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公開番号
2025014433
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116980
出願日
2023-07-18
発明の名称
ウエハ支持装置およびSiCエピタキシャル成長装置
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H01L
21/205 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ウエハガイドの再生時の損傷を抑制することができるウエハ支持装置を提供する。
【解決手段】支持台と、ウエハガイド部と、第1面取り部と、第2面取り部とを持つ。支持台は、ウエハを支持する支持面を持つ。ウエハガイド部は、支持面に支持されたウエハの周囲を、支持面の法線方向に延びる中心軸を中心として囲む円環状である。第1面取り部は、ウエハガイド部における内周面と上面とを繋ぎ、内周面から外周側に向かうにつれて上側に向かう方向に延びる。第2面取り部は、ウエハガイド部における外周面と上面とを繋ぎ、外周面から内周側に向かうにつれて上側に向かう方向に延びる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ウエハを支持する支持面を有する支持台と、
前記支持面に支持された前記ウエハの周囲を、前記支持面の法線方向に延びる中心軸を中心として囲む円環状のウエハガイド部と、
前記ウエハガイド部における内周面と上面とを繋ぎ、前記内周面から外周側に向かうにつれて上側に向かう方向に延びる第1面取り部と、
前記ウエハガイド部における外周面と前記上面とを繋ぎ、前記外周面から内周側に向かうにつれて上側に向かう方向に延びる第2面取り部と、
を備える、ウエハ支持装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記中心軸を含む断面において、前記第1面取り部は、前記内周面から前記外周側に向かうにつれて上側に向かって傾斜する第1傾斜面を備え、
前記断面において、前記第2面取り部は、前記外周面から前記内周側に向かうにつれて上側に向かって傾斜する第2傾斜面を備える、
請求項1に記載のウエハ支持装置。
【請求項3】
前記ウエハガイド部における前記中心軸に沿う方向の厚さは、1.5mm以上、2.0mm以下である、
請求項1または2に記載のウエハ支持装置。
【請求項4】
前記ウエハにおける上側を向く第1面と、前記上面との前記中心軸に沿う方向の第1距離は、1mm以上、2mm以下である、
請求項1または2に記載のウエハ支持装置。
【請求項5】
前記第1面取り部と前記上面との交差部と、前記内周面との前記中心軸を中心とする径方向の第2距離は、0.5mm以上、10mm以下である、
請求項1または2に記載のウエハ支持装置。
【請求項6】
前記内周面と前記第1面取り部が交差する前記中心軸に沿う方向の位置は、前記ウエハにおける上側を向く第1面の位置よりも上側である、
請求項1または2に記載のウエハ支持装置。
【請求項7】
水平方向に対する、前記第1面取り部の角度および前記第2面取り部の角度は、10度以上、45度以下である、
請求項1または2に記載のウエハ支持装置。
【請求項8】
前記ウエハガイド部は、少なくとも表面がpoly-SiCで構成されている、
請求項1または2に記載のウエハ支持装置。
【請求項9】
請求項1または2に記載のウエハ支持装置を備える、SiCエピタキシャル成長装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ウエハ支持装置およびSiCエピタキシャル成長装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
SiCエピタキシャル成長装置におけるウエハ支持装置においては、支持面に支持されたウエハの周囲にウエハガイドが配置される。ウエハガイドは、SiCエピタキシャル成長処理によって反応生成物が堆積する。SiCエピタキシャル成長処理を円滑に行うために、堆積した反応生成物を研磨加工等によって除去してウエハガイドを再生することが行われる。ウエハガイドにおいて反応生成物の堆積が生じやすい上面と周面との交差部に除去加工を施すと損傷する可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-102018号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、ウエハガイドの再生時の損傷を抑制することができるウエハ支持装置およびSiCエピタキシャル成長装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のウエハ支持装置は、支持台と、ウエハガイド部と、第1面取り部と、第2面取り部とを持つ。支持台は、ウエハを支持する支持面を持つ。ウエハガイド部は、前記支持面に支持された前記ウエハの周囲を、前記支持面の法線方向に延びる中心軸を中心として囲む円環状である。第1面取り部は、前記ウエハガイド部における内周面と上面とを繋ぎ、前記内周面から外周側に向かうにつれて上側に向かう方向に延びる。第2面取り部は、前記ウエハガイド部における外周面と前記上面とを繋ぎ、前記外周面から内周側に向かうにつれて上側に向かう方向に延びる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態のSiCエピタキシャル成長装置を示す断面図。
実施形態のウエハ支持装置を示す断面図。
図2における部分拡大図。
SiCエピタキシャル成長処理後のウエハ支持装置を示す部分断面図。
SiCエピタキシャル成長処理後のウエハ支持装置を示す部分断面図。
SiCエピタキシャル膜の面内分布を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態のウエハ支持装置およびSiCエピタキシャル成長装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
【0008】
以下、SiCエピタキシャル成長装置の構成について説明する。
図1は、実施形態のウエハ支持装置10を有するSiCエピタキシャル成長装置1の断面図である。
【0009】
以下の説明において、供給された原料ガスが流入する側を上側とし、流出する側を下側とする。以下の説明において、中心軸Jに沿う方向を単に「軸方向」と呼ぶ。また、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ場合がある。さらに、中心軸Jを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ場合がある。
【0010】
図1に示すように、SiCエピタキシャル成長装置1は、炭化珪素(SiC)で形成されたウエハW上に、化学的気相成長法(Chemical Vapor Deposition:熱CVD)等によって、活性領域となるエピタキシャル膜を成長させる。SiCエピタキシャル成長装置1は、チャンバー2と、リアクタ部材3と、上部ヒータ4と、下部ヒータ5と、回転筒6と、仕切筒7と、ウエハ支持装置10と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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