TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025014987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118014
出願日2023-07-20
発明の名称接合方法及び接合システム
出願人東京エレクトロン株式会社
代理人個人,個人
主分類H01L 21/02 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接合強度の低下を抑制できる技術を提供する。
【解決手段】本開示の一態様による接合方法は、第1面を有する第1半導体基板及び第2面を有する第2半導体基板を準備することと、前記第1半導体基板の前記第1面及び前記第2半導体基板の前記第2面を親水化させることと、前記親水化させることの後、前記第1半導体基板の前記第1面と前記第2半導体基板の前記第2面とを接合することと、前記接合することの後、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を熱処理することで、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板との間の接合強度を高めることと、を有し、前記接合強度を高めることは、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を第1温度範囲で熱処理することと、前記第1温度範囲で熱処理することの後、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を目標温度で熱処理することと、を含み、前記第1温度範囲は、前記目標温度よりも低い温度範囲である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1面を有する第1半導体基板及び第2面を有する第2半導体基板を準備することと、
前記第1半導体基板の前記第1面及び前記第2半導体基板の前記第2面を親水化させることと、
前記親水化させることの後、前記第1半導体基板の前記第1面と前記第2半導体基板の前記第2面とを接合することと、
前記接合することの後、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を熱処理することで、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板との間の接合強度を高めることと、
を有し、
前記接合強度を高めることは、
前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を第1温度範囲で熱処理することと、
前記第1温度範囲で熱処理することの後、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を目標温度で熱処理することと、
を含み、
前記第1温度範囲は、前記目標温度よりも低い温度範囲である、
接合方法。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記目標温度は、350℃以上である、
請求項1に記載の接合方法。
【請求項3】
前記第1温度範囲で熱処理することは、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板が設けられる雰囲気の温度をステップ状に高めることを含む、
請求項1に記載の接合方法。
【請求項4】
前記第1温度範囲で熱処理することは、前記雰囲気の温度を100℃以上150℃未満の温度範囲に維持することを含む、
請求項3に記載の接合方法。
【請求項5】
前記第1温度範囲で熱処理することは、前記雰囲気の温度を300℃以上350℃未満の温度範囲に維持することを含む、
請求項3に記載の接合方法。
【請求項6】
前記第1温度範囲で熱処理することは、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を、互いに異なる設定温度の複数のアニール装置を順番に移動させることを含む、
請求項3に記載の接合方法。
【請求項7】
前記第1温度範囲で熱処理することは、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板が設けられる雰囲気の温度を連続的に高めることを含む、
請求項1に記載の接合方法。
【請求項8】
前記第1温度範囲で熱処理することは、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板をアニール装置内に収容し、前記アニール装置の設定温度を10℃/分以下の昇温速度で前記目標温度まで昇温させることを含む、
請求項7に記載の接合方法。
【請求項9】
前記第1半導体基板は、半導体ウエハであり、
前記第2半導体基板は、半導体ウエハである、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の接合方法。
【請求項10】
前記第1半導体基板は、半導体ウエハであり、
前記第2半導体基板は、ダイである、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の接合方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、接合方法及び接合システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
2枚の半導体ウエハを貼り合わせて仮接合し、次いで高温で熱処理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-103291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、接合強度の低下を抑制できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様による接合方法は、第1面を有する第1半導体基板及び第2面を有する第2半導体基板を準備することと、前記第1半導体基板の前記第1面及び前記第2半導体基板の前記第2面を親水化させることと、前記親水化させることの後、前記第1半導体基板の前記第1面と前記第2半導体基板の前記第2面とを接合することと、前記接合することの後、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を熱処理することで、前記第1半導体基板と前記第2半導体基板との間の接合強度を高めることと、を有し、前記接合強度を高めることは、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を第1温度範囲で熱処理することと、前記第1温度範囲で熱処理することの後、前記第1半導体基板及び前記第2半導体基板を目標温度で熱処理することと、を含み、前記第1温度範囲は、前記目標温度よりも低い温度範囲である。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、接合強度の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係る接合システムを示す平面図である。
図2は、第1実施形態に係る接合方法を示すフローチャートである。
図3は、第1ダイキャリアとダイの一例を示す断面図である。
図4は、第2ダイキャリアの一例を示す断面図である。
図5は、第2ダイキャリアとダイの一例を示す断面図である。
図6は、基板の一例を示す断面図である。
図7は、ダイ付き基板の一例を示す断面図である。
図8は、ダイ配列装置の動作の一例を示す断面図である。
図9は、静電吸着の一例を示す断面図である。
図10は、接合装置の動作の一例を示す断面図である。
図11は、図10に続く動作の一例を示す断面図である。
図12は、熱処理時の制御温度の時間変化の一例を示す図である。
図13は、熱処理時の制御温度の時間変化の別の一例を示す図である。
図14は、第2実施形態に係るシステムを示す平面図である。
図15は、重合ウエハの一例を示す断面図である。
図16は、第2実施形態に係る接合方法を示すフローチャートである。
図17は、接合装置の一例を示す断面図である。
図18は、接合装置の動作の一例を示す断面図である。
図19は、図18に続く動作の一例を示す断面図である。
図20は、図19に続く動作の一例を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。本明細書において、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は互いに垂直な方向である。X軸方向及びY軸方向は水平方向、Z軸方向は鉛直方向である。
【0009】
〔第1実施形態〕
(接合システム)
図1から図11を参照し、第1実施形態に係る接合システム1について説明する。接合システム1は、図7に示されるように、ダイCPと基板Wを接合することで、ダイ付き基板CWを製造する。ダイCPは第1半導体基板の一例であり、基板Wは第2半導体基板の一例である。ダイ付き基板CWは、基板Wと、基板Wに接合された複数のダイCPと、を含む。
【0010】
ダイCPは、下地基板S1と、下地基板S1の上に形成されたデバイスD1と、を有する。下地基板S1は、例えば、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、又はガラス基板である。デバイスD1は、半導体素子、回路、又は端子などを含む。デバイスD1は、ダイCPの接合面CPaに形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
テーブルタップ
27日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
17日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
3日前
オムロン株式会社
電磁継電器
3日前
オムロン株式会社
電磁継電器
3日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
27日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
23日前
オムロン株式会社
電磁継電器
3日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
23日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
3日前
日新電機株式会社
変圧器
11日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
17日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
27日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
27日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
16日前
国立大学法人信州大学
トランス
3日前
株式会社ヨコオ
ソケット
10日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
27日前
TDK株式会社
コイル部品
23日前
ローム株式会社
半導体装置
27日前
住友電装株式会社
コネクタ
23日前
三洲電線株式会社
撚線導体
17日前
株式会社デンソー
半導体装置
27日前
大和電器株式会社
コンセント
23日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
27日前
株式会社デンソー
半導体装置
27日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
10日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
17日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
27日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
23日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
2日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
10日前
ローム株式会社
半導体発光装置
23日前
TDK株式会社
電子部品
23日前
河村電器産業株式会社
接続装置
11日前
日本無線株式会社
モノポールアンテナ
27日前
続きを見る