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公開番号2025013867
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024182102,2021092184
出願日2024-10-17,2015-07-21
発明の名称搾乳ポンプシステムおよび方法
出願人ウィロー・イノベイションズ・インコーポレイテッド,Willow Innovations, Inc.
代理人個人
主分類A61M 1/06 20060101AFI20250121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】母乳を胸部から汲み出すシステムおよび方法を提供する。
【解決手段】ヒトの胸部から母乳を汲み出すポンピングサイクルを制御するための自動化されたシステムであって、前記システムは、ブラジャの中にフィットするような形状の搾乳ポンプを含み、前記搾乳ポンプが、ハウジングと、ニップル収容キャビティを含む胸部アダプタと、前記ハウジング内に収容され、前記ニップル収容キャビティの上にポンピング領域を含むポンピング機構と、ワイヤレス送信機と、母乳収集容器と、前記母乳収集容器が満杯であることを検出するセンサと、吸引の印加をレットダウン段階から圧搾モードに自動的に切り替えるコントローラと、を含み、前記ポンピング機構は、可撓性部材を変位させて前記ニップル収容キャビティに真空圧力を生成させる2つのドライバを含む、自動化されたシステム。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ヒトの胸部から母乳を汲み出すポンピングサイクルを制御するための自動化されたシステムであって、
前記システムは、ブラジャの中にフィットするような形状の搾乳ポンプを含み、
前記搾乳ポンプが、
ハウジングと、
前記胸部と接触して密封するように構成され、前記ハウジングに取り付けられニップル収容キャビティを含む胸部アダプタと、
前記ハウジング内に収容され、前記ニップル収容キャビティの上にポンピング領域を含むポンピング機構と、
ワイヤレス送信機と、
前記ブラジャと接触するように構成された母乳収集容器と、
前記母乳収集容器が満杯であることを検出するセンサと、
前記ハウジング内に収容され、吸引の印加をレットダウン段階から圧搾モードに自動的に切り替えるコントローラと、を含み、
前記ポンピング機構は、可撓性部材を変位させて前記ニップル収容キャビティに真空圧力を生成させる2つのドライバを含む、
自動化されたシステム。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記胸部アダプタが、視覚的に透明である、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項3】
前記コントローラが、レットダウンを検出すると吸引の印加をレットダウン段階から圧搾モードに自動的に切り替える、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項4】
前記自動化されたシステムの動作設定が時間に基づく、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項5】
前記レットダウン段階が所定の長さの時間だけ継続する、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項6】
抽出段階が所定の長さの時間だけ継続する、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項7】
前記胸部アダプタが胸部シールドである、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項8】
前記搾乳ポンプが概ね乳房の形状のプロファイルを画定する、
請求項1に記載の自動化されたシステム。
【請求項9】
前記母乳収集容器が前記概ね乳房の形状のプロファイルの一部を形成する、
請求項8に記載の自動化されたシステム。
【請求項10】
前記母乳収集容器が前記搾乳ポンプから取り外されたあとの前記母乳収集容器のキャップをさらに含む、
請求項1に記載の自動化されたシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、授乳期間中の母親の胸部から母乳を収集するための、携帯型であり、手を使わず、個別であり、自己出力型でエネルギー効率の良い搾乳ポンプシステムおよび方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
母乳を与えることが乳児にとって最良の栄養源であり、かつ、授乳期間中の母親への健康効果をもたらすことにより多くの女性が気づくようになっているため、さまざまな状況下での授乳期間中の母親にとって利用者本位であり、静かで、個別、用途の広い搾乳ポンプの解決策に対するニーズが増えている。このことは、特に、8~10時間以上家を留守にし、母乳を自らの乳児に利用可能にするために母乳を搾乳する必要のある働く母親に当てはまるが、買い物中や、夕食や他のアクティビティへ出かけるなど、母親が長期間家の私事から離れる多くの別の状況に対しても必要となる。
【0003】
いろいろな搾乳ポンプが利用可能であるにもかかわらず、そのほとんどは、不便で扱いにくく、多くの部品およびアセンブリを必要とし、運搬に困難である。様々な手動のハンドポンプは、使用が面倒であり、使用に痛みを伴うことがある動力式搾乳ポンプは、使用中にプラグを差し込む交流電源を必要とするものもある。バッテリ駆動式のシステムもあるが、モータ付ポンプが連続的に作動して母乳抽出処理中に吸引を維持するので、電池電力がかなり急速に低下する。利用可能な搾乳ポンプの多くは、母親が使用する時に第三者に明らかに見え、多くのものはまた、使用中に母親の胸部を露出させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
着用時にユーザの胸部を露出させず、見えないか、ほぼ目立たないことによって、使用が容易であり、かつ分離している、小型で、携帯型で、自己出力型で、エネルギー効率がよく、装着型の搾乳ポンプシステムが、絶えず必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
簡潔にかつ一般的に言うと、本開示は、搾乳ポンプシステムおよび方法を目的とする。本システムは、胸部接触構造と、収集容器と、母乳を胸部から抽出し母乳を容器に供給する構造とを含む。本方法は、母乳を胸部から抽出することと、母乳を収集容器に供給することとを含む。
【0006】
一手法では、胸部から母乳を汲み出す方法が、搾乳ポンプシステムと胸部とを密封することと、胸部から導管を通って圧搾された母乳を汲み出すことと、を含む。駆動力を含んでいてもよく、胸部から母乳の圧搾を駆動する吸引を生成するために、あらかじめ圧縮された導管を拡張させることによって、生成してもよい。あらかじめ圧縮された導管を引っ張ることによって、駆動力を生成してもよい。相対的な正圧を導管の一部分にかけることによって、圧搾された母乳を放出できる。特定の一態様において、母乳の圧搾のために胸部に加えられる吸引が、第1の吸引レベルと、押出し中の、胸部に当てて維持される第2の吸引レベルとを含み、第2の吸引レベルは第1の吸引レベルよりも低い。
【0007】
開示された実施形態の変形例では、システムが自然な胸部プロファイルを画定する。この自然な胸部プロファイルは、気持ちよく、かつ首尾良くユーザのブラジャにフィットし、外見が自然であることを意図するものである。このように、このプロファイルは、円形でない底面を有することに特徴づけられる。さらに、自然な胸部のように、この装置またはこのシステムのプロファイルは、1つ以上の非対称曲線を画定し慣性中心を外すことを意図するものである。
【0008】
この開示された方法が、実質的に隙間がない液体経路を胸部間に導管を通して設けること、および導管の一部分を圧搾し、圧搾を低減することのうちの1つ以上を代替的に、あるいは追加的に含んでいてもよく、圧搾されていない状態に導管を戻すことによって、胸部から母乳を抽出するのに十分な吸引を生成する。汲み出すことは、また、導管の第2の部分を圧搾して圧力を生成することを含んでいてもよい。導管と保管部との間の逆止め弁を設けて、母乳および空気の逆流を防止してもよい。
【0009】
ポンプ装置が、胸部と接触して設置されていてもよく、保管容器に接続されていてもよい。ポンプ装置および保管容器はそれぞれ、ユーザのブラジャ内に収容されるサイズおよび形状である。1つの手法では、保管容器が、装置のポンプ構造とユーザのブラジャの間に位置する。別の手法では、保管容器がほぼポンプ構造をしているか、あるいは、ポンプ構造とユーザの胸部の間に位置してもよい。胸部、ポンプ装置および保管容器の全質量および全容量を変更せずに、母乳を胸部から汲出すことができる。保管容器は、可撓性であるか、あるいは胸部の周囲に配置されるかのいずれかまは両方であってもよい。駆動機構が、導管の近位部と遠位部の間の流体接続を維持するローラにより画定されてもよい。この駆動機構が、代替として、単一の圧縮ドライバと、前記導管内において、圧縮ドライバが圧縮する領域の両側にある第1および第2の逆止め弁とを含んでいてもよい。このシステムが、第1および第2のドライバを含んでいてもよく、第1のドライバが導管の第1の領域を圧縮し、第2のドライバが導管の第2の領域を圧縮する。第1および第2のドライバが、導管の領域の圧縮を間欠的に圧縮し、圧縮を解放するように構成されてもよい。この駆動機構は、その移動により抽出された母乳を押出すのに十分な圧力が生成されるよう調整されてもよい。第1のドライバが、母乳が汲み出されると導管の領域を密封するよう構成されてもよく、かつ一実施形態において、重力に逆らって母乳を汲み出すように十分な圧力が生成されてもよい。
【0010】
コントローラが、開示されている実施形態に含まれていてもよい。このコントローラは、ポンプに電気的接続されていること、または駆動機構およびそれに電気的接続されているバッテリが移動するための動力を供給するよう構成されること、のうちの1つ以上であってもよい。胸部アダプタ内の圧力を検出する圧力センサが、さらに含まれていてもよく、ある実施形態では、圧力センサがコントローラとの電子通信が可能である。さらに、ある手法では、コントローラが、圧力または他のセンサにより確定されるフィードバック・ループからの入力によって、ドライバの移動を適応制御できる。さらに、コントローラが、変更された設定条件に対してプログラム可能であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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