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公開番号2025014691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117457
出願日2023-07-19
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人国立大学法人 宮崎大学,日本ハム株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20250123BHJP(計算;計数)
要約【課題】撮影画像に含まれる背景画像から当該撮影画像の撮影位置を推定可能であり、撮影位置が不明になる不都合が抑制される情報処理装置を提供する。
【解決手段】飼育領域の動物を背景と共に3次元撮影した撮影画像を取得する取得部と、飼育領域を表す3次元画像である地図画像を記憶する記憶部と、撮影画像から動物を表す動物画像を識別する識別部と、動物画像に基づいて、動物に関する重量情報を生成する生成部と、撮影画像のうち背景を表す背景画像と地図画像とを用いて、当該撮影画像の撮影位置を推定する推定部とを具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
飼育領域の動物を背景と共に3次元撮影した撮影画像を取得する取得部と、
前記飼育領域を表す3次元画像である地図画像を記憶する記憶部と、
前記撮影画像から前記動物を表す動物画像を識別する識別部と、
前記動物画像に基づいて、前記動物に関する重量情報を生成する生成部と、
前記撮影画像のうち前記背景を表す背景画像と前記地図画像とを用いて、当該撮影画像の撮影位置を推定する推定部と
を具備する情報処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
飼育領域の動物を床領域と共に3次元撮影した撮影画像を取得する取得部と、
前記撮影画像から前記動物を表す動物画像を識別するとともに、前記撮影画像から前記床領域を表す床画像を識別する識別部と、
前記床画像から前記撮影画像における水平方向を算出する算出部と、
前記算出部の算出結果を用いて、前記動物に関する重量情報を前記動物画像から生成する生成部と
を具備する情報処理装置。
【請求項3】
前記飼育領域を表す3次元画像である地図画像を記憶する記憶部と、
前記撮影画像のうち前記床領域を含む背景を表す背景画像と前記地図画像とを用いて、当該撮影画像が撮影された位置を推定する推定部と
を具備する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記動物画像を前記撮影画像から削除し、前記動物画像を削除した後の前記撮影画像を用いて、当該撮影画像が撮影された位置を推定する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記動物画像が削除された前記撮影画像を用いて、前記地図画像を作成する作成部を具備する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
飼育領域における動物に関する重量情報を生成可能な情報処理装置であって、
前記飼育領域における特定領域には、所定の符号を示す表示部が設けられ、
前記特定領域を3次元撮影した第1撮影画像を取得する第1取得部と、
前記特定領域を2次元撮影した第2撮影画像を取得する第2取得部と、
前記第1撮影画像から前記動物を表す動物画像を識別する第1識別部と、
前記第2撮影画像から前記符号を表す符号画像を識別する第2識別部と、
前記動物画像に基づいて、前記重量情報を生成する第1生成部と、
前記符号画像に基づいて、前記特定領域に関する特定情報を生成する第2生成部とを具備する情報処理装置。
【請求項7】
飼育領域を表す3次元画像である地図画像を記憶するステップと、
前記飼育領域の動物を背景と共に3次元撮影した撮影画像を取得するステップと、
前記撮影画像から前記動物を表す動物画像を識別するステップと、
前記動物画像に基づいて、前記動物に関する重量情報を生成するステップと、
前記撮影画像のうち前記背景を表す背景画像と前記地図画像とを用いて、当該撮影画像の撮影位置を推定するステップと
を具備する情報処理方法。
【請求項8】
請求項6に記載の各ステップを、コンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、動物を撮影した撮影画像を用いて、当該動物に関する重量情報を生成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-33103公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動物によっては、広大な飼育領域で飼育される場合がある。以上の場合、全ての動物を撮影するために、撮影位置を変更しながら撮影画像を複数個撮影する必要がある。ただし、例えば撮影位置が多い場合、各撮影画像が何れの撮影位置で撮影されたか不明になる不都合が生じ得た。以上の事情を考慮して、本発明は、上述の不都合を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、飼育領域の動物を背景と共に3次元撮影した撮影画像を取得する取得部と、飼育領域を表す3次元画像である地図画像を記憶する記憶部と、撮影画像から動物を表す動物画像を識別する識別部と、動物画像に基づいて、動物に関する重量情報を生成する生成部と、撮影画像のうち背景を表す背景画像と地図画像とを用いて、当該撮影画像の撮影位置を推定する推定部とを具備する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、撮影画像に含まれる背景画像から当該撮影画像の撮影位置が推定されるため、撮影位置が不明になる不都合が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
情報処理システム1の各構成を説明するための図である。
情報処理装置の機能ブロック図である。
撮影画像の具体例を説明するための図である。
推定処理を説明するための図である。
算出処理を説明するための図である。
作成処理を説明するための図である。
情報処理装置が実行する各処理のフローチャートである。
変形例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本実施形態の情報処理システム1の各構成を説明するための図である。本実施形態の情報処理システム1は、飼育領域Rで飼育される各家畜Aを撮影することで、当該家畜Aの重量情報Dwを生成可能に構成される。重量情報Dwは、例えば、家畜Aの重さ(生体重)を示す情報である。ただし、家畜Aの枝肉の重さを示す重量情報Dwが生成される構成としてもよい。
【0009】
本実施形態では、家畜Aの具体例として豚を採用した場合を想定する。また、飼育領域Rとして、養豚場を採用した場合を想定する。以上の飼育領域Rは、複数個の飼育区画Rp(1、2、3、4、5…)を含んで構成される。飼育区画Rpの各々には複数の家畜Aが飼育される。ただし、豚以外を家畜Aとして採用してもよい。また、飼育領域Rは図1の例に限定されない。
【0010】
情報処理システム1は、図1に示す通り、搬送装置E、カメラCおよびコンピュータ100を含んで構成される。コンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access memory)およびHDD(Hard Disk Drive)を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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