TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025013557
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024194909,2023050339
出願日
2024-11-07,2023-03-27
発明の名称
光源を特定するための分光システム
出願人
ジャイラス エーシーエムアイ インク ディー/ビー/エー オリンパス サージカル テクノロジーズ アメリカ
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ターゲット組織のスペクトル分析のために使用中の光のタイプを特定できる、医学的なデバイス、システム、および方法を提供すること。
【解決手段】外科用システムにおいて照明光源を特定する方法は、ターゲットが照明光源によって照明された後、ターゲットから信号を受信するステップと、受信された信号の分光分析を実行するステップと、分光分析に少なくとも部分的に基づいて、照明光源の特性を決定するステップとを備える。ターゲットを治療する方法は、ターゲットが照明光源によって照明された後、ターゲットから信号を受信することと、受信された信号の分光分析を実行することと、分光分析に少なくとも部分的に基づいて、照明光源の第1の特性およびターゲットの第2の特性を決定することと、照明光源およびターゲットの決定された特性に少なくとも部分的に基づいて、ターゲットを治療するために外科用システムを操作することとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外科用システムにおいて照明光源を特定する方法であって、
ターゲットが前記照明光源によって照明された後、前記ターゲットから信号を受信するステップと、
前記受信された信号の分光分析を実行するステップと、
前記分光分析に少なくとも部分的に基づいて、前記照明光源の特性を決定するステップと
を備える方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記分光分析を、様々な光タイプおよび/または前記ターゲットの様々な物質に対する分光情報を含むデータベース情報と比較するステップをさらに備え、前記照明光源の前記特性の前記決定が、前記分光分析の前記比較に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記分光分析が、前記受信された信号の強度またはスペクトルのうちの少なくとも1つを、前記データベース情報内に位置する、前記ターゲットからの様々なタイプの照明光源に関連する強度またはスペクトルと比較するステップを備える、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ターゲットが、光吸収なしに照明光を反射するように構成されたテストターゲットを備える、請求項2に記載の方法。
【請求項5】
前記照明光源が、キセノン光源およびLED光源のうちの少なくとも1つを備える、請求項2に記載の方法。
【請求項6】
インターネットに接続されたサーバからデータベース情報を取り出すステップをさらに備える、請求項2に記載の方法。
【請求項7】
前記データベース情報が人工知能エンジンを備える、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
特定された前記照明光源に基づいて組織の分光分析を改善するように前記照明光源のパラメータまたは特性のうちの少なくとも1つを調整するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記パラメータが、輝度、電力、波長、および強度のうちの少なくとも1つを含み、前記特性が、前記照明光源のタイプを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記照明光を用いて解剖学的組織を照明するステップと、
前記照明光の反射の分光分析を実行するステップと、
前記分光分析を用いて前記解剖学的組織の特性を決定するステップと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、一般に、ただし限定としてではなく、物質に対して分光を実行するためのシステムおよび方法に関する。より詳細には、ただし限定としてではなく、本出願は、分光システムを使用する内視鏡検査システムにおいて光源を特定するシステムおよび方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
多くの外科処置は、ターゲット組織、たとえば、患者の内側に位置する病気の組織、潜在的に病気の組織、またはさもなければ不要な組織の、治療または切除を伴う。したがって、これらの処置のうちのいくつかは、開放処置を介した、または最小限侵襲(たとえば、内視鏡または腹腔鏡の)処置におけるもっと小さい開口を通じた、患者の内部構造へのアクセスを必要とする。
【0003】
構造から切除中または治療中である組織のタイプまたは組成を、それが切除または治療される前に確実に特定して、特にそれによって、適切な組織が切除中または治療中であることを保証することが、有用であり得る。たとえば、健康な組織ではなく病気の組織の切除を容易にするために、健康な組織と癌性組織などの病気の組織との間を区別することが有用であり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2022/0039641号
米国特許出願公開第2021/0038300号
米国特許出願公開第2021/0038306号
米国特許出願公開第2021/0038310号
米国特許出願公開第2021/0038064号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特に、組織の分光学的な特定を実行する際に解決されるべき問題が、組織への異なるタイプの光源の異なる分光学的応答であることを、本発明の発明者は認識している。内視鏡などの典型的な外科用器具は、異なるタイプの光を器具の遠位端において投影するための様々な光送達システムを含むことができる。たとえば、照明、照準、および治療のために、異なるタイプの光が使用され得る。照明システムは、キセノン、発光ダイオード(LED)、ハロゲン、およびレーザーダイオード(LD)などの、様々なタイプの光源を使用することができる。さらに、照明または治療のために医療器具において使用されるレーザーは、ホルミウム:イットリウム-アルミニウム-ガーネット(Ho:YAG)およびツリウム-ファイバー(Tm-Fiber)などの、様々なレーザー技術を使用することができる。
【0006】
医療器具は、通常、デバイスの長さに沿って延在する光導体、および医療器具から光を投影する発光体しか含まない。しかしながら、光を生成する光源は、照明か治療かにかかわらず、スタンドまたはタワーの上に取り付けられた外部コンピューティングシステムの中などの、医療器具の外側に位置することができる。病院は、同じ器具向けに様々なタイプのレーザー光および照明光を作り出す生成器を有することができる。したがって、同じ医療器具と一緒に異なる光源が使用されることが可能である。
【0007】
同じかまたは異なる組織タイプに対して様々な異なるタイプの光に対応できる光生成器の特性(たとえば、タイプ)を特定することなく、分光分析を使用してターゲット組織の特性(たとえば、タイプ、組成など)を特定することが困難であり得ることを、本発明の発明者は認識している。具体的には、組織のスペクトル分析は、光源とターゲット組織との特定のペアに基づいて分析される。たとえば、ターゲット組織は、特定の光源のスペクトル分析を様々なターゲット組織に対する所定のスペクトログラフと比較することによって分析される。したがって、異なる光源が使用される場合、組織のスペクトル分析は偏っているかまたは不正確であり得る。
【0008】
本主題は、ターゲット組織のスペクトル分析のために使用中の光のタイプを特定できる、医学的なデバイス、システム、および方法を提供することなどによって、この問題および他の問題への解決策を提供することができる。光のタイプは、組織のスペクトル分析が実行される前に特定され得る。たとえば、照明光源を確実に特定するために、白い面から反射されるかまたは周辺反射から収集される、光源からの光のスペクトル分析が実行され得る。その後、ターゲット組織を特定するための適切な光タイプのスペクトログラフを使用するスペクトル分析を使用して、ターゲット組織から反射される光を分析することによって、ターゲット組織の特定情報が決定され得る。例では、分光分析を実行するための光源は、照明光源であり得る。
【0009】
スペクトル分析の結果が、様々な組織、様々なタイプの光源(または、生成器)の組合せに対するライブラリ情報と比較され得る。情報のライブラリは、クラウドを介して随意にアクセスされることが可能であり、人工知能を使用して分析され得る。人工知能分析は、治療光源、分光光源、および照明光源、または光源もしくは外科用デバイス(たとえば、レーザーシステム)の生成/動作モード、電力レベル、形状などのための設定などの外科手術のうちのいずれかまたはすべてに対して、光生成への調整を行うかまたは提案するために使用され得る。光の生成および/または外科用デバイスの動作が、次いで、組織タイプを確実に特定するための光の能力を改善するために、人工知能出力に基づいて、自動的に、半自動的に、または手作業で調整され得る。
【0010】
物質によって反射、送信、放出、または吸収される光のスペクトルを通じた物質の特定のために、分光技法が広く使用される。分光システムの例は、米国特許出願公開第2022/0039641号、米国特許出願公開第2021/0038300号、米国特許出願公開第2021/0038306号、および米国特許出願公開第2021/0038310号、ならびに米国特許出願公開第2021/0038064号に記載されている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
歯茎みが品
16日前
個人
錠剤撒き器
5か月前
個人
歯の掃除具
3か月前
個人
導電香
9日前
個人
塗り薬塗り具
2か月前
個人
マッサージ機
3日前
個人
乗馬テラピー
3か月前
個人
身体牽引装置
3か月前
個人
収納容器
1か月前
個人
片足歩行支援具
24日前
個人
染毛方法
2か月前
個人
発熱器具
3か月前
個人
健康器具
2か月前
個人
クリップ
23日前
個人
鼻腔拡張具
5か月前
株式会社コロナ
脱臭機
5か月前
個人
眼科診療車
1か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
5か月前
個人
磁器治療器
3か月前
個人
動体視力強化装置
3か月前
株式会社 MTG
浴用剤
10日前
個人
避難困難者救出台車
1か月前
株式会社ナカニシ
生検針
3か月前
東レ株式会社
下肢着用具
3か月前
個人
血管硬化度算出方法
4か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
2か月前
株式会社コーセー
美爪料
24日前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
24日前
個人
除菌システム
24日前
大正製薬株式会社
内服液剤
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社ファンケル
化粧料
3か月前
株式会社MIC
陰茎補助具
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
4か月前
株式会社ファンケル
化粧料
4か月前
続きを見る
他の特許を見る