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公開番号2025015751
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024201127,2023205875
出願日2024-11-18,2020-10-12
発明の名称作業車両の制御方法
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20250123BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】表示部を見る作業車両のオペレータに、作業車両の周囲に障害物が存在することを直感的に容易に察知させ、作業車両と障害物との衝突などの危険をオペレータに容易に察知させる。
【解決手段】作業車両の制御方法は、作業車両の表示部の画像表示領域に、対応する前記作業車両の周囲の領域で取得された画像を表示することと、前記領域で障害物が存在するか否かを検出することと、前記障害物の検出に応じて、帯状の報知情報の少なくとも一部を前記画像の外縁に表示し、前記障害物の非検出時には、前記報知情報は表示されないことと、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
作業車両の表示部の画像表示領域に、対応する前記作業車両の周囲の領域で取得された画像を表示することと、
前記領域で障害物が存在するか否かを検出することと、
前記障害物の検出に応じて、帯状の報知情報の少なくとも一部を前記画像の外縁に表示し、前記障害物の非検出時には、前記報知情報は表示されないことと、を有する、作業車両の制御方法。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記報知情報は、前記画像表示領域の上端側と下端側に表示される、請求項1に記載の作業車両の制御方法。
【請求項3】
前記報知情報は、前記画像表示領域の左右の一端側から他端側に延びるように表示される、請求項1または2に記載の作業車両の制御方法。
【請求項4】
前記報知情報は、点線状の表示情報を含む、請求項1から3のいずれかに記載の作業車両の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業車両の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ショベルなどの作業車両の周囲を監視する監視システムが種々提案されている。例えば、特許文献1では、ショベルの周囲をカメラで撮影し、取得した画像を表示部に表示するとともに、上記画像中に含まれる人の領域を枠線で囲んで強調表示するシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-101420
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1のように、撮影した画像と枠線とを重ねて表示部に表示する構成では、複数の情報が重なって表示されるため、見づらいことに加え、画像に映る人が画像全体に比べて小さい場合に、画像中の人を囲む枠線が画像全体に比べて小さくなる。このため、作業車両のオペレータ(運転手)が表示部を見て作業車両の周囲に障害物が存在することを直感的に察知しにくい。その結果、オペレータが作業車両と障害物との衝突などの危険を察知しづらいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、表示部を見る作業車両のオペレータに、作業車両の周囲に障害物が存在することを直感的に容易に察知させることができ、これによって作業車両と障害物との衝突などの危険をオペレータに容易に察知させることができる作業車両の制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係る作業車両の制御方法は、作業車両の表示部の画像表示領域に、対応する前記作業車両の周囲の領域で取得された画像を表示することと、前記領域で障害物が存在するか否かを検出することと、前記障害物の検出に応じて、帯状の報知情報の少なくとも一部を前記画像の外縁に表示し、前記障害物の非検出時には、前記報知情報は表示されないことと、を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記の制御方法によれば、表示部を見る作業車両のオペレータに、作業車両の周囲に障害物が存在することを直感的に容易に察知させることができ、作業車両と障害物との衝突などの危険をオペレータに容易に察知させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の一形態に係る作業車両の一例である油圧ショベルの概略の構成を示す側面図である。
上記油圧ショベルの主要部の構成を示す説明図である。
上記油圧ショベルが有する表示部の表示画面における各表示領域の一例を示す説明図である。
上記表示部の表示例を示す説明図である。
上記表示部の表示画面における各表示領域の他の例を示す説明図である。
上記表示部の他の表示例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0010】
〔1.作業車両〕
図1は、本実施形態の作業車両の一例である油圧ショベル1の概略の構成を示す側面図である。油圧ショベル1は、下部走行体2と、作業機3と、上部旋回体4と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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