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公開番号
2025013868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-28
出願番号
2024182138,2019568591
出願日
2024-10-17,2018-03-02
発明の名称
免疫療法のための組成物及び方法
出願人
オブシディアン セラピューティクス, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
47/64 20170101AFI20250121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】免疫療法のための組成物及び方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、がん免疫療法のための生体回路系、エフェクターモジュール及び組成物を提供する。対象における抗がん免疫応答の誘導方法も提供する。本発明において提供するものには、がん免疫療法で使用するための、生体回路系、エフェクターモジュール、刺激応答エレメント(SRE)及び免疫療法薬のポリペプチド、それをコードするポリヌクレオチド、それらのポリペプチド及び/またはポリヌクレオチドを含むベクター及び細胞が含まれる。一実施形態では、組成物は、タンパク質の安定性を調整する不安定化ドメイン(DD)を含む。
【選択図】図19
特許請求の範囲
【請求項1】
図面に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、Compositions and Methods for Immunotherapyと題する2017年3月3日に出願された米国仮特許出願第62/466,601号、Compositions and Methods for Immunotherapyと題する2017年4月11日に出願された米国仮特許出願第62/484,063号、及びCompositions and Methods for Immunotherapyと題する2017年8月8日に出願された米国仮特許出願第62/542,402号に対する優先権を主張し、これらの各々の内容はその全体を参照により本明細書に援用する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
配列表
本出願を、電子形式の配列表とともに提出する。配列表は、2018年3月2日に作成されたファイルサイズ1,566,189バイトの2095_1207PCT_SL.txtという名称のファイルとして提供する。配列表の電子形式の情報は、その全体を参照により本明細書に援用する。
【0003】
本発明は、免疫療法のための組成物及び方法に関する。本発明において提供するものには、がん免疫療法で使用するための、生体回路系、エフェクターモジュール、刺激応答エレメント(SRE)及び免疫療法薬のポリペプチド、それをコードするポリヌクレオチド、それらのポリペプチド及び/またはポリヌクレオチドを含むベクター及び細胞が含まれる。一実施形態では、組成物は、タンパク質の安定性を調整する不安定化ドメイン(DD)を含む。
【背景技術】
【0004】
がん免疫療法は、腫瘍反応性免疫細胞、主にT細胞の殺腫瘍機能を若返らせることにより、がん細胞を根絶することを目的とする。抗腫瘍免疫エフェクター細胞を増加させることができるチェックポイント遮断、養子細胞移入(ACT)及びがんワクチンの最近の開発を含むがん免疫療法の戦略は、いくつかの腫瘍で顕著な結果を生み出している。
【0005】
宿主の抗腫瘍免疫及びがん免疫療法の影響は、3つの主要なハードルによって妨げられている:1)クローン欠失により、腫瘍抗原特異的T細胞の数が少ない;2)腫瘍微小環境における自然免疫細胞の不十分な活性化と免疫寛容原性抗原提示細胞の蓄積;及び3)免疫抑制性の腫瘍微小環境の形成。特に、固形腫瘍では、免疫抑制性の腫瘍微小環境における有効な抗腫瘍応答が欠如するため、免疫療法レジメンの治療効果は依然として不十分である。多くの場合、腫瘍細胞は免疫寛容または免疫抑制を誘発し、真に外来性の腫瘍抗原であっても免疫寛容になるため、そのような免疫寛容は獲得される。がんワクチンとプレ活性化免疫エフェクター細胞(T細胞など)の養子移植は、腫瘍微小環境(TME)の阻害因子による抑制を受けるため、そのような免疫寛容はまた、活性かつ支配的でもある。
【0006】
さらに、改変型T細胞の投与は、オンターゲット毒性/オフターゲット毒性及びサイトカイン放出症候群を招く可能性がある(Tey Clin.Transl.Immunol.,2014,3:e17 10.1038に概説)。
【0007】
有害事象の場合には、トランスジェニック免疫療法薬の発現をオンまたはオフにできる調整可能なスイッチの開発が必要である。例えば、養子細胞療法の半減期は、非常に長く、不確定な場合がある。毒性は進行性である可能性があるため、注入した細胞を除去する安全スイッチが望まれる。トランスジェニックタンパク質レベルと発現ウィンドウを高い柔軟性で調整できるシステムと方法は、治療効果を高め、潜在的な副作用を低減することができる。
【0008】
疾患治療、特にがん免疫療法のための調節可能な治療薬を開発するために、本発明は、免疫治療薬の発現を制御する生体回路系を提供する。生体回路系は、刺激と、その刺激に応答する少なくとも1つのエフェクターモジュールを備える。エフェクターモジュールは、刺激と結合し、刺激に応答する刺激応答エレメント(SRE)、及びSREに作動可能に連結した免疫療法薬を含み得る。一実施例では、SREは、その特異的リガンドの非存在下で不安定化され、その特異的リガンドに結合することにより安定化され得る不安定化ドメイン(DD)である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、免疫療法のための組成物及び方法を提供する。組成物は、細胞内または対象内で抗がん免疫応答を誘導する調整可能な系及び薬剤に関する。調整可能な系及び薬剤は、少なくとも1つの刺激に応答する少なくとも1つのエフェクターモジュールを含む生体回路系であってもよい。生体回路系は、不安定化ドメイン(DD)生体回路系、二量体化生体回路系、受容体生体回路系、及び細胞生体回路系であってもよいが、これらに限定されない。これらの系は、2016年4月11日に出願された共有米国仮特許出願第62/320,864号、2017年3月3日に出願された第62/466,596号及び国際公開WO2017/180587でさらに教示されている(これらの各々の内容はその全体を参照により本明細書に援用する)。
【0010】
いくつかの実施形態では、免疫応答を誘導するための組成物は、第1のエフェクターモジュールを含み得る。いくつかの実施形態では、エフェクターモジュールは、少なくとも1つのペイロードに作動可能に連結した第1の刺激応答エレメント(SRE)を備えていてもよい。一態様では、ペイロードは免疫療法薬であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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