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公開番号
2025014472
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117053
出願日
2023-07-18
発明の名称
光射出装置
出願人
シーシーエス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250123BHJP(照明)
要約
【課題】各発光体の点滅に係る速い応答性や高い同期精度を担保しつつ、発光体の発熱による周辺デバイスへの悪影響を可及的に低減できるコンパクトな光射出装置を提供する。
【解決手段】面状に並べられた複数の発光体22を備えた発光デバイス2と、前記発光デバイス2の反発光方向に離隔して配置され、前記発光体22に給電してその発光態様を制御する周辺素子32を備えた周辺デバイス3と、前記発光デバイス2および周辺デバイス3間に形成された冷媒流通空間42と、前記冷媒流通空間42に配置された複数のヒートシンク44と、隣り合うヒートシンク44間において前記冷媒流通方向に沿って並ぶように配置され、前記発光デバイス2および周辺デバイス3を電気接続する複数の電気ライン6を備えるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
面状に並べられた複数の発光体を備えた発光デバイスと、
前記発光デバイスの反発光側に離隔して配置され、前記発光体に給電してその発光態様を制御する周辺素子を備えた周辺デバイスと、
前記発光デバイスおよび周辺デバイス間に形成された冷媒流通空間と、
前記冷媒流通空間に配置された複数のヒートシンクと、
隣り合うヒートシンク間において前記冷媒流通方向に沿って並ぶように配置され、前記発光デバイスおよび周辺デバイスを電気接続する複数の電気ラインと、
を備えていることを特徴とする光射出装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記発光デバイスは、同数の発光体ごとに電気回路としてまとめられた複数の発光ユニットを備えており、
各発光ユニットからそれぞれ複数の電気ラインが延出するように構成されているとともに、1つの発光ユニットに1つのヒートシンクが対応するように設けられている請求項1記載の光射出装置。
【請求項3】
前記発光デバイスは、前記発光体を一方の面に搭載する発光体支持基板をさらに備えており、
前記周辺デバイスは、前記周辺素子を一方の面に搭載する周辺素子支持基板をさらに備えており、
前記発光体支持基板と前記周辺素子支持基板との一方の面同士が背向するように配置されている請求項1記載の光射出装置。
【請求項4】
前記発光デバイス、周辺デバイス、ヒートシンクおよび電気ラインを収容する筐体をさらに備え、
該筐体には、前記冷媒流通空間の一方から冷媒を流入させる冷媒流入口と、冷媒流通空間の他方から冷媒を流出させる冷媒流出口とが形成されている請求項1記載の光射出装置。
【請求項5】
前記発光デバイスおよび筐体を熱的に接続するとともに、前記冷媒流通空間に接するように配置された第1伝熱体をさらに備えている請求項4記載の光射出装置。
【請求項6】
前記周辺デバイスは、前記筐体に直接または第2伝熱体を介して接触している請求項4記載の光射出装置。
【請求項7】
面状に並べられた複数の発光体を備えた発光デバイスと、
前記発光デバイスの反発光方向に離隔して配置され、前記発光体に給電してその発光態様を制御する周辺素子を備えた周辺デバイスと、
これら発光デバイスおよび周辺デバイスを収容する筐体と、
前記発光デバイスの熱を外部に放出する第1放熱構造と、
前記周辺デバイスの熱を外部に放出する第2放熱構造と、を備え、
前記第1放熱構造は、前記発光デバイスと前記周辺デバイスとの間に配置され、前記発光デバイスと前記筐体にそれぞれ接触して該発光デバイスの熱を筐体に伝熱する第1伝熱体を備えたものであり、
前記第2放熱構造は、前記周辺デバイスにおける発光デバイスとは反対側に設けられ、前記周辺デバイスと前記筐体にそれぞれ接触して該周辺デバイスの熱を筐体に伝熱する第2伝熱体を備えたものである光射出装置。
【請求項8】
前記第1伝熱体には、前記発光デバイスおよび周辺デバイスを電気接続する電気ラインを挿通させる挿通孔が形成されている請求項7記載の光射出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品の検査等に用いられるものであって、多数のLED等の発光体を面状に配置した光射出装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、特許文献1に示すような光射出装置を用いて、製品の外観測定や表面検査を行えるような検査/測定システムが開発されつつある。
【0003】
例えば、各LEDを個別に点滅制御することにより、光射出装置の発光面が縞模様や市松模様を呈するようにしたり、このような模様を移動させたりしながら、検査対象となる製品等に光を照射することによって、検査対象表面の歪みや外形状等を精度よく検出/測定できるようにした位相シフト方式の検査/測定システムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-103613号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このような用途において、光射出装置の各LEDには、速い応答性や高い同期精度が求められる。
【0006】
そのため、電源デバイスや点滅制御デバイスなどの周辺デバイスをLEDの近傍に配置して、それらの間のケーブル長を可及的に短くすることが好ましい。
【0007】
しかしながら、光射出装置はLEDが多数あって放熱量が大きいため、周辺デバイスとLEDとを近づけると周辺デバイスがLEDからの熱影響を受けるという問題が生じる。より具体的には、周辺デバイスは、LEDに比べて最大定格温度が低いのもあるところ、自己の発熱とLEDから受ける熱により温度上昇することから、LEDに流す電流を抑制せざるを得ず所望の明るさが得られ難いという問題や、LEDと周辺デバイスとの距離を大きくとらざるを得ないという問題を生じていた。
【0008】
本発明はこのような問題を解決すべくなされたものであって、LED等の各発光体の点滅に係る速い応答性や高い同期精度を担保しつつ、発光体の発熱による周辺デバイスへの悪影響を可及的に低減できるコンパクトな光射出装置を提供することを主たる課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以上の課題を解決するために、以下の構成を採用した。
【0010】
[1]
面状に並べられた複数の発光体を備えた発光デバイスと、
前記発光デバイスの反発光方向に離隔して配置され、前記発光体に給電してその発光態様を制御する周辺素子を備えた周辺デバイスと、
前記発光デバイスおよび周辺デバイス間に形成された冷媒流通空間と、
前記冷媒流通空間に配置された複数のヒートシンクと、
隣り合うヒートシンク間において前記冷媒流通方向に沿って並ぶように配置され、前記発光デバイスおよび周辺デバイスを電気接続する複数の電気ラインと、
を備えていることを特徴とする光射出装置。
(【0011】以降は省略されています)
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