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公開番号2025014142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116409
出願日2023-07-18
発明の名称目地プレート及び床用目地装置
出願人ドーエイ外装有限会社
代理人個人,個人
主分類E04B 1/68 20060101AFI20250123BHJP(建築物)
要約
【課題】車両等の重量物が通過しても破損することなく目地部を塞ぐことができる目地プレート及び床用目地装置を提供すること。
【解決手段】一端部が一方の躯体に支持されると共に、他端部が他方の躯体に支持され、両躯体の間の目地部を塞ぐ目地プレートであって、目地プレートは、少なくとも浅皿状の目地プレート本体と、目地プレート本体の内部に設けられ、左右方向に延在する複数個の補強部材と、目地プレート本体に充填された充填部材と、補強部材の端部と目地プレート本体の一端部側又は他端部側の内壁面のいずれか一方を接続する接続手段とで構成される目地プレート及び前記目地プレートを含む床用目地装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一端部が一方の躯体に支持されると共に、他端部が他方の躯体に支持され、両躯体の間の目地部を塞ぐ目地プレートであって、前記目地プレートは、少なくとも浅皿状の目地プレート本体と、前記目地プレート本体の内部に設けられ、左右方向に延在する複数個の補強部材と、前記目地プレート本体に充填された充填部材と、前記補強部材の端部と前記目地プレート本体の一端部側又は他端部側の内壁面のいずれか一方を接続する接続手段とで構成される目地プレート。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記複数個の補強部材は、その端部が桟材で接続され、また前記接続手段は、前記補強部材又は前記桟材に固定された複数個の一方の接続部材と、前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側の内壁面のいずれかに設けられ、前記一方の接続部材に接続すると共に、目地プレート本体の内壁面にも接続する他方の接続部材とで構成され、前記一方の接続部材と前記他方の接続部材は接続具を介して一体的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の目地プレート。
【請求項3】
前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側のいずれかには、さらにカバープレートがヒンジ部材を介して一体的に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の目地プレート。
【請求項4】
一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ床用目地装置であって、前記一方の躯体に設けられた第1の目地プレート支持部と、前記他方の躯体に設けられた第2の目地プレート支持部と、一端部が前記第1の目地プレート支持部に支持されると共に、他端部が前記第2の目地プレート支持部に支持された目地プレートとで構成され、
前記目地プレートは、浅皿状の目地プレート本体と、前記目地プレート本体の内部に設けられ、左右方向に延在する複数個のバー状の補強部材と、前記目地プレート本体に充填された充填部材と、前記補強部材の端部と前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側の内壁面のいずれかを接続する接続手段とで構成される床用目地装置。
【請求項5】
前記複数個の補強部材は、その端部が桟材で接続され、また前記接続手段は、前記補強部材又は前記桟材に固定された複数個の一方の接続部材と、前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側の内壁面のいずれかに設けられ、前記一方の接続部材に接続すると共に、目地プレート本体の内壁面にも接続する他方の接続部材で構成され、さらに前記一方の接続部材と前記他方の接続部材は接続具を介して一体的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の床用目地装置。
【請求項6】
前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側のいずれかには、さらにカバープレートがヒンジ部材を介して一体的に設けられていることを特徴とする請求項4又は請求項5のいずれかに記載の床用目地装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は目地部を介して設けられた躯体の間の目地部を塞ぐ目地プレート及び該目地プレートを含む床用目地装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
目地部を塞ぐ目地プレートや床用目地装置で、目地プレート内部に補強部材を設けたとしては、例えば「金属材製の四角浅皿形状の目地プレート本体と、この目地プレート本体の内底面にスポット溶接で前後方向に所定間隔で固定され、上部が該目地プレート本体内に位置するチャンネル状あるいは上部が拡開する台形状の輪郭形状で、複数個の補強バー挿入溝が形成され、かつ、複数個の補強バー支持部が形成された複数個の補強バーホルダーと、この複数個の補強バーホルダーの複数個の前記補強バー挿入溝に挿入され、前記目地プレート本体の前後方向に位置し、該複数個の補強バーホルダーの複数個の補強バー支持部の上部と溶接固定された複数個の補強バーと、前記目地プレート本体内に前記複数個の補強バーホルダーおよび複数個の補強バーを覆うように充填されたコンクリートとを備えたことを特徴とする床用目地プレート」や、「このような目地プレートを用いた床用目地装置」が知られている(特許文献1)。
【0003】
このような目地プレートでは、通常の目地プレートと比べると目地プレート自体の強度は向上するものの、車両のような重量物が通過する部位に設けられた場合、カバープレートや目地プレート本体に車両が直接乗ることで、目地プレート本体の他端部側に曲げ力が発生し、補強バーと目地プレート本体の他端部との間の充填部材(モルタル等)に割れ等が生じるおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6100714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、車両等の重量物が通過しても破損することなく目地部を塞ぐことができる目地プレート及び床用目地装置を提供することを目的としている。
【0006】
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の目地プレートは、一端部が一方の躯体に支持されると共に、他端部が他方の躯体に支持され、両躯体の間の目地部を塞ぐ目地プレートであって、目地プレートは、少なくとも浅皿状の目地プレート本体と、目地プレート本体の内部に設けられ、左右方向に延在する複数個の補強部材と、目地プレート本体に充填された充填部材と、補強部材の端部と目地プレート本体の一端部側又は他端部側の内壁面のいずれか一方を接続する接続手段とで構成されることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の目地プレートの前記複数個の補強部材は、その端部が桟材で接続され、また前記接続手段は、前記補強部材又は前記桟材に固定された複数個の一方の接続部材と、前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側の内壁面のいずれかに設けられ、前記一方の接続部材に接続すると共に、目地プレート本体の内壁面にも接続する他方の接続部材とで構成され、前記一方の接続部材と前記他方の接続部材は接続具を介して一体的に接続されていることを特徴とする。前記接続具は、好ましくはボルト又はピンである。
【0009】
請求項3に記載の目地プレートは、前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側のいずれかには、さらにカバープレートがヒンジ部材を介して一体的に設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の床用目地装置は、一方の躯体と他方の躯体の間の目地部を塞ぐ床用目地装置であって、前記一方の躯体に設けられた第1の目地プレート支持部と、前記他方の躯体に設けられた第2の目地プレート支持部と、一端部が前記第1の目地プレート支持部に支持されると共に、他端部が前記第2の目地プレート支持部に支持された目地プレートとで構成され、前記目地プレートは、浅皿状の目地プレート本体と、前記目地プレート本体の内部に設けられ、左右方向に延在する複数個のバー状の補強部材と、前記目地プレート本体に充填された充填部材と、前記補強部材の端部と前記目地プレート本体の少なくとも一端部側又は他端部側の内壁面のいずれかを接続する接続手段とで構成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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