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公開番号2025014100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-29
出願番号2023126605
出願日2023-07-17
発明の名称駆動輪の個別操舵により使用中に車輪間距離を変更できる車椅子
出願人個人
代理人
主分類A61G 5/02 20060101AFI20250122BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】利用状況に応じて使用中に車輪間距離を変更できる車椅子を提供する。
【解決手段】左右に駆動輪を備えた車椅子において、左右の駆動輪の車輪間距離が可変であるとともに、左右の駆動輪が個別に操舵可能であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
左右に駆動輪を備えた車椅子において、
前記、左右の駆動輪の車輪間距離が可変であるとともに、
前記、左右の駆動輪が個別に操舵可能であることを特徴とする、
駆動輪の個別操舵により使用中に車輪間距離を変更できる車椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車椅子に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の車椅子は、使用中は車輪間距離が固定されており、通路幅の変化や移乗などの利用状況に応じて使用中に車輪間距離を変更できないという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
利用状況に応じて使用中に車輪間距離を変更できる車椅子を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記目的を達する為、駆動輪の個別操舵により使用中に車輪間距離を変更できる車椅子は、左右に駆動輪を備えた車椅子において、左右の駆動輪の車輪間距離が可変であるとともに、左右の駆動輪が個別に操舵可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００５】
利用状況に応じて、左右の駆動輪を個別に操舵して、その双方又は一方を車椅子の左右方向へ移動させることで、使用中に左右の駆動輪の車輪間距離を変更できる。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
原理図
車輪間距離を狭めて、左右幅の狭いトイレに入った状態の図
【発明を実施するための形態】
【０００７】
操舵とは、車輪の進行方向を決めることを意味し、その実施形態は、図のように一般的な車輪自体に舵角を与える方法だけでなく、車輪のリム部が回転することによって進行方向を決めることができる全方向車輪等を含めて、車輪の進行方向を決めて、その方向に進行させることができればよく、それらの形態には限定しない。
個別操舵とは、左右の駆動輪の進行方向を個別に決めることができることを意味する。
駆動輪の操舵と駆動は手動でも電動でもよい。
【０００８】
図は、一般的な構造の車輪である駆動輪自体を個別に逆方向に操舵して、左右の駆動輪がそれぞれの回転に伴って車椅子の左右方向に移動することで、その車輪間距離を変更するという単純な既知の技術であり、詳細は省略する。
【０００９】
図の左右の駆動輪の車輪間距離を可変にしているＸ型のクロスリンク機構は、従来から車椅子を左右方向に折りたたむ目的で使われている既知の技術であるが、使用中に体重を掛けた状態でリンクの形状が可変である点が異なる。
【００１０】
図は、一端に駆動輪を、他端にキャスターを保持した２本のリンクを、その中央部分でジョイントしたＸ型のリンクとなっているが、この単純なリンクでは、左右の駆動輪の車輪間距離にキャスタの車輪間距離が連動する点は望ましいが、前後輪の車軸間距離が広くなるため、実施形態としては、前後輪の車軸間距離は、左右の車輪間距離に連動するか、少なくとも変化しない機構が望ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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