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公開番号
2024119084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-03
出願番号
2023025708
出願日
2023-02-22
発明の名称
手すり
出願人
ナカ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04F
11/18 20060101AFI20240827BHJP(建築物)
要約
【課題】衝撃に対する十分なエンドキャップの強度を確保しつつ、エンドキャップの薄型化が可能な手すりを実現する。
【解決手段】一方向に延びる棒状の手すり本体2が、内側に中空部が形成されて端部において開口する芯材30と、芯材30の外周面に接した状態で芯材30の外周を取り囲む被覆材40と、を備え、被覆材40が、芯材30の端面31よりも外向き側に延在した延在部42を有する。また、手すり本体2の端部を覆うエンドキャップ10が、芯材30の端面31および被覆材40の延在部42の端面41に対向する対向面15aを有するキャップ本体15と、対向面15aから立設し芯材30に嵌合するボス部14と、ボス部14の周囲に配置され、ボス部14の側面とキャップ本体15の対向面15aとの双方から立設した複数の第1リブ部21を有し、第1リブ部21は、延在部42に取り囲まれた空間内に収容され、その先端が芯材30の端面31に接触又は近接する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
一方向に延びる棒状の手すり本体と、該手すり本体の端部を覆うエンドキャップと、を備えた手すりにおいて、
前記手すり本体が、
内側に中空部が形成されて前記一方向に延び、前記端部において開口する芯材と、
前記芯材の外周面の少なくとも一部に接した状態で前記芯材の外周を取り囲みつつ前記一方向に延びる被覆材と、を備えたものであり、
前記被覆材は、前記端部において前記芯材の端面よりも前記一方向の外向き側に延在した延在部を有するものであって、
前記エンドキャップが、
前記芯材の前記端面および前記被覆材の前記延在部の端面に対向する対向面を有するキャップ本体と、
前記キャップ本体の前記対向面から立設し、前記芯材の前記中空部に挿入されることで前記芯材に嵌合するボス部と、
前記ボス部の周囲に配置され、前記ボス部の側面と前記キャップ本体の前記対向面との双方から立設した複数の第1リブ部を有するリブ群と、を備えたものであり、
前記リブ群は、前記延在部に取り囲まれた空間内に収容されるものである手すり。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記リブ群が、前記キャップ本体の前記対向面から立設するとともに複数の前記第1リブ部に接続する第2リブ部を備えたものであり、
前記第2リブ部は、前記延在部の内周面に接触又は近接するものである請求項1に記載の手すり。
【請求項3】
前記ボス部は、前記キャップ本体の前記対向面から立設した筒状の形状を有するものであって、前記ボス部の内側において前記キャップ本体の前記対向面から立設するとともに前記ボス部の内周面の2箇所を接続する複数の第3リブ部を備えたものであり、
前記複数の第3リブ部の先端は、前記芯材の前記中空部に達している請求項1又は2に記載の手すり。
【請求項4】
前記被覆材には、内側に突出して前記芯材に係合する突出係合部が前記一方向に延びて形成されており、
前記リブ群の間には、前記突出係合部を収容するスペースが形成されている請求項1又は2に記載の手すり。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一方向に延びる棒状の手すり本体と、手すり本体の端部を覆うエンドキャップと、を備えた手すりに関する。特に、手すり本体が、芯材の周りを被覆材で覆った内部構造を有する手すりに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一方向に延びる棒状の手すり本体と、その端部を覆うエンドキャップと、を備えた手すりが従来から広く知られている。こうした手すりの中には、手すり本体が、内側に中空部が形成されて端部において開口する芯材の周りを被覆材で覆った内部構造を有するタイプの手すりが存在する(たとえば特許文献1および特許文献2参照)。このような手すり本体の端部をエンドキャップが覆うことで手すり本体の内部構造が端部において露出することが防がれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平6-63720号公報
特開平3-233066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このタイプの手すりでは、特許文献1の図2や特許文献2の図1に示されているように、手すり本体の端部において芯材は被覆材の端面よりも外向き側に突き出しているのが通常である。その突き出した芯材にエンドキャップの頭部が被さると共に、芯材の中空部に対しボス部が挿入されて嵌合する。
【0005】
近年では、手すりの美観の見地から、頭部の厚みが薄いエンドキャップが求められるようになってきているが、従来の手すりの構造ではエンドキャップの薄型化に限界があり、薄型化につれてボス部が破損しやすくなるといった強度面での問題が生じる。
【0006】
特に、特許文献2に開示されている手すりのように、手すり本体の長手方向に対して垂直な方向に延びている部分を有するエンドキャップでは、その延びている部分に衝撃を受けやすいため、上記の問題を回避できるような、衝撃に耐え得る十分な強度が求められる。
【0007】
上記の事情を鑑み、本発明は、衝撃に対する十分なエンドキャップの強度を確保しつつ、エンドキャップの薄型化が可能な手すりの実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の課題を解決するため、本発明は、以下の手すりのエンドキャップを提供する。
【0009】
[1] 一方向に延びる棒状の手すり本体と、該手すり本体の端部を覆うエンドキャップと、を備えた手すりにおいて、前記手すり本体が、内側に中空部が形成されて前記一方向に延び、前記端部において開口する芯材と、前記芯材の外周面の少なくとも一部に接した状態で前記芯材の外周を取り囲みつつ前記一方向に延びる被覆材と、を備えたものであり、前記被覆材は、前記端部において前記芯材の端面よりも前記一方向の外向き側に延在した延在部を有するものであって、前記エンドキャップが、前記芯材の前記端面および前記被覆材の前記延在部の端面に対向する対向面を有するキャップ本体と、前記キャップ本体の前記対向面から立設し、前記芯材の前記中空部に挿入されることで前記芯材に嵌合するボス部と、前記ボス部の周囲に配置され、前記ボス部の側面と前記キャップ本体の前記対向面との双方から立設した複数の第1リブ部を有するリブ群と、を備えたものであり、前記リブ群は、前記延在部に取り囲まれた空間内に収容されるものである手すり。
【0010】
ここで、「一方向に延びる」は、手すり本体が一次元的に延びていることを指す概念であり、手すり本体が一直線状に延びている場合に限定されるものではない。たとえば、「一方向に延びる」は、手すり本体の一部または全体が屈曲状に延びている場合や湾曲状に延びている場合も含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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