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公開番号
2025020815
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124410
出願日
2023-07-31
発明の名称
電極の製造方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
4/04 20060101AFI20250205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極の割れを抑制可能な電極の製造方法を提供する。
【解決手段】集電箔上に電極材料を溶媒に分散して得られたスラリーを塗工して塗膜を得る塗工工程と、塗膜が形成された集電箔を乾燥炉内部において輸送しながら塗膜を乾燥する乾燥工程と、を有し、乾燥工程は塗膜に対し少なくとも1回熱源を照射し、塗膜に照射された熱源の照射範囲は、照射範囲の輸送方向の長さを2等分する直線で分割された2つの領域を有し、輸送方向の上流側に配置された領域を上流領域、輸送方向の下流側に配置された領域を下流領域としたとき、下流領域に照射される熱源のエネルギー密度に対する上流領域に照射される熱源のエネルギー密度の比が1.2以上3.0以下とする、電極の製造方法である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
集電箔上に電極材料を溶媒に分散して得られたスラリーを塗工して塗膜を得る塗工工程と、
前記塗膜が形成された前記集電箔を乾燥炉内部において輸送しながら前記塗膜を乾燥する乾燥工程と、を有し、
前記乾燥工程は前記塗膜に対し少なくとも1回熱源を照射し、
前記塗膜に照射された前記熱源の照射範囲は、前記照射範囲の輸送方向の長さを2等分する直線で分割された2つの領域を有し、輸送方向の上流側に配置された前記領域を上流領域、輸送方向の下流側に配置された前記領域を下流領域としたとき、
前記下流領域に照射される熱源のエネルギー密度に対する前記上流領域に照射される熱源のエネルギー密度の比が1.2以上3.0以下とする、
電極の製造方法。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記乾燥工程において、前記熱源はレーザー及び熱風である、請求項1に記載の電極の製造方法。
【請求項3】
前記熱風は前記上流領域に照射される上流側熱風と前記下流領域に照射される下流側熱風とを含み、
前記上流側熱風の風速を前記下流側熱風の風速よりも速くする、
請求項2に記載の電極の製造方法。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の電極の製造方法により電極を作製する電極作製工程と、
前記電極を用いて電池を組み立てる電池作製工程と、を有する、
電池の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は電極の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、集電箔上に電極材料を溶媒に分散して得られたスラリーを塗布して塗膜を得た後、当該塗膜を乾燥炉内で乾燥させて電極を得る、電極の製造方法が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、ウェブ状の集電箔に電極合材層を形成するスラリーを塗工した後、スラリーが塗工された集電箔を乾燥炉中で一方向に送りながら、塗膜に対して熱風を当てて塗膜の乾燥を行う、電極の製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-084383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
乾燥工程では塗膜に対して熱源(レーザー又は熱風)を照射するが、熱源の照射範囲における輸送方向の下流側の溶媒蒸発速度は上流側の溶媒蒸発速度に比べて速く、これが原因で製造される電極に割れが発生する問題があった。
【0006】
そこで、本開示の主な目的は、電極の割れを抑制可能な電極の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は少なくとも以下の態様を提供する。
【0008】
第1態様は、集電箔上に電極材料を溶媒に分散して得られたスラリーを塗工して塗膜を得る塗工工程と、塗膜が形成された集電箔を乾燥炉内部において輸送しながら塗膜を乾燥する乾燥工程と、を有し、乾燥工程は塗膜に対し少なくとも1回熱源を照射し、塗膜に照射された熱源の照射範囲は、照射範囲の輸送方向の長さを2等分する直線で分割された2つの領域を有し、輸送方向の上流側に配置された領域を上流領域、輸送方向の下流側に配置された領域を下流領域としたとき、下流領域に照射される熱源のエネルギー密度に対する上流領域に照射される熱源のエネルギー密度の比が1.2以上3.0以下とする、電極の製造方法である。
【0009】
第2態様は、乾燥工程において熱源がレーザー及び熱風である、第1態様に記載の電極の製造方法である。
【0010】
第3態様は、熱風は上流領域に照射される上流側熱風と下流領域に照射される下流側熱風とを含み、上流側熱風の風速を下流側熱風の風速よりも速くする、
第2態様に記載の電極の製造方法。
(【0011】以降は省略されています)
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