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公開番号
2025015328
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118659
出願日
2023-07-20
発明の名称
開閉体の開閉装置
出願人
株式会社パイオラックス
代理人
デロイトトーマツ弁理士法人
主分類
B60K
15/05 20060101AFI20250123BHJP(車両一般)
要約
【課題】部品点数を削減して構造の簡素化を図ることができる、開閉体の開閉装置を提供する。
【解決手段】この開閉装置10は、ベース部材20と、被係合部を設けた開閉体40と、当接部65及び係合部72を設けたロック部材60と、巻回部81、第1腕部83、第2腕部85を設けた付勢部材80とを有し、開閉体40は第1係止部57を有し、第1係止部57に第1腕部83が係止されて、開口部に対して開閉体40が閉じる方向に付勢され、ロック部材60は第2係止部77を有し、第2係止部77に第2腕部85が係止されて、差込み部材5の、開口部3への差込み方向に沿った差込み経路に、当接部65が侵入するように、ロック部材60が付勢されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
差込み部材が差込まれる開口部を設けた被固定部材の、前記開口部を開閉する開閉体の開閉装置であって、
前記被固定部材に固定されるベース部材と、
前記ベース部材に回動可能に取付けられて前記開口部を開閉すると共に、被係合部を設けた開閉体と、
前記ベース部材及び前記開閉体の間に設けられ、前記ベース部材に対して前記開閉体を回動可能に支持する回動支持部と、
前記ベース部材に、前記開口部への前記差込み部材の差込み方向に交差する方向にスライド可能に装着されると共に、前記差込み部材が当接する当接部、及び、前記開口部に対して前記開閉体が開いたときに前記開閉体の被係合部に係合して前記開閉体を開いた状態に保持する係合部を設けたロック部材と、
巻回部と、前記巻回部の一端から延出した第1腕部と、前記巻回部の他端から延出した第2腕部とを設けた付勢部材とを有しており、
前記開閉体は第1係止部を有し、前記第1係止部に前記第1腕部が係止されて、前記開口部に対して前記開閉体が閉じる方向に付勢されており、
前記ロック部材は第2係止部を有し、前記第2係止部に前記第2腕部が係止されて、前記差込み部材の、前記開口部への差込み方向に沿った差込み経路に、前記当接部が侵入するように、前記ロック部材が付勢されており、
前記ベース部材と前記ロック部材との間には、前記ベース部材から前記ロック部材を抜け止め保持するストッパー部が設けられており、
前記開口部に前記差込み部材が差込まれ、前記差込み部材が前記当接部に当接したときに、前記ロック部材が前記付勢部材の付勢力に抗してスライドし、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除された係合解除状態となることを特徴とする開閉体の開閉装置。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記係合解除状態で、前記係合部と前記被係合部とが、前記差込み部材の、前記開口部への差込み方向に離間するように構成されている請求項1記載の開閉体の開閉装置。
【請求項3】
前記ベース部材と前記ロック部材との間には、前記ロック部材のスライド動作をガイドする、ガイド部が設けられている請求項1又は2記載の開閉体の開閉装置。
【請求項4】
前記ロック部材の前記係合部は、スリットを介して撓み変形可能に形成されている請求項1又は2記載の開閉体の開閉装置。
【請求項5】
前記ロック部材と、前記付勢部材の前記巻回部とが、前記巻回部の軸方向において重なるように配置されている請求項1又は2記載の開閉体の開閉装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、差込み部材が差込まれる開口部を設けた被固定部材の、開口部を開閉する開閉体の開閉装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、電気自動車の充電口(充電ソケット、充電ポート等とも言われる)に充電ガン(給電ガン)が差込まれることで、電気供給設備(給電スタンド等)から電気が電気自動車の電池に給電され、当該電池が充電されるようになっている。
【0003】
このような充電口は、車体に形成された給電開口部の内側に配置されており、同給電開口部は、リッドによって開閉可能となっている。更に、充電口は、通常充電用の開口部と、急速充電用の開口部とを有していることが一般的である。また、急速充電用の開口部は、開閉可能なカバーで更に覆われることが多い。
【0004】
ところで、急速充電用の開口部のカバーを閉じるのを忘れた状態で、給電開口部のリッドを閉じることがあった。この場合、急速充電用の開口部のカバーにダメージを与えることがある。
【0005】
そのため、急速充電用の開口部のカバーを開いて、充電ガンで充電した後、急速充電用の開口部から充電ガンを引き抜いたときに、急速充電用の開口部のカバーが自動的に閉じる構造が存在している。
【0006】
例えば、下記特許文献1には、急速充電用の開口部に開閉可能に取付けられたカバーフラップと、同カバーフラップを閉じた状態に付勢する付勢部材と、カバーフラップを開いた状態に保持し且つ充電ガン差込み時にその保持状態を解除するラッチ手段と、ラッチ手段をラッチ位置に付勢するばね部材とを有する、車両のバッテリー装置を充電するための接続装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
US11121496B2
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1の接続装置の場合、カバーフラップを閉じた状態に付勢する付勢部材と、ラッチ手段をラッチ位置に付勢するばね部材との、2つの付勢用の部材が必要であり、部品点数が多く構造が複雑であった。
【0009】
したがって、本発明の目的は、部品点数を削減して構造の簡素化を図ることができる、開閉体の開閉装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するため、本発明は、差込み部材が差込まれる開口部を設けた被固定部材の、前記開口部を開閉する開閉体の開閉装置であって、前記被固定部材に固定されるベース部材と、前記ベース部材に回動可能に取付けられて前記開口部を開閉すると共に、被係合部を設けた開閉体と、前記ベース部材及び前記開閉体の間に設けられ、前記ベース部材に対して前記開閉体を回動可能に支持する回動支持部と、前記ベース部材に、前記開口部への前記差込み部材の差込み方向に交差する方向にスライド可能に装着されると共に、前記差込み部材が当接する当接部、及び、前記開口部に対して前記開閉体が開いたときに前記開閉体の被係合部に係合して前記開閉体を開いた状態に保持する係合部を設けたロック部材と、巻回部と、前記巻回部の一端から延出した第1腕部と、前記巻回部の他端から延出した第2腕部とを設けた付勢部材とを有しており、前記開閉体は第1係止部を有し、前記第1係止部に前記第1腕部が係止されて、前記開口部に対して前記開閉体が閉じる方向に付勢されており、前記ロック部材は第2係止部を有し、前記第2係止部に前記第2腕部が係止されて、前記差込み部材の、前記開口部への差込み方向に沿った差込み経路に、前記当接部が侵入するように、前記ロック部材が付勢されており、前記ベース部材と前記ロック部材との間には、前記ベース部材から前記ロック部材を抜け止め保持するストッパー部が設けられており、前記開口部に前記差込み部材が差込まれ、前記差込み部材が前記当接部に当接したときに、前記ロック部材が前記付勢部材の付勢力に抗してスライドし、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除された係合解除状態となることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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