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公開番号2025013823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024175007,2020212489
出願日2024-10-04,2020-12-22
発明の名称車両用音響制御装置及び車両用音響制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人
主分類H03G 3/20 20060101AFI20250121BHJP(基本電子回路)
要約【課題】車両のドアが開放状態となった際に、車外への音漏れを抑制するとともに、車内
のオーディオ環境が悪化することを低減できる車両用音響制御装置を提供する。
【解決手段】車両用音響制御装置10は、開放状態取得部110と音響制御部111とを
備える。開放状態取得部110は、車両が備える複数のドアの各ドアの開放度合いを取得
する。音響制御部111は、開放状態取得部110が取得した開放度合いによって、複数
のドアのうちのいずれかのドアが開放されたと判定されるとき、開放されたドアである第
1のドアの開放度合いに応じて、第1のドアに対応して設置された第1のスピーカの音量
を調整と、第1のスピーカとは異なる、前記車両内に設置されたウーハの音量を低減させ
る制御を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両が備える複数のドアの各ドアの開放度合いを取得する開放状態取得部と、
前記開放状態取得部が取得した開放度合いによって、前記複数のドアのうちのいずれか
のドアが開放されたと判定されるとき、開放されたドアである第1のドアに対応して設置
された第1のスピーカの音量設定値を、前記第1のドアが開放される前の音量設定値を基
準として、前記第1のドアの開放度合いに応じて変化させ、前記第1のスピーカの音量を低
減する制御を行う音響制御部とを備え、
前記音響制御部は、前記第1のドアの開放に応じて、前記第1のスピーカとは異なる、前
記車両内に設置されたウーハの音量を低減させる
車両用音響制御装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
車両が備える複数のドアの各ドアの開放度合いを取得し、
取得した開放度合いによって、前記複数のドアのうちのいずれかのドアが開放されたと
判定されるとき、開放されたドアである第1のドアに対応して設置された第1のスピーカ
の音量設定値を、前記第1のドアが開放される前の音量設定値を基準として、前記第1のド
アの開放度合いに応じて変化させ、前記第1のスピーカの音量を低減する制御を行い、
前記制御は、前記第1のドアの開放に応じて、前記第1のスピーカとは異なる、前記車
両内に設置されたウーハの音量を低減させる
車両用音響制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用音響制御装置及び車両用音響制御方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のドアまたはウインドウ等の複数の開閉体の一部が開放状態とな
った場合に、車外への音漏れを抑制するために、開放状態となった開閉体に対応するスピ
ーカをミュートする車両用音響制御装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-29765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されている車両用音響制御装置は、開放状態となったドアまたはウイ
ンドウ付近のスピーカをミュートすることによって音漏れを抑制する構成であるため、搭
乗者が音楽を聴くための車内のオーディオ環境が悪化する。
【0005】
本発明は、車両のドアが開放状態となった際に、車外への音漏れを抑制するとともに、
車内のオーディオ環境が悪化することを低減できる車両用音響制御装置及び車両用音響制
御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、車両が備える複数のドアの各ドアの開放度合いを取得する開放状態取得部と、
開放状態取得部が取得した開放度合いによって、複数のドアのうちのいずれかのドアが開放
されたと判定されるとき、開放されたドアである第1のドアに対応して設置された第1の
スピーカの音量設定値を、第1のドアが開放される前の音量設定値を基準として、第1のド
アの開放度合いに応じて変化させ、第1のスピーカの音量を低減する制御と、第1のドアの
開放に応じて、第1のスピーカとは異なる、車両内に設置されたウーハの音量を低減させる
制御を行う音響制御部を備える車両用音響制御装置を提供する。
【0007】
本発明は、車両が備える複数のドアの各ドアの開放度合いを取得し、取得した開放度合い
によって、複数のドアのうちのいずれかのドアが開放されたと判定されるとき、開放された
ドアである第1のドアに対応して設置された第1のスピーカの音量設定値を、第1のドア
が開放される前の音量設定値を基準として、第1のドアの開放度合いに応じて変化させ、第
1のスピーカの音量設を低減する制御と、第1のドアの開放に応じて、前記第1のスピーカ
とは異なる、車両内に設置されたウーハの音量を低減させる制御を行う車両用音響制御方
法を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る車両用音響装置及び車両用音響制御方法によれば、車両のドアが開放状態
となった際に、車外への音漏れを抑制するとともに、車内のオーディオ環境が悪化するこ
とを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用音響制御装置の構成例を示すブロック図である。
図2Aは、音響制御方法の一例を説明するための図である。
図2Bは、音響制御方法の一例を説明するための図である。
図2Cは、音響制御方法の一例を説明するための図である。
図3は、車両の左フロントドアが開放状態となった際の音漏れ量を観測した一例のグラフである。
図4は、車両の左リアドアが開放状態となった際の音漏れ量を観測した一例のグラフである。
図5は、本発明の第1実施形態に係る車両用音響制御装置10の一動作例を説明するフローチャートである。
図6は、本発明の第2実施形態に係る車両用音響制御装置が搭載される車両における多チャンネルのスピーカの配置の一例を示す図である。
図7は、図6の各スピーカの名称の一例を示す図である。
図8は、本発明の第3実施形態に係る車両用音響制御装置10の一動作例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、各実施形態の車両用音響制御装置について、添付図面を参照して説明する。図面
の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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