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公開番号
2025015491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024114597
出願日
2024-07-18
発明の名称
心臓内超音波検査(ICE)を使用するバイプレーンビュー又はトリプレーンビュー上の遠位端部エフェクタの視覚化
出願人
バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド
,
Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人
個人
主分類
A61B
8/12 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】医療システムを提供すること。
【解決手段】医療システムは、ユーティリティプローブ及び超音波プローブと、プロセッサと、を含む。プローブは、器官の内側で動作する。ユーティリティプローブは、遠位端部エフェクタと、遠位端部エフェクタの第1の位置を示す第1の信号を出力する第1のセンサを含む。超音波プローブは、器官の内側の遠位端部エフェクタの部分を含むボリュームを撮像する超音波トランスデューサアレイと、超音波トランスデューサアレイの第2の位置を示す第2の信号を出力する第2のセンサと、を含む。プロセッサは、撮像されたボリューム、第1の位置及び第2の位置を使用して、器官と遠位端部エフェクタの少なくとも一部を含む撮像されたボリュームのスライスを選択し、選択されたスライスから、遠位端部エフェクタの一部のバイプレーンビュー/トリプレーンビューを生成し、ユーザに提示するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
医療システムであって、
器官の腔に挿入するためのユーティリティプローブであって、
前記ユーティリティプローブの遠位端部に取り付けられた遠位端部エフェクタと、
前記腔の内側の前記遠位端部エフェクタの第1の位置を示す第1の信号を出力するように構成された第1のセンサと、を含む、ユーティリティプローブと、
身体の器官に挿入するための超音波プローブであって、
前記器官のボリュームを撮像するように構成された超音波トランスデューサアレイであって、前記ボリュームは前記遠位端部エフェクタの少なくとも一部分を含む、超音波トランスデューサアレイと、
前記腔の内側の前記超音波トランスデューサアレイの第2の位置を示す第2の信号を出力するように構成された第2のセンサと、を含む、超音波プローブと、
プロセッサであって、
前記撮像されたボリューム、前記第1の位置、及び前記第2の位置を使用して、前記器官と空間的関係にある前記遠位端部エフェクタの少なくとも一部を含む前記撮像されたボリュームの1つ又は2つ以上のスライスを選択することと、
前記1つ又は2つ以上の選択されたスライスから、前記遠位端部エフェクタの前記一部のバイプレーンビュー及びトリプレーンビューのうちの少なくとも一方を生成することと、
前記バイプレーンビュー及び前記トリプレーンビューのうちの前記少なくとも一方をユーザに提示することと、を行うように構成されている、プロセッサと、を備える、医療システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記遠位端部エフェクタの前記一部は、拡張可能スプライン及び拡張可能アームのうちの1つを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記遠位端部エフェクタの前記一部は、人工弁を含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記超音波プローブは、心臓内超音波検査(ICE)用の4D超音波(US)カテーテルである、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、位置追跡システムによって印加された磁場に応答して前記第1の信号及び前記第2の信号を生成するように構成された磁気位置センサである、請求項1に記載のシステム。
【請求項6】
前記第1のセンサは、電気位置追跡システムの一部として前記第1の信号を生成するように構成された前記遠位端部エフェクタの電極である、請求項1に記載のシステム。
【請求項7】
前記プロセッサは、画像処理アルゴリズムを使用して1つ又は2つ以上のスライスを選択するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記プロセッサは、画像処理アルゴリズムを使用して、前記1つ又は2つ以上の選択されたスライスからバイプレーンビュー及びトリプレーンビューのうちの少なくとも一方を生成するように構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項9】
前記器官の前記腔は心臓の心室である、請求項1に記載のシステム。
【請求項10】
医療方法であって、
器官の腔にユーティリティプローブを挿入することであって、前記ユーティリティプローブは、
前記ユーティリティプローブの遠位端部に取り付けられた遠位端部エフェクタと、
前記腔の内側の前記遠位端部エフェクタの第1の位置を示す第1の信号を出力するように構成された第1のセンサと、を含む、ことと、
身体の器官に超音波プローブを挿入することであって、前記超音波プローブは、
前記器官のボリュームを撮像するように構成された超音波トランスデューサアレイであって、前記ボリュームは前記遠位端部エフェクタの少なくとも一部分を含む、超音波トランスデューサアレイと、
前記腔の内側の前記超音波トランスデューサアレイの第2の位置を示す第2の信号を出力するように構成された第2のセンサと、を含む、ことと、
前記撮像されたボリューム、前記第1の位置、及び前記第2の位置を使用して、前記器官と空間的関係にある前記遠位端部エフェクタの少なくとも一部を含む前記撮像されたボリュームの1つ又は2つ以上のスライスを選択することと、
前記1つ又は2つ以上の選択されたスライスから、前記遠位端部エフェクタの前記一部のバイプレーンビュー及びトリプレーンビューのうちの少なくとも一方を生成することと、
前記バイプレーンビュー及び前記トリプレーンビューのうちの前記少なくとも一方をユーザに提示することと、を含む、医療方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、侵襲性医療デバイスの視覚化に関し、特に、超音波(ultrasound、US)プローブを使用する心臓プローブのリアルタイムでの視覚化に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
侵襲的USプローブを使用する医療視覚化は、特許文献において以前に提案されている。例えば、米国特許第7,604,601号は、磁気位置センサ及び超音波撮像センサを有するカテーテルを含む、患者の身体を撮像するための医療撮像システムを説明している。プロセッサは、位置センサによって伝送された電気信号に基づいてカテーテルの部分の位置情報を決定する。プロセッサは、磁気位置センサから導出された位置情報に基づいて、患者の身体内のカテーテルの部分の配向と同じ配向でカテーテルアイコンをディスプレイ上に表示する。プロセッサはまた、超音波センサによって伝送された信号に基づいて、標的の超音波画像を生成し、磁気位置センサから導出された位置情報に基づいて、患者の身体内のカテーテルの部分の配向と同じ配向で、生成された超音波画像をディスプレイ上にリアルタイムで描写する。
【0003】
以下の本開示の実施例の詳細な説明を図面と併せ読むことで、本開示のより完全な理解が得られるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0004】
本開示の例による、プローブベースの超音波(US)撮像及び電気生理学(electrophysiology、EP)マッピング及びアブレーションシステムの概略図である。
本開示の例による、図1のUSプローブによって取得されたボリュームから選択された2つのUSスライスから導出された、図1のEPマッピングカテーテルの遠位端部エフェクタのアーム(又はスプライン)のUSバイプレーン図である。
本開示の一例に係る、図1のUSプローブによって取得されたUSスライスの選択及び画像処理に基づいて、バイプレーンUSビュー又はトリプレーンUSビューにおいて遠位端部エフェクタを視覚化する方法を概略的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0005】
概要
患者の器官の腔内でのプローブベースの臨床処置中に、ユーティリティプローブの異なる遠位端部エフェクタ(例えば、カテーテル及び/又は他の侵襲性プローブ)が器官に挿入され得る。
【0006】
侵襲的処置の一例は、心室における不整脈の診断及び治療である。この例では、その遠位端部エフェクタ上に複数の電極を有するEPマッピングカテーテルが挿入されて、プロセッサによって使用されるデータ点が取得され、対象の心室の電気解剖学的モデル(例えば、EPマップ)が生成される。そのような侵襲的処置の別の例は、心臓弁置換又は左心耳閉塞デバイスである。
【0007】
遠位端部エフェクタの一例は、バスケットアセンブリなどの拡張可能マルチスプラインアセンブリである。別の例は、図1及び図2に示されるOctaRay(登録商標)アセンブリなどの拡張可能マルチアームアセンブリである。更に別の例は、人工弁の送達システムである。
【0008】
EPマッピングカテーテルなどのユーティリティプローブ又は電気アブレーションカテーテルなどの治療用カテーテルは、同様に心臓に挿入される超音波(US)プローブを使用して臨床処置中に視覚化することができる。
【0009】
ユーティリティプローブはまた、センサを有し得るか、又は別の方法を使用して(例えば、解剖学的ランドマークを使用して)ユーティリティプローブと位置合わせされたロケーション/画像であり得る、経食道エコー(trans esophageal echo、TEE)プローブによるものなど、他の撮像プローブを使用して視覚化され得る。
【0010】
ユーティリティプローブ(例えば、カテーテル)を視覚化する1つの方法は、カテーテルの遠位端部エフェクタのアイコンを表示することであり、このアイコンは、器官の解剖学的モデルに対するそのロケーション及び配向を示す。遠位端部エフェクタの既知の寸法及び機構は、腔の内側のシャフトの遠位端部の監視されたロケーションとともに、このアイコンを作成するために使用されることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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