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公開番号
2024146911
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-15
出願番号
2024057130
出願日
2024-03-29
発明の名称
硬化性組成物
出願人
積水フーラー株式会社
代理人
個人
主分類
C08L
71/02 20060101AFI20241004BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】 本発明は、優れた抗菌性及び清掃時の耐洗剤性並びに優れた艶消し性及び凹凸感を有する硬化物を生成し且つ硬化前後において色調の変化が低減化された硬化性組成物を提供する。
【解決手段】 硬化性重合体、融点が25~80℃であるアミン化合物2質量部以下と、粒子径が5~1000μmである粒子と、抗菌剤とを含むことを特徴とするので、優れた抗菌性及び清掃時の耐洗剤性並びに優れた艶消し性及び凹凸感を有する硬化物を生成し且つ硬化前後において色調の変化が低減化されており、硬化性組成物と共に用いられる他の部材のデザイン性や抗菌性を損なうことはない。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
硬化性重合体100質量部、融点が25~80℃であるアミン化合物2質量部以下と、粒子径が5~1000μmである粒子と、抗菌剤とを含むことを特徴とする硬化性組成物。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
硬化物の光沢度が15以下であることを特徴とする請求項1に記載の硬化性組成物。
【請求項3】
上記硬化性重合体は、分子中に加水分解性シリル基を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硬化性組成物。
【請求項4】
上記硬化性重合体は、ポリオキシアルキレン構造を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硬化性組成物。
【請求項5】
上記粒子径が5~1000μmである粒子の体積濃度が10体積%以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硬化性組成物。
【請求項6】
上記粒子径が5~1000μmである粒子の空隙率が20~80%であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硬化性組成物。
【請求項7】
硬化物の表面が、最大高さPzが100μm以上である凹凸形状を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の硬化性組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、硬化性組成物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、建築物に高いデザイン性を要求することが増加しており、とりわけ大面積を占める外壁部などの壁部では、樹脂製の壁部材への印刷技術や表面処理加工技術の向上によって、壁部のデザインが多様化されている。
【0003】
また、昨今の社会情勢から建材の清潔性を求める声が大きく、壁部においても上記デザイン性の他に、抗菌性や清掃時の耐洗剤性が求められている。
【0004】
一方、壁部は、所定幅を有する壁部材を上下左右に配設して構成されており、壁部材間に形成される目地部にはシーリング材が充填されている。壁部材において要求されているデザイン性を損なわないために、シーリング材にも艶消し性や凹凸感が要求されている。更に、壁部に要求されている抗菌性及び清掃時の耐洗剤性もシーリング材に要求されている。
【0005】
特許文献1には、反応性ポリマーおよび球状粒子を含有し、(P1)粒径850~1300μmの球状粒子の含有量が組成物に対して0.5~10体積%、(P2)粒径250~600μmの球状粒子の含有量が組成物に対して0.5~10体積%であり、(P3)粒径600~850μmの球状粒子の含有量が粒子(P1)および粒子(P2)の合計に対して45体積%以下である、凹凸外観を有する硬化性組成物が開示されている。
【0006】
特許文献2には、(A)架橋性シリル基を末端に有する変性ポリマーと、(B)融点又は凝固点が50℃以上であり、炭素数20以上のアルキル基を有するアルキルアミンと、(C)トリエトキシシリル基を有するアミン系シランカップリング剤と、(D)平均粒子径が300~450μmである炭酸カルシウムと、(E)平均粒子径が150~250μmである黒色シリカと、(F)充填剤と、(G)可塑剤と、(H)硬化触媒とを含有するシーリング材組成物が開示されている。
【0007】
特許文献3には、オルガノポリシロキサン(A)、加水分解性シラン化合物及び/又はその部分加水分解物(B)、トリアゾリル基含有化合物(C)、無機系抗菌剤(D)を含有してなる、変色の少ない抗菌・防カビ性オルガノポリシロキサン組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2019-151687号公報
特開2019-151676号公報
特開平11-199777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1の硬化性組成物に、特許文献3のように抗菌剤を含有させても、硬化性組成物の硬化物に十分な抗菌性を発現させることができないという問題点を有する。また、粒子の種類によっては、硬化性組成物の硬化物が洗剤成分によって変色を生じることがあるという問題点も生じる。
【0010】
また、特許文献2のシーリング材組成物に、特許文献3のように抗菌剤を含有させても、シーリング材組成物の硬化物に十分な抗菌性を発現させることができないという問題点を有する。更に、シーリング材組成物が硬化前後で色調が変化し、壁部の色調を損なうことがあるという問題点を有している。
(【0011】以降は省略されています)
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