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公開番号2025013572
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024195130,2022210909
出願日2024-11-07,2022-12-27
発明の名称空気調和システム
出願人株式会社富士通ゼネラル
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F24F 11/77 20180101AFI20250117BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】快適性が損なわれることを抑制する。
【解決手段】実施形態の空気調和システムは、建物内において仕切り部によって仕切られた複数の区画の中の、第1区画内に温調空気を吹き出す空気調和機と、第1区画と隣接する第2区画と、第1区画との間の仕切り部に設置され、第1区画の空気を第2区画へ送風する送風機と、を備える。送風機の1分間あたりの風量は、第2区画の容積の50%以下とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
建物内において仕切り部によって仕切られた複数の区画の中の、第1区画内に温調空気を吹き出す空気調和機と、
前記第1区画と隣接する第2区画と前記第1区画との間の前記仕切り部に設置され、前記第1区画の空気を前記第2区画へ送風する送風機と、
を備え、
前記送風機の1分間あたりの風量は、前記第2区画の容積の50%以下とする、
ことを特徴とする空気調和システム。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記送風機の1分間あたりの風量は、前記第2区画の容積の10%以上とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項3】
前記送風機の1分間あたりの風量は、前記第2区画の容積の25%以上とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項4】
前記第1区画は、ホールであり、
前記第2区画は、居室である、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
【請求項5】
前記第2区画は複数あり、
前記送風機は、複数の前記第2区画と、前記第1区画との間の前記仕切り部それぞれに設置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、空気調和システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、空調設備により冷房又は暖房される第1空間部と、第1空間部と隣接し、仕切り部によって区画された第2空間部とを備える居住スペースにおいて、仕切り部に第1空間部の冷気又は暖気を第2空間部に空気を送るファン装置を備えることで、居住スペース全体の空調を実現できる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-127965号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、ファン装置の風量により、室内の人の快適性が損なわる場合があるという問題がある。例えば、単位時間あたりのファン装置の風量が大きくなると、室内の人が一定の気流に曝される状態となり、ドラフト感(不快感)を与えることがある。
【0005】
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、快適性が損なわれることを抑制できる空気調和システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による空気調和システムは、建物内において仕切り部によって仕切られた複数の区画の中の、第1区画に温調空気を吹き出す空気調和機と、第1区画と隣接する第2区画と第1区画との間の仕切り部に設置され、第1区画の空気を第2区画へ送風する送風機と、を備える。送風機の1分間あたりの風量は、第2区画の容積の50%以下とする。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、快適性が損なわれることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態にかかる空気調和システムが備えられた建物の一例を示す見取り図である。
図2は、送風機および開口部の設置例を説明する説明図である。
図3は、居室における気流のシミュレーション結果の一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態にかかる空気調和システムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する空気調和システムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
【0010】
図1は、実施形態にかかる空気調和システムが備えられた建物の一例を示す見取り図である。図1に示すように、空気調和システム10が備えられた建物1内は、壁材、床材、扉などの仕切り部2によって人の滞在を目的としない空間としてのホール3と、人の滞在を目的とした空間としての居室5a、5b、5c等の複数の区画に分けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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