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公開番号
2025013960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024187316,2020556963
出願日
2024-10-24,2019-04-15
発明の名称
閾値下強度における電気パルスによる神経ブロック
出願人
ユニバーシティ オブ ピッツバーグ - オブ ザ コモンウェルス システム オブ ハイヤー エデュケイション
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
A61N
1/36 20060101AFI20250121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】電気刺激を神経またはニューロンに与えることにより神経またはニューロンをブロックする方法を提供する。
【解決手段】神経またはニューロンをブロックする方法であって、前記神経またはニューロンに電気刺激を与えることを含み、前記電気刺激は、神経伝導またはニューロン興奮のブロックを生じるのに十分な長さの時間にわたって神経またはニューロンの興奮を引き起こさない強度を有する。また、前記電気刺激の前記強度は、前記神経またはニューロンの初期興奮閾値未満であり、場合によっては前記電気刺激の前記強度は、痛み閾値未満である。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
神経またはニューロンをブロックする方法であって
前記神経またはニューロンに電気刺激を与えることを含み、前記電気刺激は、神経伝導
またはニューロン興奮のブロックを生じるのに十分な長さの時間にわたって神経またはニ
ューロンの興奮を引き起こさない強度を有する、方法。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記電気刺激の前記強度は、前記神経またはニューロンの初期興奮閾値未満であり、場
合によっては前記電気刺激の前記強度は、痛み閾値未満である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記電気刺激は、0.01mA~10mAおよび/または1mV~10,000mVの
強度で送達される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
前記電気刺激は、1Hz~50kHz、場合によっては100Hz~1.2kHzの周
波数で送達される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項5】
前記電気刺激は、1分~14日、場合によっては30分~2時間、場合によっては1分
~7日、場合によっては1分~5日の期間にわたって送達される、請求項1または2に記
載の方法。
【請求項6】
前記電気刺激は、少なくとも1分間にわたって神経伝導またはニューロン興奮をブロッ
クし、続いて該電気刺激を停止させる、請求項1または2に記載の方法。
【請求項7】
前記電気刺激は、二相性電気パルスを含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項8】
前記二相性パルスは、前記二相性パルスの正の位相と負の位相との間で対称である、請
求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記二相性パルスは、前記二相性パルスの前記正の位相と前記負の位相との間で非対称
である、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記電気刺激は、電荷平衡にある電気パルスを含む、請求項1または2に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2018年4月16日に出願された米国仮出願第62/658,147号の
優先権の利益を主張するものであり、この出願は全体として引用することにより本明細書
の一部とされる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
連邦政府の支援を受けた研究に関する声明
本発明は、アメリカ国立衛生研究所(National Institutes of
Health)から授与された助成金番号DK068566の下で政府の支援を受けて
行われたものである。政府は本発明において一定の権利を有する。
【技術分野】
【0003】
本明細書が提供するのは、神経ブロックの方法および関連デバイスであり、より具体的
には、閾値下(sub-threshold)電気パルスを神経またはニューロンに印加
することによって神経伝導またはニューロン興奮をブロックする方法およびそのような方
法を実行するためのデバイスである。
【背景技術】
【0004】
神経伝導またはニューロン興奮をブロックすることは、慢性的な痛み、肥満、心不全、
膀胱機能障害または脊髄損傷後の痙攣などを含む多くの疾患を治療するために幅広く臨床
応用されている。しかし、現在、電気的神経ブロックは臨床応用ではキロヘルツの電気パ
ルスを使用しており、このようなキロヘルツのパルスは神経興奮を誘発するための最小強
度超の刺激強度を持たなければならないため、すなわち超閾値強度を有するため、常に初
期の神経興奮を生じさせることになる。初期の神経興奮は問題があり、例えば、それが初
期の強い痛みや痛みをブロックすることができる前に危険な筋収縮による身体損傷の可能
性を引き起こすことになる。また、それが多くの患者にとって耐えられない麻痺感覚(振
動、圧迫感、しびれなど)も生じる。
【0005】
したがって、従来技術では、このようなブロックを提供するために現在必要とされる超
閾値強度のパルスの使用に伴う欠点を回避しながら、状態を緩和またはさもなければ治療
する神経伝導をブロックする方法が必要である。
【発明の概要】
【0006】
上記の必要性に鑑み、本明細書で開示される方法は、閾値下強度を用いた電気パルスに
よって神経/ニューロンをブロックするための新規な方法であって、例えば、この強度は
、神経/ニューロンを興奮させるのに必要な最小強度未満である。神経/ニューロンをブ
ロックすることにより、そのような神経に沿ってまたはニューロンを介して伝達される痛
みの信号などの信号をブロックして痛みを軽減または排除することによって治療すること
ができる。
【0007】
従って、本明細書で提供される方法は、神経またはニューロンに電気刺激を与えること
によって神経またはニューロンをブロックする方法であって、この電気刺激は、神経伝導
またはニューロン興奮のブロックを生じるのに十分な長さの時間にわたって神経またはニ
ューロンの興奮を引き起こさない強度を有する。
【0008】
また、本明細書で提供されるデバイスは、コントローラと、コントローラと通信するパ
ルス発生器と、パルス発生器と電気的に通信する電極とを備えるデバイスであって、この
デバイスは、神経/ニューロンに電気刺激を与えるように構成され、電気刺激は、神経伝
導またはニューロン興奮のブロックを生じるのに十分な長さの時間にわたって神経/ニュ
ーロンの初期興奮閾値を増加させるように構成された強度を有する。
【0009】
また、本明細書で提供されるデバイスは、コントローラと、コントローラと通信するパ
ルス発生器と、パルス発生器と電気的に通信する1つまたは複数の皮膚表面電極または磁
気コイルとを備えるデバイスであって、パルス発生器および1つまたは複数の皮膚表面電
極または磁気コイルは、神経またはニューロンに電気刺激を与えるように構成されており
、電気刺激は、神経伝導またはニューロン興奮のブロックを生じるのに十分な長さの時間
にわたって神経またはニューロンの初期興奮閾値未満の強度を有する。
【0010】
また、本明細書に提供される方法は、末梢神経または中枢ニューロン群に電気刺激を与
えることによって患者の末梢疼痛を軽減する方法であって、電気刺激は、神経伝導または
ニューロン興奮のブロックを生じるのに十分な長さの時間にわたって神経またはニューロ
ンの興奮を引き起こさない強度であり、これにより末梢疼痛を軽減する。
(【0011】以降は省略されています)
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