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公開番号2025015769
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024201535,2023064297
出願日2024-11-19,2023-04-11
発明の名称突起部材、配管部材、配管システム
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04D 13/08 20060101AFI20250123BHJP(建築物)
要約【課題】小型化を可能にしながら流量を向上できる、突起部材、配管部材及び配管システムを提供する。
【解決手段】突起部材6-1は、流路の向きを変える屈曲管5-1の下流側に配置される直管(竪管3)内に配置されて直管(竪管3)の流路断面積を部分的に減少させる。突起部材6-1は、上流側に向けられる第1端6aと下流側に向けられる第2端6bとの間にあって直管(竪管3)の流路断面積を最も小さくする頂部6cと、頂部6cと第2端6bとの間の部位から直管(竪管3)の中心軸C3の方向から見て直管(竪管3)の中心側に延びるが、頂部6cよりは突出しない突出部6hと、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
流路の向きを変える屈曲管の下流側に配置される直管内に配置されて前記直管の流路断面積を部分的に減少させる突起部材であって、
上流側に向けられる第1端と下流側に向けられる第2端との間にあって前記直管の流路断面積を最も小さくする頂部と、
前記頂部と前記第2端との間の部位から前記直管の中心軸の方向から見て前記直管の中心側に延びるが、前記頂部よりは突出しない突出部と、
を備える、
突起部材。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記突出部は、前記第2端にある、
請求項1の突起部材。
【請求項3】
前記直管の中心軸の方向から見た前記突出部の寸法をa、前記直管の内径をdとすると、
0.01d≦a≦0.05dである、
請求項1の突起部材。
【請求項4】
前記突起部材の幅方向から見た前記突出部の角の曲率半径をrとすると、
r≦aである、
請求項3の突起部材。
【請求項5】
前記直管の中心軸の方向における突出部の寸法をb、前記直管の内径をdとすると、
0.01d≦b≦0.05dである、
請求項1の突起部材。
【請求項6】
前記突起部材の幅方向から見た前記突出部の角の曲率半径をrとすると、
r≦bである、
請求項5の突起部材。
【請求項7】
前記直管の中心軸の方向における前記第1端と前記第2端との間の距離をL、
前記直管の中心軸の方向における前記第1端と前記頂部との間の距離をL1とすると、
0.1L≦L1≦0.5Lである、
請求項1の突起部材。
【請求項8】
前記直管の最大流路断面積をA、
前記頂部での前記突起部材の断面積をA1とすると、
A1/A≦0.4である、
請求項1の突起部材。
【請求項9】
前記突起部材の幅方向から見て、前記第2端は、先細り形状である、
請求項1の突起部材。
【請求項10】
前記直管の内径をd、
前記直管の中心軸の方向における前記第1端と前記第2端との間の距離をLとすると、
0.5d≦L≦5.0dである、
請求項9の突起部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、突起部材、配管部材及び配管システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、サイフォン雨樋システムを開示する。特許文献1に開示されたサイフォン雨樋システムは、軒樋と、軒樋の底面に形成された集水口を貫通する筒状部を備え、且つサイフォン現象を発生させるためのサイフォン発生部と、エルボとを備える。エルボは、サイフォン雨樋システムの下流側に設置される。エルボは、曲管部と、曲管部の両端に設けられた受け口とを備える。曲管部の管軸を含む平面における断面で見たときの曲管部において、内周側の内周面の曲率半径が64mmよりも大きく、かつ、100mmよりも小さい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-120068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された技術では、流量の向上が期待できるもののエルボが比較的大きくなる。
【0005】
本開示は、小型化を可能にしながら流量を向上できる、突起部材、配管部材及び配管システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる突起部材は、流路の向きを変える屈曲管の下流側に配置される直管内に配置されて直管の流路断面積を部分的に減少させる突起部材であって、上流側に向けられる第1端と下流側に向けられる第2端との間にあって直管の流路断面積を最も小さくする頂部と、頂部と第2端との間の部位から直管の中心軸の方向から見て直管の中心側に延びるが、頂部よりは突出しない突出部と、を備える。
【0007】
本開示の一態様にかかる配管部材は、上記の突起部材と、直管と、を備える。
【0008】
本開示の一態様にかかる配管システムは、建物の壁面に固定される竪管と、建物からの雨水の集水口と竪管との間にある横管と、横管と竪管との間にある第1屈曲管と、集水口と横管との間にある第2屈曲管と、上記の1以上の突起部材と、を備える。1以上の突起部材は、横管又は竪管の少なくとも一部を直管として配置される。
【発明の効果】
【0009】
本開示の態様は、小型化を可能にしながら流量を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1にかかる配管システムの概略図
実施の形態1にかかる配管システムの配管部材の斜視図
実施の形態1にかかる配管部材の分解斜視図
実施の形態1にかかる配管部材の断面図
図4のP1の拡大図
図4のA-A線断面図
実施の形態1にかかる配管部材の一部を切り欠いた断面図
実施の形態1にかかる配管部材の平面図
実施の形態1にかかる配管部材の底面図
図6のIX-IX線断面図
図6のX-X線断面図
図6のXI-XI線断面図
図6のXII-XII線断面図
図6のXIII-XIII線断面図
比較例の配管部材における圧力分布のシミュレーションの図
実施の形態2にかかる配管システムの概略図
実施の形態2にかかる配管部材の斜視図
実施の形態2にかかる配管部材の分解斜視図
実施の形態2にかかる配管部材の断面図
図19のP2の拡大図
図19のB-B線断面図
実施の形態2にかかる配管部材の一部を切り欠いた断面図
実施の形態2にかかる配管部材の平面図
実施の形態2にかかる配管部材の底面図
実施の形態2にかかる突起部材と実施の形態1にかかる突起部材との比較図
実施の形態1にかかる突起部材に対する実施の形態2にかかる突起部材による圧力損失の変化を示すグラフ
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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