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公開番号
2025014980
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117998
出願日
2023-07-20
発明の名称
定着装置及び画像形成装置
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着装置の、加熱部材から記録媒体を分離する分離部材に生ずる汚れが落下することにより、画像品位が低下してしまうという課題があった。
【解決手段】 Y方向に延在する定着ベルト104と、同方向に延在し、定着ベルト104と対向しつつニップ部を形成可能に配置された加圧ローラ110と、定着ベルト104と加圧ローラとを互いに接触させ、また離間させる離接機構(112,107,108)と、定着ベルト104の回転方向におけるニップ部の下流に設けられ、定着ベルト104から記録用紙37を分離する分離セパレータ123と、分離セパレータ123に併設され、前記摂理機構の摂理動作に伴って分離セパレータ123を清掃するセパレータ清掃部材133とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の方向に延在する第1の回転体と、
前記第1の方向に延在し、前記第1の回転体と対向しつつニップ部を形成可能に配置された第2の回転体と、
前記第1の回転体と前記第2の回転体とを互いに接触させ、また離間させる離接機構と、
前記第1の回転体の回転方向における前記ニップ部の下流側に設けられ、前記第1の回転体から媒体を分離する分離部材と、
前記分離部材に併設され、前記離接機構の離接動作に伴って前記分離部材を清掃する清掃部材と
を有することを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記分離部材は、前記媒体の幅方向に延在し、前記第1の回転体に対して対向して設けられるセパレータであり、
前記セパレータは、
前記離接機構によって前記第1の回転体と前記第2の回転体とが離間させられる離間動作に伴って、前記第1の回転体から離れる方向に移動すると共に、前記清掃部材と接触することにより清掃されることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
【請求項3】
前記セパレータは、
前記離間動作に伴って、水平方向において前記第1の回転体から離れる方向に移動し、鉛直方向において前記第1の回転体及び前記第2の回転体と重ならない領域において前記清掃部材と接触して清掃されることを特徴とする請求項2記載の定着装置。
【請求項4】
前記セパレータの、前記第1の回転体に対して対向する第1の先端部が第1の櫛刃形状を有し、前記清掃部材は、前記第1の先端部と交差可能な第2の櫛刃形状を備えた第2の先端部を有することを特徴とする請求項3記載の定着装置。
【請求項5】
前記清掃部材は、前記第2の櫛刃形状の凹部が前記セパレータの前記第1の櫛刃形状の凸部と摺動することにより、清掃することを特徴とする請求項4記載の定着装置。
【請求項6】
前記第2の櫛刃形状の凹部が前記セパレータの前記第1の櫛刃形状の凸部と摺動する部分の鉛直下方を含まない領域に前記媒体を案内する複数のリブが形成され、前記複数のリブの間に前記セパレータから掻き取られた汚れが収容される収容部を有することを特徴とする請求項5記載の定着装置。
【請求項7】
請求項1又は2の定着装置と、
装置全体を制御する制御部と、
前記制御部の指示に基づいて印刷を実行する前記定着装置を備えた印刷部と、
前記制御部の指示に基づいて、前記清掃部材による前記分離部材の清掃動作を駆動する清掃駆動部と
を備え、
前記制御部は、前記印刷部による印刷動作が終了した後に、前記定着装置の前記分離部材を清掃することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特にその定着装置の構成に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、第1の回転体と第2の回転体との間にニップ部が形成され、第1の回転体の回転方向におけるニップ部の下流側に、第1の回転体から媒体を分離するための分離部材を設けた定着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-161703号公報(第7頁、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、分離部材に付着した汚れが落下し、画像品位が低下してしまう場合があるという問題があった。本発明は、分離部材に付着した汚れの落下による画像品位の低下を低減できる定着装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による定着装置は、第1の方向に延在する第1の回転体と、前記第1の方向に延在し、前記第1の回転体と対向しつつニップ部を形成可能に配置された第2の回転体と、前記第1の回転体と前記第2の回転体とを互いに接触させ、また離間させる離接機構と、前記第1の回転体の回転方向における前記ニップ部の下流側に設けられ、前記第1の回転体から媒体を分離する分離部材と、前記分離部材に併設され、前記離接機構の離接動作に伴って前記分離部材を清掃する清掃部材とを有することを特徴とする。
【0006】
本発明による画像形成装置は、上記定着装置と、装置全体を制御する制御部と、前記制御部の指示に基づいて印刷を実行する前記定着装置を備えた印刷部と、前記制御部の指示に基づいて、前記清掃部材による前記分離部材の清掃動作を駆動する清掃駆動部とを備え、前記制御部は、前記印刷部による印刷動作が終了した後に、前記定着装置の前記分離部材を清掃することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、分離部材に付着した汚れを着実に除去し、除去した汚れを所定箇所に落下させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明による定着装置を備えた実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図である。
本発明による定着装置の要部構成を示す要部構成図である。
退避動作及びリリース動作の動作説明に供する動作説明図であり、(a)は分離セパレータが作用位置にあり且つ定着ベルトのニップ状態を示す要部断面図であり、(b)は分離セパレータが退避位置にあり且つ定着ベルトが離間状態となる離間位置にある状態を示す要部断面図である。
(a)は、図3(a)における定着ベルト、加圧ローラ、分離セパレータユニット、及び分離セパレータ清掃ユニットの位置関係を示し、(b)は、図3(b)における定着ベルト、加圧ローラ、分離セパレータユニット、及び分離セパレータ清掃ユニットの位置関係を示す。
分離セパレータの先端部と分離セパレータ清掃部材の先端部との各形状及び位置関係の説明に供する動作説明図であり、(a)は、分離セパレータが作用位置にあるときを示し、(b)は、分離セパレータが退避位置にあるときを示す。
図2に示す分離セパレータユニット及び分離セパレータ清掃ユニットのみを部分的に拡大して示す部分拡大図である。
分離セパレータが作用位置にあるときの、分離突起部、清掃突起部、及びこれらの下方に配置された搬送ガイドのリブ、平坦部の配置関係を示す外観斜視図である。
各先端部の位置関係を示す平面図であり、(a)は、分離セパレータが作用位置にあるときを示し、(b)は、分離セパレータが退避位置にあるときを示す。
分離セパレータの退避動作と定着ベルトのリリース動作を制御する制御系を概略的に示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1は、本発明による定着装置25を備えた実施の形態1の画像形成装置11の要部構成を示す要部構成図である。
【0010】
画像形成装置11は、例えば、電子写真方式の、直接転写方式のカラープリンタとしての構成を備え、独立した4つの画像形成ユニット12K、12Y、12M、12C(特に区別する必要がない場合は単に画像形成ユニット12と称す場合がある)が、媒体としての記録用紙37の搬送方向(矢印A方向)に沿って上流側から順に着脱自在に配設されている。画像形成ユニット12Kはブラック(K)の画像を形成し、画像形成ユニット12Yはイエロー(Y)の画像を形成し、画像形成ユニット12Mはマゼンタ(M)の画像を形成し、画像形成ユニット12Cはシアン(C)の画像を形成する。
(【0011】以降は省略されています)
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