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公開番号2025015215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118479
出願日2023-07-20
発明の名称超音波診断装置及びエコー画像認識方法
出願人TCC Media Lab株式会社
代理人個人
主分類A61B 8/14 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】エコー画像に描出された組織の特定を高精度にかつ容易にすることができる等の超音波診断装置を提供する。
【解決手段】超音波診断装置は、超音波プローブを移動させながら連続的に取得した複数枚のエコー画像をつなぎ合わせて拡張したパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成部と、生成されたパノラマ画像に基づいて体内の所定の部位を認識する画像認識部とを備える。画像認識部は、パノラマ画像に基づく画像認識結果を参照して、エコー画像上の所定の部位を認識する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置であって、
前記超音波プローブを移動させながら連続的に取得した複数枚のエコー画像をつなぎ合わせて拡張したパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成部と、
生成された前記パノラマ画像に基づいて前記体内の所定の部位を認識する画像認識部と
を備えた超音波診断装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記画像認識部が、前記パノラマ画像に基づく画像認識結果を参照して、前記エコー画像上の前記所定の部位を認識する、請求項1に記載の超音波診断装置。
【請求項3】
認識された部位ごとに色分け表示する表示処理部を更に備える、請求項2に記載の超音波診断装置。
【請求項4】
超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置におけるエコー画像認識方法であって、
前記超音波プローブを移動させながら複数枚のエコー画像を連続的に取得するステップと、
取得した前記複数枚のエコー画像をつなぎ合わせて拡張したパノラマ画像を生成するステップと、
生成された前記パノラマ画像に基づいて前記体内の所定の部位を認識するステップと
を含む、エコー画像認識方法。
【請求項5】
前記パノラマ画像に基づく画像認識結果を参照して、前記エコー画像上の前記所定の部位を認識するステップを更に含む、請求項4に記載のエコー画像認識方法。
【請求項6】
認識された部位ごとに色分け表示するステップを更に含む、請求項5に記載のエコー画像認識方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、被検者の体内で反射された超音波に基づいてエコー画像を取得する超音波診断装置及び超音波診断装置におけるエコー画像認識方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
超音波診断装置は、生体内の断層画像をリアルタイムで得ることができ、X線CT等の他の医療機器に比較して侵襲性が低く、更に小型で持ち運びも容易であるという利点がある。近年では、外科的疾患の医療診断のみならず、鍼灸施術を行う治療院等においてもエコー画像による治療効果の評価や記録が広く行われている。
【0003】
一般的に超音波診断に用いられるBモード画像は、その構造上、逆扇形であり、そのため静止画像では観察できる範囲が狭く客観性に欠けるという課題があった。このような課題に関連し、例えば特許文献1には、超音波プローブを移動させながら連続的に取得した複数枚のエコー画像をつなぎ合わせてパノラマ画像を生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-217018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、エコー画像は逆扇形であり観察可能な領域が比較的狭いことから、記録された1枚のエコー静止画像から生体内のどの位置(部位)を撮影したものなのか特定することは難しかった。特に神経ブロックや鍼灸における記録として、後日、エコー画像を誰が診てもどこの部位かを正確に認識できる程度の客観性を担保するには不十分であった。
【0006】
本発明は、エコー画像に描出された所定の部位又は組織の特定を高精度にかつ容易にすることができる等の超音波診断装置又はエコー画像認識方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するため、本発明は、超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置であって、前記超音波プローブを移動させながら連続的に取得した複数枚のエコー画像をつなぎ合わせて拡張したパノラマ画像を生成するパノラマ画像生成部と、生成された前記パノラマ画像に基づいて前記体内の所定の部位を認識する画像認識部とを備えた超音波診断装置である。
【0008】
超音波診断装置は、前記画像認識部が、前記パノラマ画像に基づく画像認識結果を参照して、前記エコー画像上の前記所定の部位を認識するものでもよい。
【0009】
また、超音波診断装置は、認識された部位ごとに色分け表示する表示処理部を更に備えるものでもよい。
【0010】
また、本発明は、超音波プローブから体内に向けて超音波を放射し、前記体内で反射された超音波を前記超音波プローブで受信することによりエコー画像を取得する超音波診断装置におけるエコー画像認識方法であって、前記超音波プローブを移動させながら複数枚のエコー画像を連続的に取得するステップと、取得した前記複数枚のエコー画像をつなぎ合わせて拡張したパノラマ画像を生成するステップと、生成された前記パノラマ画像に基づいて前記体内の所定の部位を認識するステップとを含む、エコー画像認識方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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