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公開番号
2025013660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024197390
出願日
2024-11-12
発明の名称
防汚カバー
出願人
静岡製機株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
F24H
9/02 20060101AFI20250117BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】建設現場等で主に使用される熱風式ヒーターに装着され、塵埃や粘着物の堆積を防ぎ、使用後の清掃や整備作業を容易にすることが可能な防汚カバーを提供する。
【解決手段】防汚カバー1は、円筒軸方向を水平方向に一致させた円筒形状を呈する燃焼筒部110を有するヒーター100に装着され、難燃性素材で形成された燃焼筒部カバー10と、燃焼筒部カバー10をヒーター100に装着するためのカバー装着部30とを具備し、燃焼筒部カバー10は、燃焼筒部110の筒部外表面114に沿って変形可能な可撓性を備え、筒部外表面114の少なくとも一部を被覆し、かつ燃焼筒部110を外部から視認可能な透明シート素材で形成される。さらに、防汚カバー1は、ヒーター100の燃料タンク部120のタンク外表面121の少なくとも一部を被覆し、かつ燃料タンク部120を外部から視認可能な透明シート素材で形成された燃料タンク部カバー20を具備する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
円筒軸方向を水平方向に一致させた円筒形状を呈する燃焼筒部を有する熱風式ヒーターに装着される防汚カバーであって、
難燃性素材で形成された燃焼筒部カバーと、
前記燃焼筒部カバーを前記熱風式ヒーターに装着するためのカバー装着部と
を具備し、
前記燃焼筒部カバーは、
前記燃焼筒部の筒部外表面に沿って変形可能な可撓性を備え、前記筒部外表面の少なくとも一部を被覆し、かつ前記燃焼筒部を外部から視認可能な透明シート素材で形成された防汚カバー。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記熱風式ヒーターは、
燃料を貯留する燃料タンク部と、
前記燃料タンク部の上面に立設され、前記燃焼筒部を下方から支持する燃焼筒部支持部と
を更に有し、
前記燃料タンク部のタンク外表面の少なくとも一部を被覆し、かつ前記燃料タンク部を外部から視認可能な透明シート素材で形成された燃料タンク部カバーを更に具備する請求項1に記載の防汚カバー。
【請求項3】
前記燃焼筒部カバー及び前記燃料タンク部カバーは、
互いに独立して形成される請求項2に記載の防汚カバー。
【請求項4】
前記燃料タンク部カバーは、
前記燃焼筒部支持部に相当する位置に刳抜部が設けられたドーナツ形状を呈し、
前記燃料タンク部カバーの外周の一部及び前記刳抜部の間を連通する連通部を更に有する請求項2または3に記載の防汚カバー。
【請求項5】
前記燃料タンク部カバーは、
前記燃料タンク部の一方の側面側を被覆する第一燃料タンク部カバーと、
前記第一燃料タンク部カバーと独立し、分離可能に形成され、前記燃料タンク部の他方の側面側を被覆する第二燃料タンク部カバーと
をさらに有する請求項2または3に記載の防汚カバー。
【請求項6】
前記燃焼筒部カバー及び前記燃料タンク部カバーは、
シート状に加工されたPET樹脂シートを用いて形成される請求項2または3に記載の防汚カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、防汚カバーに関する。さらに詳しくは、建設現場や工事現場等の塵埃や粘着物(コンクリート、ペンキ、接着剤、泥等)が多く発生する場所で使用される熱風式ヒーターに装着可能な防汚カバーに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、建設現場や工事現場等の各種作業現場において、施工後の塗装を乾燥させる乾燥作業や使用した接着剤を硬化させる硬化作業やコンクリートの凍結防止や養生にかかる作業が実施されている。
【0003】
これらの作業のために、高温の熱風を送風し、乾燥や硬化を促進させたり、打設後のコンクリートの温度低下を抑えたりする目的で、赤外線ヒーターや熱風式ヒーター等の業務用熱機器が使用されている。特に、大きな熱出力を維持することができ、また長時間にわたって熱風を連続的に送風することが可能な熱風式ヒーターが作業現場等において多く用いられている。
【0004】
熱風式ヒーターは、一般に灯油を燃料として使用し、バーナーによって発生させた熱風を回転するファンによって送出し、建設現場等の屋内或いは屋外の空間を暖める。熱風式ヒーターは、業務用として使用される建設機械の一種であり、例えば、工事を実際に行う施工業者が直接保有している場合や、或いは工事期間内だけ熱風式ヒーターを取り扱うレンタル会社からレンタルし、使用する場合がある。
【0005】
熱風式ヒーターの使用される建設現場や工事現場等では、作業時に多くの粉塵や粘着物が発生し、塵埃や粘着物が大量に堆積することがある。そのため、熱風式ヒーターを含む建設機械は、当該塵埃や粘着物に晒される。したがって、使用後の熱風式ヒーターには、ヒーター外表面に多くの塵埃や粘着物が堆積或いは付着することがある。
【0006】
そのため、使用後の熱風式ヒーターは、堆積或いは付着した塵埃や粘着物を除去する作業が必要となる。特に、熱風式ヒーターの場合、周囲の空気を吸い込んで熱風を発生させるため、塵埃の堆積や粘着物の付着が多くなる傾向にある。
【0007】
上記のレンタル会社では、顧客から返却された使用後の熱風式ヒーターに対して、清掃や整備作業を実施した上で、改めて他の貸与先にレンタルを行っている。
【0008】
したがって、熱風式ヒーターは、使用後の塵埃や粘着物の除去や整備に特に多くの時間を要することがある。また、塵埃や粘着物の堆積量等は、それぞれの建設現場や使用状況に応じて一定ではなく、例えば、通常の清掃等の作業では対応することができず、熱風式ヒーターの内部の分解清掃等が必要となることがあった。
【0009】
したがって、これらの清掃や整備等に要するコストが嵩んだり、或いは整備期間中は熱風式ヒーターの使用が制限される。そのため、施工業者では、施工計画の再調整が必要となることがあった。一方、建設機械のレンタル会社は、レンタル先から回収後に、次のレタル先に提供するまでに時間を要する可能性があり、熱風式ヒーターのレンタルの回転率が低下するおそれがあった。
【0010】
そこで、熱風式ヒーター等の建設機械などの各種機械に対して塵埃の堆積等を防ぐ目的で予めカバーを取り付けることが提案されている。例えば、焼却炉の再燃焼室の昇温のために使用される灯油バーナーユニットにおいて、焼却炉内の煤塵や燃焼灰などの塵埃や雨水を避ける目的で、灯油バーナーユニットを防塵カバーで覆って使用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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