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公開番号2025015056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118151
出願日2023-07-20
発明の名称再生ゴム含有ゴム組成物および空気入りタイヤ
出願人TOYO TIRE株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類C08L 17/00 20060101AFI20250123BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】加硫ゴムとしたときに破壊特性や耐疲労性に優れた再生ゴム含有ゴム組成物、および再生ゴム含有ゴム組成物を加硫成形してなるゴム部を備える空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】再生ゴムを含有する再生ゴム含有ゴム組成物であって、再生ゴムが、下記特定の評価用ゴム組成物の加硫ゴムを原子間力顕微鏡で測定したゴム弾性率が2.0MPa以上の値を示す再生ゴムであることを特徴とする再生ゴム含有ゴム組成物。
評価用ゴム組成物;イソプレンゴム100質量部に対し、再生ゴムを20質量部含有し、かつカーボンブラックを含有しないゴム組成物
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
再生ゴムを含有する再生ゴム含有ゴム組成物であって、
前記再生ゴムが、下記特定の評価用ゴム組成物の加硫ゴムを原子間力顕微鏡で測定したゴム弾性率が2.0MPa以上の値を示す再生ゴムであることを特徴とする再生ゴム含有ゴム組成物。
評価用ゴム組成物;イソプレンゴム100質量部に対し、前記再生ゴムを20質量部含有し、かつカーボンブラックを含有しないゴム組成物
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記評価用ゴム組成物が、イソプレンゴム100質量部に対し、硫黄を1.5質量部含有するものである請求項1に記載の再生ゴム含有ゴム組成物。
【請求項3】
ゴム成分の全量を100質量部としたとき、前記再生ゴムを1~10質量部含有する請求項1に記載の再生ゴム含有ゴム組成物。
【請求項4】
前記再生ゴムが、タイヤトレッド由来の再生ゴムである請求項1に記載の再生ゴム含有ゴム組成物。
【請求項5】
前記再生ゴムが、ゴム成分の全量を100質量部としたとき、天然ゴムおよびイソプレンゴムからなる群より選択される少なくとも1種を50質量部以上含有する再生ゴムである請求項1に記載の再生ゴム含有ゴム組成物。
【請求項6】
請求項1に記載の再生ゴム含有ゴム組成物を加硫成形してなるゴム部を備える空気入りタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、再生ゴム含有ゴム組成物、および再生ゴム含有ゴム組成物を加硫成形してなるゴム部を備える空気入りタイヤに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、環境意識の高まりから、使用済タイヤやその他のゴム製品から生ずる加硫ゴム廃材を再利用することが強く要望されている。
【0003】
下記特許文献1では、微粒径化処理を施し、145メッシュのふるいを通過したものを25%以上含有するように調製された粉ゴムを、更にオイルパン法処理して得られた再生ゴムを含有してなる再生ゴム含有ゴム組成物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-35663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らが鋭意検討したところ、上記従来技術で得られた再生ゴム含有ゴム組成物では、加硫ゴムとしたときに破壊特性や耐疲労性の点でさらなる改良の余地があることが判明した。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加硫ゴムとしたときに破壊特性や耐疲労性に優れた再生ゴム含有ゴム組成物、および再生ゴム含有ゴム組成物を加硫成形してなるゴム部を備える空気入りタイヤを提供することにある。
【0007】
上記課題は下記の如き構成により解決し得る。すなわち本発明は、再生ゴムを含有する再生ゴム含有ゴム組成物であって、前記再生ゴムが、下記特定の評価用ゴム組成物の加硫ゴムを原子間力顕微鏡で測定したゴム弾性率が2.0MPa以上の値を示す再生ゴムであることを特徴とする再生ゴム含有ゴム組成物(1)に関する。
評価用ゴム組成物;イソプレンゴム100質量部に対し、前記再生ゴムを20質量部含有し、かつカーボンブラックを含有しないゴム組成物
【0008】
上記再生ゴム含有ゴム組成物(1)において、前記評価用ゴム組成物が、イソプレンゴム100質量部に対し、硫黄を1.5質量部含有するものである再生ゴム含有ゴム組成物(2)が好ましい。
【0009】
上記再生ゴム含有ゴム組成物(1)または(2)において、ゴム成分の全量を100質量部としたとき、前記再生ゴムを1~10質量部含有する再生ゴム含有ゴム組成物(3)が好ましい。
【0010】
上記再生ゴム含有ゴム組成物(1)~(3)いずれかにおいて、前記再生ゴムが、タイヤトレッド由来の再生ゴムである再生ゴム含有ゴム組成物(4)が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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