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公開番号2025014215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116556
出願日2023-07-18
発明の名称電子装置
出願人ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H01L 23/12 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電子装置の性能を向上させる。
【解決手段】電子装置は、配線基板と、配線基板上に配置された記憶用半導体装置と、配線基板上に配置された制御用半導体装置とを備えている。配線基板は、第1固定電位配線および第2固定電位配線と、第1固定電位配線と第2固定電位配線との間に配置された複数の信号配線SGとを有する。複数の信号配線SGは、第1固定電位配線と隣り合う信号配線S1と、信号配線S1と隣り合う信号配線S2と、信号配線S2と隣り合う信号配線S3とを含む。信号配線S1と信号配線S2との間の間隔D1は、信号配線S2と信号配線S3との間の間隔D2よりも小さい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
以下を備える電子装置:
配線基板;
前記配線基板上に配置された記憶用の第1半導体装置;
前記配線基板上に配置され、かつ、前記第1半導体装置を制御する第2半導体装置、
ここで、
前記配線基板は、
第1固定電位配線および第2固定電位配線と、
平面視において前記第1固定電位配線と前記第2固定電位配線との間に配置され、かつ、前記第1半導体装置と前記第2半導体装置との間で信号を伝送するための複数の信号配線と、
を有し、
前記複数の信号配線は、
前記第1固定電位配線と隣り合う第1信号配線と、
前記第1信号配線と隣り合う第2信号配線と、
前記第2信号配線と隣り合う第3信号配線と、
を含み、
前記第2信号配線と前記第1固定電位配線との間に前記第1信号配線が配置され、
前記第3信号配線と前記第1信号配線との間に前記第2信号配線が配置され、
前記第1信号配線と前記第2信号配線との間の第1間隔は、前記第2信号配線と前記第3信号配線との間の第2間隔よりも小さい。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1記載の電子装置において、
前記第3信号配線と前記第2固定電位配線とは、互いに隣り合っている、電子装置。
【請求項3】
請求項1記載の電子装置において、
前記複数の信号配線は、前記第3信号配線と隣り合う第4信号配線を更に含み、
前記第4信号配線と前記第2信号配線との間に前記第3信号配線が配置され、
前記第3信号配線と前記第4信号配線との間の第3間隔は、前記第2間隔よりも小さい、電子装置。
【請求項4】
請求項3記載の電子装置において、
前記第1間隔と前記第3間隔は、互いに同じである、電子装置。
【請求項5】
請求項4記載の電子装置において、
前記第4信号配線と前記第2固定電位配線とは、互いに隣り合っている、電子装置。
【請求項6】
請求項3記載の電子装置において、
前記複数の信号配線は、前記第4信号配線と隣り合う第5信号配線を更に含み、
前記第5信号配線と前記第3信号配線との間に前記第4信号配線が配置され、
前記第4信号配線と前記第5信号配線との間の第4間隔は、前記第1間隔よりも大きく、かつ、前記第3間隔よりも大きい、電子装置。
【請求項7】
請求項6記載の電子装置において、
前記第1間隔と前記第3間隔は、互いに同じであり、
前記第2間隔と前記第4間隔は、互いに同じである、電子装置。
【請求項8】
請求項7記載の電子装置において、
前記第5信号配線と前記第2固定電位配線とは、互いに隣り合っている、電子装置。
【請求項9】
請求項6記載の電子装置において、
前記複数の信号配線は、前記第5信号配線と隣り合う第6信号配線を更に含み、
前記第6信号配線と前記第4信号配線との間に前記第5信号配線が配置され、
前記第5信号配線と前記第6信号配線との間の第5間隔は、前記第2間隔よりも小さく、かつ、前記第4間隔よりも小さい、電子装置。
【請求項10】
請求項9記載の電子装置において、
前記第1間隔と前記第3間隔と前記第5間隔は、互いに同じであり、
前記第2間隔と前記第4間隔は、互いに同じである、電子装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置に関し、例えば、複数の半導体装置と配線基板とを含む電子装置に好適に利用できるものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2006-237385号公報(特許文献1)には、実装基板に複数の半導体メモリデバイスと、それら複数の半導体メモリデバイスを制御する半導体データ処理デバイスとを搭載した半導体装置に関する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-237385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本件発明者は、クロストークが均等になるように,複数の信号配線を均等に並べることを検討した。一方、近年では、電子装置の低コスト化の要求もある。そこで、本件発明者は、使用する配線基板の配線層の数を減らすことを検討した。この結果、他の配線層に設けていた他の配線を、この複数の信号配線が設けられている配線層に配置するための領域(スペース)を確保する必要がある。この対策として、本件発明者は、互いに隣り合う配線の間隔(ピッチ)を更に小さくすることを検討した。しかしながら、本件発明者の検討によれば、複数(3本以上)の信号配線を均等に並べた場合、ある信号配線を伝搬する信号が、この信号配線の1つ隣に位置する信号配線ではなく、2つ以上隣に位置する信号配線を伝搬する信号の影響を受け易くなることが分かった。すなわち、信号干渉によるタイミング変動が大きくなる虞がある。これは、電子装置の性能の低下を招くため、対策することが望まれる。
【0005】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施の形態によれば、電子装置は、配線基板と、前記配線基板上に配置された記憶用の第1半導体装置と、前記配線基板上に配置され、かつ、前記第1半導体装置を制御する第2半導体装置と、を備えている。前記配線基板は、第1固定電位配線および第2固定電位配線と、平面視において前記第1固定電位配線と前記第2固定電位配線との間に配置された複数の信号配線と、を有している。前記複数の信号配線は、前記第1固定電位配線と隣り合う第1信号配線と、前記第1信号配線と隣り合う第2信号配線と、前記第2信号配線と隣り合う第3信号配線と、を含む。前記第1信号配線と前記第2信号配線との間の第1間隔は、前記第2信号配線と前記第3信号配線との間の第2間隔よりも小さい。
【発明の効果】
【0007】
一実施の形態によれば、電子装置の性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1の電子装置を模式的に示す平面図である。
実施の形態1の電子装置の要部断面図である。
実施の形態1の電子装置に用いられている配線基板の配線領域の部分拡大平面図である。
実施の形態1の電子装置に用いられている配線基板の配線領域の部分拡大平面図である。
実施の形態1の電子装置に用いられている配線基板の配線領域の部分拡大平面図である。
実施の形態1の電子装置に用いられている配線基板の配線領域の部分拡大平面図である。
第1検討例の配線基板の要部平面図である。
第2検討例の配線基板の要部平面図である。
クロストークによって引き起こされるタイミング変動を説明するための説明図である。
制御用の半導体装置によりメモリ用の半導体装置の書き込み動作を行ったときの、タイミングマージンの一例を示すグラフである。
制御用の半導体装置によりメモリ用の半導体装置の読み出し動作を行ったときの、タイミングマージンの一例を示すグラフである。
実施の形態2の電子装置に用いられている配線基板の配線領域の部分拡大平面図である。
実施の形態2の電子装置に用いられている配線基板の配線領域の部分拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
【0010】
以下、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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