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公開番号
2025020916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-13
出願番号
2023124554
出願日
2023-07-31
発明の名称
コネクタ付き電線ヒューズ
出願人
日動電工株式会社
代理人
個人
主分類
H01R
4/50 20060101AFI20250205BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】専用工具を不要としながら、電線に対する設置作業の簡素化及びその設置作業に要する時間の短縮化を図る。
【解決手段】ヒューズ本体11と、ヒューズ本体11に接続されたコネクタ21とが備えられ、コネクタ21には、人為的な手動操作が行われるに伴って、コネクタ21に電線2を接続する接続状態に切り替える接続状態切替部が備えられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒューズ本体と、前記ヒューズ本体に接続されたコネクタとが備えられ、
前記コネクタには、人為的な手動操作が行われるに伴って、前記コネクタに電線を接続する接続状態に切り替える接続状態切替部が備えられているコネクタ付き電線ヒューズ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記コネクタには、電線が挿入される電線挿入部と、非接続位置から接続位置に人為操作自在な操作部とが備えられ、
前記接続状態切替部は、前記操作部の非接続位置から接続位置への移動に連係して、非接続状態から前記接続状態に切り替えている請求項1に記載のコネクタ付き電線ヒューズ。
【請求項3】
前記接続状態切替部は、前記電線挿入部に挿入された電線に圧縮力を作用させることで、前記接続状態に切り替えている請求項2に記載のコネクタ付き電線ヒューズ。
【請求項4】
前記コネクタには、前記電線挿入部に隣接位置する揺動軸心周りで前記非接続位置から前記接続位置に揺動自在な揺動体が備えられ、
前記揺動体には、前記操作部と前記接続状態切替部とが備えられ、
前記操作部は、前記揺動体において前記揺動軸心の外径側に延びるレバー式操作部として備えられ、
前記接続状態切替部は、前記揺動体の周方向において前記レバー式操作部とは異なる部位に配設されて、前記揺動軸心の外径側に突出する突出部として備えられ、
前記突出部は、前記揺動体が前記非接続位置に位置する場合に、前記電線挿入部から退避した退避位置に位置し、前記揺動体が前記接続位置に位置する場合に、前記電線挿入部に突出する突出位置に位置している請求項3に記載のコネクタ付き電線ヒューズ。
【請求項5】
前記コネクタには、前記電線挿入部に対して電線の挿脱方向に隣接して配設されて、前記電線挿入部の中心軸から偏移した回転軸心周りで前記非接続位置から前記接続位置に回転自在な回転体が備えられ、
前記回転体には、前記操作部と前記接続状態切替部とが備えられ、
前記操作部は、前記回転体を押圧操作自在な押圧式操作部として備えられ、
前記接続状態切替部は、電線の挿脱方向において前記電線挿入部に連接される連接空間を形成する連接空間形成部として備えられ、
前記連接空間形成部は、前記回転体が前記非接続位置に位置する場合に、前記電線挿入部の全体に対して連接される全体連接空間を前記連接空間にて形成し、前記回転体が前記接続位置に位置する場合に、前記電線挿入部を縮小させた縮小部位に対して連接される縮小連接空間を前記連接空間にて形成している請求項3に記載のコネクタ付き電線ヒューズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電線に接続自在なコネクタ付き電線ヒューズに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
上記のような電線ヒューズは、例えば、各家庭等の需要家に引き込む引込線の途中部位等に設置され、需要家への引込線や電気設備機器等を保護するために使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献1に記載の電線ヒューズでは、コネクタとして、筒状の電線接続穴を有する接続端子が備えられ、その接続端子がヒューズ素子等のヒューズ本体に接続されている。
【0004】
コネクタ付き電線ヒューズに電線を設置する場合には、接続端子の電線接続穴に電線を挿入した状態で接続端子の外方側から工具により圧縮力をかけることで、接続端子と電線とを変形させてかしめ接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-87892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電線に対するコネクタ付き電線ヒューズの設置作業は、高所にて行われる高所作業であるので、その設置作業の簡素化が望まれている。また、例えば、本線から複数の引込線に分岐されている分岐部では、複数の引込線の夫々にコネクタ付き電線ヒューズを設置する必要があり、コネクタ付き電線ヒューズの設置数が増大することから、設置作業の簡素化に加えて、設置作業に要する時間の短縮化も要望されている。
【0007】
特許文献1に記載の電線ヒューズでは、接続端子の電線接続穴に電線を挿入した状態で接続端子の外方側から工具により圧縮力をかけるという圧縮作業を行う。この圧縮作業では、適切な強さの圧縮力をかけなければならず、しかも、圧縮力をかけた状態を所望時間維持する必要があるので、設置作業の簡素化及び設置作業に要する時間の短縮化を実現でき難いものとなっていた。しかも、圧縮作業に用いられる工具は、特殊な専用工具であり、例えば、引込線の形式等によって接続のために必要な圧縮力の大きさ等が異なることから、その専用工具を用意するのに手間がかかったり、コストアップを招くことになる。
【0008】
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、専用工具を不要としながら、電線に対する設置作業の簡素化及びその設置作業に要する時間の短縮化を図ることができるコネクタ付き電線ヒューズを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の第1特徴構成は、ヒューズ本体と、前記ヒューズ本体に接続されたコネクタとが備えられ、
前記コネクタには、人為的な手動操作が行われるに伴って、前記コネクタに電線を接続する接続状態に切り替える接続状態切替部が備えられている点にある。
【0010】
本構成によれば、作業者等が、人為的な手動操作を行うと、接続状態切替部が、その手動操作に伴って接続状態に切り替えることができる。よって、電線にコネクタ付き電線ヒューズを設置する場合には、専用工具を不要として、専用工具を用いた操作を行うのではなく、人為的な手動操作を行うという簡易な作業を行うだけでよいので、電線に対する設置作業の簡素化及びその設置作業に要する時間の短縮化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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