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公開番号2025016029
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119033
出願日2023-07-21
発明の名称手摺装置
出願人ナカ工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04F 11/18 20060101AFI20250124BHJP(建築物)
要約【課題】耐荷重が高い手摺装置を実現する。
【解決手段】パイプ状の手摺桿2と、その端部で手摺桿2を支持・固定するブラケット1とを備えた手摺装置D1において、手摺桿2が、その内側において長手方向に連続する複数のビスホール21を備え、ブラケットのブラケット本体1Bが、手摺桿2の端部を受ける対向部と、対向部に立設したボス部12とを備える。ボス部12が、手摺桿2の端部の内側における各ビスホール21の間に嵌挿され、ボス部12の外周面には、手摺桿2の長手方向に沿ってそれぞれ延びる複数の溝部12aが設けられ、各ビスホール21は、複数の溝部12aのうちの互いに異なる一の溝部12aに入り込み、対向部11における各溝部12aを臨む位置には、対向部11を貫通するネジ挿通孔11aがそれぞれ設けられ、固定ネジ3が対向部11のネジ挿通孔11aに挿通されて手摺桿2のビスホール21に螺合する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
パイプ状の手摺桿と、該手摺桿の端部に取り付けられて該手摺桿を支持および固定するブラケットとを備えた手摺装置において、
前記手摺桿が、その内側において長手方向に連続する複数のビスホールを備え、
前記ブラケットが、前記手摺桿の端部を受ける対向部と、前記対向部に立設したボス部とを備え、
前記ボス部が、前記手摺桿の端部の内側における各前記ビスホールの間に嵌挿され、
前記ボス部の外周面には、前記手摺桿の長手方向に沿ってそれぞれ延びる複数の溝部が設けられ、
各前記ビスホールは、前記複数の溝部のうちの互いに異なる一の溝部に入り込み、
前記対向部における各前記溝部を臨む位置には、前記対向部を貫通するネジ挿通孔がそれぞれ設けられ、
固定ネジが前記対向部の前記ネジ挿通孔に挿通されて前記手摺桿の前記ビスホールに螺合することを特徴とする手摺装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記手摺桿は、長手方向直交断面が非真円形を呈した外周面を有し、
前記手摺桿を周方向に回転させて前記ビスホールが入り込む前記溝部を選択的に変更することにより、前記手摺桿を前記対向部に前記ボス部を中心とした異なる回転位置で取り付けることを特徴とする請求項1に記載の手摺装置。
【請求項3】
前記手摺桿の外周面は、長手方向直交断面において外側に向かって湾曲した湾曲面と、該湾曲面の周方向の両端部をつなぐ平坦面とを有し、
前記手摺桿を周方向に回転させて前記ビスホールが入り込む前記溝部を選択的に変更することにより、前記手摺桿を前記対向部に前記平坦面の向きの異なる回転位置で取り付けることを特徴とする請求項2に記載の手摺装置。
【請求項4】
前記手摺桿における前記湾曲面に対応する内周面には、2つの前記ビスホールが前記ボス部を介して相対する位置に設けられたことを特徴とする請求項3に記載の手摺装置。
【請求項5】
前記手摺桿における前記平坦面に対応する内周面には、さらに1つの前記ビスホールが前記ボス部に対向する位置に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の手摺装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パイプ状の手摺桿と、手摺桿の端部に取り付けられて手摺桿を支持および固定するブラケットと、を備えた手摺装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
パイプ状の手摺桿と、手摺桿の端部に取り付けられて手摺桿を支持および固定するブラケットとを備えた手摺装置が従来から広く知られている。取り付け方法としては、たとえば、手摺桿とブラケットのうちの一方の部材の一部を他方の部材の内側に差し込んで嵌合させて、両部材が重なり合った部分を横から(すなわち、手摺桿の長手方向とは垂直な方向から)固定ネジでネジ止めする方法がよく用いられる。
【0003】
この取り付け方法には、ネジ止めに用いた固定ネジの頭部が外部に露出するため、使用者の手がネジの頭部に触れるおそれがあるという欠点がある。そのため、手摺装置にネジの頭部を隠すキャップを取り付けることもあった。
【0004】
こうした取り付け方法に代えて、手摺桿の長手方向に沿ってブラケットの内面側から外面側に向かってブラケットを挿通した固定ネジを、手摺桿の内側に別途形成されたビスホールに螺合する取り付け方法を採用した手摺装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。このような手摺装置では、固定ネジの頭部をブラケット内に収納することが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-155004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1のような手摺装置では、手摺桿に荷重が加わったときに、固定ネジを挿通している手摺桿受け部の底部に荷重の負荷が集中するため、手摺桿受け部の底部が損傷しないよう高い強度が求められる。このため、耐荷重が高い手摺装置を実現するにあたっては、さらなる工夫が求められる。
【0007】
上記の事情を鑑み、本発明は、耐荷重が高い手摺装置の実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するため、本発明は、以下の手摺装置を提供する。
【0009】
[1] パイプ状の手摺桿と、該手摺桿の端部に取り付けられて該手摺桿を支持および固定するブラケットとを備えた手摺装置において、
前記手摺桿が、その内側において長手方向に連続する複数のビスホールを備え、
前記ブラケットが、前記手摺桿の端部を受ける対向部と、前記対向部に立設したボス部とを備え、
前記ボス部が、前記手摺桿の端部の内側における各前記ビスホールの間に嵌挿され、
前記ボス部の外周面には、前記手摺桿の長手方向に沿ってそれぞれ延びる複数の溝部が設けられ、
各前記ビスホールは、前記複数の溝部のうちの互いに異なる一の溝部に入り込み、
前記対向部における各前記溝部を臨む位置には、前記対向部を貫通するネジ挿通孔がそれぞれ設けられ、
固定ネジが前記対向部の前記ネジ挿通孔に挿通されて前記手摺桿の前記ビスホールに螺合することを特徴とする手摺装置。
【0010】
[2] 前記手摺桿は、長手方向直交断面が非真円形を呈した外周面を有し、
前記手摺桿を周方向に回転させて前記ビスホールが入り込む前記溝部を選択的に変更することにより、前記手摺桿を前記対向部に前記ボス部を中心とした異なる回転位置で取り付けることを特徴とする[1]に記載の手摺装置。
(【0011】以降は省略されています)

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