TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025013944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024187042,2019191140
出願日
2024-10-24,2019-10-18
発明の名称
干渉終点検出システムにおける内部反射の排除
出願人
アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
,
APPLIED MATERIALS,INCORPORATED
代理人
個人
主分類
H01L
21/3065 20060101AFI20250121BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】処理チャンバに形成された天井と、処理チャンバの内部に配置された基板支持体及び基板支持体上に載っている基板とを有する処理チャンバの終点検出システムを動作させる方法を提供する。
【解決手段】プラズマ処理チャンバにおいて、透明パネル204は、処理チャンバの天井103に配置され、基板120と基板支持体116に対して第1鋭角αの方向に向けられている。透明パネル204は、終点検出システム164からの入射光ビーム176を、透明パネルに対して第2鋭角βで受光し、入射光ビーム176を、基板120と基板支持体116に対して垂直な角度で基板120へ透過させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
処理チャンバに形成された天井と、
処理チャンバの内部に配置された基板支持体と、
基板支持体上に載っている基板とを有する処理チャンバの終点検出システムを動作させる方法であって、
処理チャンバの天井に配置された透明なパネルであって、基板と基板支持体に対して第1鋭角の方向に向けられたパネルが、終点検出システムからの入射光ビームを、パネルに対して第2鋭角で受光する工程と、
パネルが、入射光ビームを基板及び基板支持体に対して垂直な角度で処理チャンバ内の基板へ透過させる工程とを含む方法。
発明の詳細な説明
【背景】
【0001】
(分野)
本開示の諸実施形態は、概して、半導体処理の終点検出に関し、より詳細には、入射光及び反射光の反射を低減した終点検出システム及び方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
(関連技術の説明)
半導体デバイスの形状は、数十年前に最初に導入されて以来、サイズが劇的に小さくなっている。回路密度の増加により、半導体デバイスの製造に使用される処理にはさらなる要求が課されている。例えば、回路密度の増加と共に、ピッチサイズが50nm未満の寸法へ急速に減少し、他方で、トレンチの深さなどの垂直寸法は比較的一定のままである。その結果、フィーチャーのアスペクト比、つまり、高さを幅で除算した値が増加している。このような高密度かつサブミクロンのフィーチャーの寸法を精密に制御することは、半導体デバイスの信頼性の高い形成にとって不可欠である。
【0003】
従来、トランジスタやコンデンサなどの半導体デバイスは、基板の表面をパターニングして、フィーチャーの横方向の寸法を画定し、その後、基板をエッチングして、材料を除去し、フィーチャーを画定することで、形成されている。所望の電気的性能を持つフィーチャーを形成するには、フィーチャーの寸法を、制御仕様内で形成しなければならない。その結果、基板の精密なパターニングとその後のエッチングは、所望の限界寸法を持つフィーチャーの信頼性の高い形成にとって不可欠である。
【0004】
集積回路製造では、高密度半導体デバイスを形成するために層を構成する必要がある。したがって、プラズマエッチング処理を使用して1つ以上の層を部分的に除去する必要性が生じる場合がある。プラズマエッチングの間に、マスクを利用して、基板に配置されたターゲット層にパターンを転写するが、この時には、ターゲット層の下に配置された層をエッチングしない。この下に配置された層又は基板を目標の深さ又は厚さまで部分的にエッチングするために、干渉終点技術を利用する。干渉計終点システムは、ウェハ表面の種々の界面で反射した反射光波の干渉を使用して、表面のエッチング深さ又は膜厚の変化を認識する。
【0005】
干渉計は、2つ以上の光路の差を測定するために、両方の光路からの残留光を重ね合わせて干渉縞を生成する。単色光源又は広帯域光源が使用され、複雑なフィルムスタックの表面から反射される。光源の波長範囲内の小さな変化を認識できる。
【0006】
反射光は、基板上に配置された各層からの信号の組み合わせであり、各層に独特な干渉縞が形成される。終点検出の場合、さまざまな層に対して干渉縞パターンを模擬することができ、その後、エッチング中に測定信号と比較し得る。この方法は非常に効果的で、複数の層が上にある基板のエッチング又は堆積の監視及び終点検出に使用され得る。
【0007】
透過光及び反射光は、一般に、プラズマエッチングチャンバ内のほぼ平坦で透明な窓を通過する。この時、基板の入射面はエッチングされている。残念ながら、従来の平坦な干渉計終点(IEP)検出窓では、エッチング中に著しい内部反射が発生し、基板上のメトリックに対する感度が低下する。IEP窓の内部反射を減らすための典型的な方法は、窓の表面に反射防止コーティング(ARC)を採用することである。残念ながら、一般に200nmから800nmまでの広い波長範囲で内部反射を除去する必要があるにも拘わらず、ARCは、限られた範囲の諸波長でのみ機能する。
【0008】
したがって、当技術分野では、終点検出システムの内部反射を排除する効果的な方法が必要になっている。
【概要】
【0009】
本明細書に提示される諸実施形態は、終点検出システムを動作させる方法、終点検出システム用の透明パネル、及びそれを有する処理チャンバを提供する。処理チャンバは、処理チャンバに形成された天井と、処理チャンバの内部に配置された基板支持体と、基板支持体上に載っている基板とを有する。透明パネルは処理チャンバの天井に配置され、基板と基板支持体に対して第1鋭角の方向に向けられている。透明パネルは、終点検出システムからの入射光ビームを、透明パネルに対して第2鋭角で受光する。透明パネルは、入射光ビームを、基板と基板支持体に対して垂直な角度で処理チャンバ内の基板へ透過させる。
【0010】
本明細書に提示される諸実施形態は、処理チャンバをさらに提供する。処理チャンバは、側壁と底部を有するチャンバ本体を備える。天井がチャンバ本体の上に取り付けられ、天井とチャンバ本体が処理チャンバの内部空間を画定している。基板支持体は、処理チャンバの内部空間に配置され、処理中に基板を支持するように構成されている。処理チャンバは、終点検出システムをさらに備えている。処理チャンバは、天井に取り付けられた透明パネルをさらに備え、この透明パネルは、終点検出システムが、透明パネルを通して基板と相互に作用できるように構成されている。透明パネルは、基板と基板支持体に対して第1鋭角の方向に向けられている。透明パネルを構成して、終点検出システムからの入射光ビームを、透明パネルに対して第2鋭角で受光する。透明パネルをさらに構成して、入射光ビームを、基板及び基板支持体に対して垂直な角度で、処理チャンバ内の基板へ透過させる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
テーブルタップ
21日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
11日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
17日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
17日前
日新電機株式会社
変圧器
5日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
11日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
21日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
21日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
21日前
株式会社ヨコオ
ソケット
4日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
10日前
三洲電線株式会社
撚線導体
11日前
住友電装株式会社
コネクタ
17日前
TDK株式会社
コイル部品
17日前
ローム株式会社
半導体装置
21日前
株式会社デンソー
半導体装置
21日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
21日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
21日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
11日前
トヨタバッテリー株式会社
二次電池
4日前
大和電器株式会社
コンセント
17日前
株式会社デンソー
半導体装置
21日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
17日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
4日前
株式会社村田製作所
電池パック
11日前
ローム株式会社
半導体発光装置
17日前
マクセル株式会社
電気化学素子
21日前
河村電器産業株式会社
接続装置
5日前
河村電器産業株式会社
接続装置
5日前
株式会社村田製作所
コイル部品
3日前
個人
ユニバーサルデザインコンセントプラグ
21日前
TDK株式会社
電子部品
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
11日前
矢崎総業株式会社
端子金具
17日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
TDK株式会社
コイル部品
10日前
続きを見る
他の特許を見る