット20は、各色に対応する破線図示の感光体ユニット4を備えている。かかる感光体ユニット4の各々は、本体101に対して着脱可能であり、ユーザが感光体ユニット4の着脱操作を行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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