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公開番号
2025018548
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122341
出願日
2023-07-27
発明の名称
治具
出願人
株式会社プロテリアル
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
H01R
43/00 20060101AFI20250130BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】多芯ケーブルの電線に端子を圧着するときに必要な作業者の数を低減できる治具を提供すること。
【解決手段】治具は、複数の電線と、前記複数の電線を被覆するシースとを備える多芯ケーブルを保持する。治具は、前記治具の表面の一部であって、周囲を側面で囲まれた溝形成面と、前記溝形成面に形成され、前記多芯ケーブルを保持する第1溝と、前記溝形成面に形成され、それぞれが1本の前記電線を保持する複数の第2溝と、を備える。前記第1溝は、前記溝形成面の外周端上にある第1端部から、前記溝形成面の中にある中間部まで形成される。前記複数の第2溝は、前記中間部から、それぞれ異なる方向に延び、前記溝形成面の外周端上にある第2端部まで到達している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線と、前記複数の電線を被覆するシースとを備える多芯ケーブルを保持する治具であって、
前記治具の表面の一部であって、周囲を側面で囲まれた溝形成面と、
前記溝形成面に形成され、前記多芯ケーブルを保持する第1溝と、
前記溝形成面に形成され、それぞれが1本の前記電線を保持する複数の第2溝と、
を備え、
前記第1溝は、前記溝形成面の外周端上にある第1端部から、前記溝形成面の中にある中間部まで形成され、
前記複数の第2溝は、前記中間部から、それぞれ異なる方向に延び、前記溝形成面の外周端上にある第2端部まで到達している、
治具。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の治具であって、
前記溝形成面に直交する方向から見たとき、前記治具は、前記第2端部の側に進むほど幅が狭くなるテーパー形状を有する、
治具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の治具であって、
前記治具は、前記第1溝及び前記第2溝が形成された第1部と、前記第1溝及び前記第2溝が形成されていない第2部とを備え、
前記第1部は、前記第2部よりも、前記第2端部の方向に突出している、
治具。
【請求項4】
請求項3に記載の治具であって、
前記溝形成面に直交する方向から見たとき、前記第1部は、前記第2端部の側に進むほど幅が狭くなるテーパー形状を有する、
治具。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の治具であって、
溝の長手方向に直交する断面で見たとき、前記第1溝及び前記第2溝の形状は、C字形状である、
治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は治具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
2芯ケーブルは、2本の電線と、シースとを備える。2本の電線は撚り合わされている。シースは2本の電線を被覆している。特許文献1に、2本の電線のそれぞれに端子を圧着することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2016/051489
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、2芯ケーブルの電線に端子を圧着する方法は、以下のとおりであった。2芯ケーブルの端部においてシースを除去し、2本の電線を露出させる。露出した2本の電線は、それまで撚り合わされていたため、撚りを解いた後でも、捩じれ癖がついていたり、曲がっていたりする。作業者は、指を用いて、2本の電線を、両者が離れるように保持する。作業者が2本の電線を保持した状態で、2本の電線のそれぞれに端子を圧着する。
【0005】
上記のように、電線に端子を圧着するとき、電線を保持する作業者が必要であった。本開示の1つの局面では、多芯ケーブルに端子を圧着するときに必要な作業者の数を低減できる治具を提供することが好ましい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの局面は、複数の電線と、前記複数の電線を被覆するシースとを備える多芯ケーブルを保持する治具である。その治具は、前記治具の表面の一部であって、周囲を側面で囲まれた溝形成面と、前記溝形成面に形成され、前記多芯ケーブルを保持する第1溝と、前記溝形成面に形成され、それぞれが1本の前記電線を保持する複数の第2溝と、を備える。
前記第1溝は、前記溝形成面の外周端上にある第1端部から、前記溝形成面の中にある中間部まで形成され、前記複数の第2溝は、前記中間部から、それぞれ異なる方向に延び、前記溝形成面の外周端上にある第2端部まで到達している。
【0007】
本開示の1つの局面である治具で多芯ケーブルを保持することにより、複数の電線は、それぞれ、一定の方向に延びる。そのため、複数の電線に端子を圧着するときに、作業者が指で複数の電線を保持していなくてもよい。その結果、多芯ケーブルに端子を圧着するときに必要な作業者の数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
多芯ケーブルの構成を表す平面図である。
図1におけるII-II断面での断面図である。
端子を圧着した後の多芯ケーブルの構成を表す平面図である。
治具の構成を表す斜視図である。
治具の構成を表す平面図である。
図5におけるVI-VI断面を表す断面図である。
図5におけるVII-VII断面を表す断面図である。
治具が多芯ケーブルを保持した状態を表す斜視図である。
治具が多芯ケーブルを保持した状態を表す平面図である。
第2溝を3本備える変形例の治具の構成を表す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.多芯ケーブル1の構成
多芯ケーブル1の構成を、図1~図3に基づき説明する。図1、図2に示すように、多芯ケーブル1は、2本の電線3A、3Bと、シース5とを備える。電線3A、3Bは撚り合わされている。シース5は、電線3A、3Bを被覆している。シース5は、例えば、熱可塑性ウレタンから成る。
【0010】
2本の電線3A、3Bは、例えば、ABSセンサ用の信号線である。図2に示すように、電線3A、3Bは、それぞれ、導体7と、絶縁層9とを備える。導体7は、複数の導体素線が撚り合わされて成る。導体7を構成する複数の導体素線は、例えば、銅や銅合金から成る。絶縁層9は導体7の外周面を覆っている。絶縁層9は、例えば、ポリエチレンから成る。
(【0011】以降は省略されています)
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