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公開番号
2025015465
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024113358
出願日
2024-07-16
発明の名称
インスリン誘導体の医薬組成物
出願人
ノヴォ ノルディスク アー/エス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
38/28 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明が解決しようとする課題は、アリールボロン酸またはアリールボロキソールなどの1つ以上のアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体の安定した組成物を開発することである。
【解決手段】本発明は、少なくとも1つのアリールボロン酸またはアリールボロキソールを含むインスリン誘導体と、メチオニンと、を含む組成物、ならびに1型糖尿病および2型糖尿病を含む糖尿病の治療におけるその使用に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
液体医薬組成物であって、
アリールボロン酸またはアリールボロキソール(aryl boroxol)などの少なくとも1つのアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体と、
メチオニンと、を含む、液体医薬組成物。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
単独または組み合わせのいずれかでの、グリセロール、またはマンニトールもしくはソルビトールなどの糖アルコールをさらに含む、請求項1に記載の液体医薬組成物。
【請求項3】
マンニトールを含む、請求項2に記載の液体医薬組成物。
【請求項4】
マンニトールおよびグリセロールを含む、請求項2に記載の液体医薬組成物。
【請求項5】
pHが、5.0~8.0の範囲内である、請求項1~4のいずれか一項に記載の液体医薬組成物。
【請求項6】
フェノール系防腐剤またはフェノール系防腐剤の混合物をさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の液体医薬組成物。
【請求項7】
前記インスリン誘導体が、実施例1のインスリン誘導体、もしくはその薬学的に許容可能な塩、または実施例2のインスリン誘導体、もしくはその薬学的に許容可能な塩である、請求項1~6のいずれか一項に記載の液体医薬組成物。
【請求項8】
前記組成物が、
実施例2のインスリン誘導体、またはその薬学的に許容可能な塩と、
グリセロールと、
マンニトールと、
メチオニンと、を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の液体医薬組成物。
【請求項9】
前記組成物が亜鉛を実質的に含まない、請求項8に記載の液体医薬組成物。
【請求項10】
前記組成物が、
0.6~4.8mMの、実施例2のインスリン誘導体、またはその薬学的に許容可能な塩と、
30mMのメチオニンと、
152mMのグリセロールと、
40mMのマンニトールと、
25mMのフェノールと、
25mMのメタクレゾールと、を含み、
pHが、6.6である、請求項1~9のいずれか一項に記載の液体医薬組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つのアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体の新規な医薬組成物、および糖尿病に関連する医学的状態の治療または予防のためのこのような組成物の使用に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
配列表の参照による組み込み
配列表
本出願は、電子形式の配列表とともに提出される。配列表の内容全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
近年、1つ以上のアリールボロン酸またはアリールボロキソール(aryl boroxol)部分の含有に基づいてグルコース感受性インスリン活性を示すインスリン誘導体が公開されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5)。
【0004】
アリールボロン酸などのアリールホウ素化合物は、中性値付近のpHにおいて、水溶液中で低い安定性を有する可能性がある。C-B結合は、加水分解してフェニル残基および遊離ホウ酸、Ph-H+B(OH)
3
を得ることができるか、または化合物は、酸化されてフェノール残基+遊離ホウ酸、Ph-OH+B(OH)
3
を得ることができる。したがって、アリールボロン酸またはアリールボロキソールなどの1つ以上のアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体の安定した組成物を開発することが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2020/201041号
国際公開第2019/092125号
国際公開第2022/109078号
国際公開第2021/202802号
国際公開第2023/225534号
【発明の概要】
【0006】
最も広い態様では、本発明は、インスリン誘導体の液体医薬組成物に関し、インスリン誘導体は、アリールボロン酸またはアリールボロキソール(aryl boroxol)部分などの1つ以上のアリールホウ素部分を含む。驚くべきことに、メチオニンの添加は、より安定した組成物をもたらすことが見出された。また、驚くべきことに、マンニトールなどの糖アルコール(ポリオール)の添加が、より安定した組成物をもたらすことも見出された。さらに、メチオニンおよびマンニトールの両方の添加が、驚くべき安定した組成物をもたらすことが見出された。さらなる態様では、組成物は、メチオニンおよびマンニトールを含む。一態様では、組成物は安定である。一態様では、組成物は、組成物がメチオニンを含有していない場合よりも安定である。一態様では、組成物は、組成物がマンニトールを含有していない場合よりも安定である。一態様では、組成物は、組成物がメチオニンおよびマンニトールを含有していない場合よりも安定である。
【0007】
本発明は、例示的な実施形態の開示から明らかとなるさらなる問題も解決し得る。
【発明を実施するための形態】
【0008】
一態様では、本発明による組成物は、
a)アリールボロン酸またはアリールボロキソールなどの少なくとも1つのアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体と、
b)メチオニンと、を含む。
【0009】
一態様では、本発明による組成物は、
a)アリールボロン酸またはアリールボロキソールなどの少なくとも1つのアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体と、
b)マンニトールまたはソルビトールなどの糖アルコールと、を含む。
【0010】
一態様では、本発明による組成物は、
a)アリールボロン酸またはアリールボロキソールなどの少なくとも1つのアリールホウ素部分を含むインスリン誘導体と、
b)メチオニンと、
b)マンニトールまたはソルビトールなどの糖アルコールと、を含む。
(【0011】以降は省略されています)
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