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公開番号2025014650
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117380
出願日2023-07-19
発明の名称空気調和機の室外機
出願人三菱重工サーマルシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24F 1/50 20110101AFI20250123BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】騒音を低減することを目的とする。
【解決手段】室外機は、立設する第1立設部21と、第1立設部21の水平方向の一側の端部から曲折して所定方向に延びる第2立設部22と、第1立設部21の水平方向の他側の端部から曲折して所定方向に延びていて第2立設部22よりも所定方向の長さが短い第3立設部23と、を有し、第1立設部21、第2立設部22及び第3立設部23との間に内部空間Sが形成されていて、伝熱管の内部を流通する冷媒と内部空間Sへ流入する空気との熱交換を行う熱交換器20と、上下方向に延びる中心軸線Cを中心に回転し、熱交換器20を通過して内部空間Sに流入した空気を上方へ導く軸流ファンと、板面が中心軸線Cを基準とする周方向と交差するように内部空間Sの第3立設部23側に設けられる仕切板40と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
立設する第1立設部と、前記第1立設部の水平方向の一側の端部から曲折して所定方向に延びる第2立設部と、前記第1立設部の水平方向の他側の端部から曲折して前記所定方向に延びていて前記第2立設部よりも前記所定方向の長さが短い第3立設部と、を有し、前記第1立設部、前記第2立設部及び前記第3立設部との間に内部空間が形成されていて、伝熱管の内部を流通する冷媒と前記内部空間へ流入する空気との熱交換を行う熱交換器と、
上下方向に延びる中心軸線を中心に回転し、前記熱交換器を通過して前記内部空間に流入した空気を上方へ導くファンと、
板面が前記中心軸線を基準とする周方向と交差するように前記内部空間の前記第3立設部側に設けられる板部と、を備える空気調和機の室外機。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記板部は、前記内部空間の上部に設けられている請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項3】
前記板部の上下方向の長さは、前記ファンの半径の長さよりも長い請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項4】
前記ファンは、ハブ部及び前記ハブ部の外周面に設けられる複数の翼部を有し、
前記板部の前記第2立設部側の端部は、前記翼部の半径方向の中心または中心よりも前記ハブ部側に位置している請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項5】
前記板部の上方に設けられ、半径方向の外側に空気を導く板状の整流部を備える請求項1に記載の空気調和機の室外機。
【請求項6】
前記ファンは、ベルマウスを有し、
前記熱交換器の前記第3立設部の上端と前記ベルマウスとを接続する接続部を備える請求項1に記載の空気調和機の室外機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和機の室外機に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
空気調和機の室外機として、上部にファンが設けられるとともに下部に熱交換器が設けられ、熱交換器で熱交換を終えた空気を上方に吹出す室外機が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1には、ファンの下方に水平断面形状が略C字形の熱交換器を設けた室外機ユニットが開示されている。特許文献1に記載の熱交換器は、後壁面側に配置される第1の熱交換器部と、左右両壁面側に配置される第2の熱交換器部及び第3の熱交換器部と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-38312号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の室外機において、例えば、熱交換器の第2の熱交換器部の長さと、第3の熱交換器部の長さとを異なるようにした場合、ファンによって上方に導かれる内部空間の空気が、短い方の熱交換器部の近傍の空間において、他の空間よりも流速が遅くなる可能性がある。このように、一部の空間の流速が遅くなることで、ファンの中心軸線を中心とした周方向において、軸方向(上下方向)の空気の流速が不均一となり、騒音(例えば、NZ音:翼通過周波数音)が増大する可能性があった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、騒音を低減することができる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の空気調和機の室外機は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係る空気調和機の室外機は、立設する第1立設部と、前記第1立設部の水平方向の一側の端部から曲折して所定方向に延びる第2立設部と、前記第1立設部の水平方向の他側の端部から曲折して前記所定方向に延びていて前記第2立設部よりも前記所定方向の長さが短い第3立設部と、を有し、前記第1立設部、前記第2立設部及び前記第3立設部との間に内部空間が形成されていて、伝熱管の内部を流通する冷媒と前記内部空間へ流入する空気との熱交換を行う熱交換器と、上下方向に延びる中心軸線を中心に回転し、前記熱交換器を通過して前記内部空間に流入した空気を上方へ導くファンと、板面が前記中心軸線を基準とする周方向と交差するように前記内部空間の前記第3立設部側に設けられる板部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係る室外機を示す斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る室外機の要部を示す斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る室外機を示す平面図である。
本開示の第1実施形態に係る室外機を示す側面図である。
比較例に係る室外機の軸方向上向きの空気の流速の分布を示す図である。
比較例に係る室外機の軸方向上向きの空気の流速の分布を示す図である。
本開示の第1実施形態に係る室外機から発生する騒音の周波数と音圧との関係を示すグラフである。
本開示の第2実施形態に係る室外機の要部を示す斜視図である。
本開示の第2実施形態に係る室外機を示す平面図である。
本開示の第2実施形態に係る室外機の要部を示す正面図である。
本開示の第3実施形態に係る室外機の要部を示す斜視図である。
本開示の第3実施形態に係る室外機の要部を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示に係る空気調和機の室外機の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
〔第1実施形態〕
以下、本開示の第1実施形態について、図1から図7を用いて説明する。なお、以下の説明において、上下方向をZ軸方向と称し、水平方向のうち2つの軸流ファン30等が隣接する方向をX軸方向と称し、X軸方向及びZ軸方向と直交する方向をY軸方向と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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