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公開番号
2025015696
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024199756,2023563841
出願日
2024-11-15,2022-04-19
発明の名称
カルボキシ-ベンズイミダゾールGLP-1R調節化合物
出願人
ギリアード サイエンシーズ, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07D
401/10 20060101AFI20250123BHJP(有機化学)
要約
【課題】 疾患を処置する方法を提供すること
【解決手段】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025015696000738.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">19</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">128</com:WidthMeasure> </com:Image> 本開示は、GLP-1Rアゴニスト、ならびにその組成物、方法、およびキットを提供するところのものである。そのような化合物は、概して、ヒトにおけるGLP-1R媒介性疾患又は状態を治療するために有用であるところのものである。本明細書中に詳細に説明されかつ具体的に実証されているとおり、驚くべきことに、本発明によれば、顕著な効果が達成されるのであり、この顕著な効果は、当業者が従来技術から容易に予想することができなかったものである。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載の発明
。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、あらゆる目的のためにその全体で本明細書に組み込まれる、2021年4月21日に出願された米国仮出願第63/177,778号及び2021年12月6日に出願された米国仮出願第63/286,475号の優先権を主張する。
続きを表示(約 3,700 文字)
【0002】
本開示は、グルカゴン様ペプチド-1受容体(glucagon-like peptide-1 receptor、GLP-1R)のアゴニスト又はモジュレーターに結合してそれとして作用し、かつGLP-1Rのアゴニスト又はモジュレーターとして作用する、化合物に関する。本開示は、当該化合物による疾患及び/又は状態の治療及び/又は予防のための、化合物の使用に更に関する。
【背景技術】
【0003】
グルカゴン様ペプチド-1(Glucagon-like peptide-1、GLP-1)は、食事に応答して腸内の腸内分泌細胞から分泌されるペプチドホルモンである。GLP-1は、膵β細胞から食事誘発性インスリン分泌を直接増強することによって、食事後の血糖の調節において、かつ腸を通る食物の輸送を遅らせることによって、満腹感を促進することにおいて、役割を果たすと考えられている。GLP-1は、細胞膜上に存在するGタンパク質共役型受容体のファミリーに属し、かつ活性化時に二次メッセンジャー環状アデノシン一リン酸(cyclic adenosine monophosphate、cAMP)の蓄積をもたらし得る、GLP-1受容体(GLP-1R)を介した細胞内シグナル伝達を媒介する。非アルコール性脂肪性肝炎(Non-alcoholic steatohepatitis、NASH)は、肥満、2型糖尿病、インスリン抵抗性、及び心血管疾患を含むメタボリックシンドロームの特徴に関連し得る。
【0004】
GLP-1Rアゴニストは、糖尿病、肥満、及びNASHに関連して現在調査されている。GLP-1Rアゴニストは、2型糖尿病の管理について承認されているエキセナチド、リラグルチド、及びデュラグルチドなどのペプチドを含む。そのようなペプチドは、主に皮下注射によって投与される。経口GLP-1アゴニストはまた、2型糖尿病の治療のために調査されている。リラグルチド、デュラグルチド、及びエキセナチドなどのいくつかのGLP-1Rアゴニストは、ジペプチジルペプチダーゼ4による急速な分解に耐性があり、内因性GLP-1よりも長い半減期をもたらす。
【0005】
NASH、肥満、及び2型糖尿病を含むが、これらに限定されない代謝性疾患及び関連する疾患の治療における望ましい治療特性、代謝特性、及び/又は容易な投与を伴う、GLP-1Rのアゴニストなどの化合物が依然として必要とされている。
【発明の概要】
【0006】
一実施形態では、本開示は、式(I):
【0007】
TIFF
2025015696000002.tif
29
128
又はその薬学的に許容される塩であって、式中、
R
1
が、
i)各々が、1~4個のR
4
で任意選択的に置換されている、C
6~10
アリール若しくは6員ヘテロアリール、又は
ii)6員ヘテロアリールであって、ヘテロアリールが、各々独立して、N、O、若しくはSである、0~3個のヘテロ原子を有する、5若しくは6員環に縮合して、縮合環系を形成し、縮合環系が、1~4個のR
5
で任意選択的に置換されている、6員ヘテロアリールであり、
環Aが、
【0008】
TIFF
2025015696000003.tif
17
128
であり、その各々が、1~3個のR
A
で任意選択的に置換されており、各R
A
が、独立して、C
1~6
アルキル、C
1~6
ハロアルキル、C
1~6
アルコキシ、C
1~6
ハロアルコキシ、ハロゲン、-OH、-CN、又は-N(R
10a
)(R
10b
)であり、
環Bが、
(i)C
6~10
アリール若しくはヘテロアリールであって、その各々が、1~4個のR
B
で任意選択的に置換されており、各R
B
が、独立して、C
1~9
アルキル、C
1~8
ハロアルキル、C
1~6
ハロアルコキシ、C
2~6
アルコキシアルキル、C
2~6
アルケニル、C
2~6
アルキニル、ハロゲン、C
3~10
シクロアルキル、ヘテロシクリル、C
6~10
アリール、ヘテロアリール、オキソ、-NO
2
、-CN、-N
3
、-O-R
10a
、-C(O)R
10a
、-C(O)O-R
10a
、-N(R
10a
)(R
10b
)、N(R
10a
)
2
(R
10b
)
+
、-N(R
10a
)C(O)-R
10b
、-N(R
10a
)C(O)O-R
10b
、-N(R
10a
)C(O)N(R
10b
)(R
10c
)、-N(R
10a
)S(O)
2
(R
10b
)、-N R
10a
S(O)
2
N(R
10b
)(R
10c
)、-N R
10a
S(O)
2
O(R
10b
)、-OC(O)R
【0009】
TIFF
2025015696000004.tif
31
128
であり、式中、
R
2a
が、C
1~6
アルキル、C
1~6
ヒドロキシアルキル、C
2-6
アルコキシアルキル、C
1~6
ハロアルキル、C
1~6
アルキル-CN、-C
3~6
シクロアルキル又はヘテロアリールであり
各アルキル、シクロアルキル、又はヘテロアリールが、各々独立して、C
1~6
アルキル、C
1~6
アルコキシ、ハロゲン、C
1~6
ハロアルキル、又はC
1~6
ハロアルコキシである、1~4個の基で任意選択的に置換されており、
R
2b
が、H、C
1~3
アルキル、又はC
1~3
ハロアルキルであり、
R
2c
が、H、C
1~3
アルキル、又はC
1~3
ハロアルキルであり、
R
3
が、-C(O)OR
3a
であり、
R
3a
が、H、C
1~4
アルキル-N(R
9a
)(R
9b
)、-C
1~4
アルキル-N(R
9a
)C(O)-O-C
1~4
アルキル-OP(O)(OR
9c
)
2
、C
1~4
アルキル-C(O)N(R
9a
)(R
9b
)、-C
1~4
アルキル-O-C(O)-C
1~4
アルキル、-C
1~4
アルキル-O-C(O)-O-C
1~4
アルキル、-C
1~4
アルキル-O-C(O)-C
1~4
アルキル-N(R
9a
)(R
9b
)、-C
1~4
アルキル-O-C(O)-C
1~4
アルキル-OP(O)(OR
9c
)
2
、-CH
【0010】
本開示は、式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む、医薬組成物、方法、及び使用を更に提供する。本開示は、式(I-A-1)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む、医薬組成物、方法、及び使用を更に提供する。例えば、本開示の化合物は、概して、GLP-1R媒介性疾患又は状態を治療する方法において有用である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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