TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025013493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024193652,2023532828
出願日
2024-11-05,2022-04-12
発明の名称
安全性が向上したバッテリーモジュール
出願人
エルジー エナジー ソリューション リミテッド
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/204 20210101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】熱暴走事象を効果的に抑えて安全性が向上できるように構成されたバッテリーモジュールと、これを含むバッテリーパック及び自動車などを提供する。
【解決手段】本発明は、熱暴走(thermal runaway)などの特定の事象状況下で安全性が向上したバッテリーモジュールを開示する。本発明の一側面によるバッテリーモジュールは、それぞれ収容部及びシール部を備え、互いに積層された複数のパウチ型バッテリーセルと、前記複数のパウチ型バッテリーセルを内部空間に収容するモジュールケースと、隣り合うパウチ型バッテリーセルの収容部の間に介在し、少なくとも一方の側が前記隣り合うパウチ型バッテリーセルの収容部の間から前記隣り合うパウチ型バッテリーセルのシール部の間まで突出して延びるバリア部材と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに積層された複数のバッテリーセルと、
隣り合うバッテリーセルの間に介在する1以上のバリア部材と、
前記複数のバッテリーセルの電極リードを互いに接続できるバスバーアセンブリと、
を含み、
前記バリア部材のうち1以上は、少なくとも一方の端部が前記バスバーアセンブリに固定される、バッテリーパック。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
互いに積層された複数のバッテリーセルと、
隣り合うバッテリーセルの間に介在する1以上のバリア部材と、
前記複数のバッテリーセルの電極リードを互いに接続できるバスバーアセンブリと、
を含み、
前記バリア部材のうち1以上は、少なくとも一方の端部が前記バスバーアセンブリに接触する、バッテリーパック。
【請求項3】
前記バリア部材は、端部の少なくとも一部が曲がりくねった形状に構成されている、請求項1または2に記載のバッテリーパック。
【請求項4】
前記複数のバッテリーセルは、それぞれ収容部及びシール部を備え、
前記バリア部材は、隣り合うバッテリーセルの収容部の間に介在し、少なくとも一方の側が前記隣り合うバッテリーセルの収容部の間から前記隣り合うバッテリーセルのシール部の間まで突出して延び、
前記バリア部材は、前記バッテリーセルの収容部の間に介在した部分の厚さと、前記バッテリーセルのシール部の間に介在した部分の厚さとが互いに異なるように形成されている、請求項1または2に記載のバッテリーパック。
【請求項5】
前記バリア部材の端部を包み込むシール部材をさらに含む、請求項1または2に記載のバッテリーパック。
【請求項6】
請求項1または2に記載のバッテリーパックを含む、自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリーに関し、より詳細には、熱暴走(thermal runaway)などの特定の事象状況下でも安全性が向上したバッテリーモジュール、ならびにこれを含むバッテリーパック及び自動車などに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
本出願は、2021年5月20日付け出願の韓国特許出願第10-2021-0065127号及び2022年1月19日付け出願の韓国特許出願第10-2022-0007727号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
近年、ノートパソコン、ビデオカメラ、携帯電話などのような携帯用電子製品の需要が急激に伸び、ロボット、電気自動車などの商用化が本格化するにつれて、繰り返し充放電可能な高性能二次電池に対する研究が活発に行われている。
【0004】
現在、商用化されている二次電池としてはニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、ニッケル亜鉛電池、リチウム二次電池などが挙げられるが、中でも、リチウム二次電池は、ニッケル系列の二次電池に比べてメモリ効果が殆ど起きないため充放電が自在であり、自己放電率が非常に低くエネルギー密度が高いという長所で脚光を浴びている。
【0005】
この種のリチウム二次電池は、主として、リチウム系酸化物と炭素材をそれぞれ正極活物質と負極活物質として用いる。リチウム二次電池は、このような正極活物質と負極活物質がそれぞれ塗布された正極板と負極板がセパレーターを挟んで配置された電極組立体と、電極組立体を電解液と一緒に封入する外装材、すなわち、電池ケースと、を備える。
【0006】
一般に、リチウム二次電池は、外装材の形状に応じて、電極組立体が金属缶に内蔵されている缶型二次電池と、電極組立体がアルミニウムラミネートシートのパウチに内蔵されているパウチ型二次電池と、に大別できる。
【0007】
最近には、携帯型電子機器などの小型装置のみならず、電気自動車やエネルギー貯蔵システム(Energy Starge System;ESS)などの中大型装置にも駆動用やエネルギー貯蔵用として二次電池が広く用いられている。このような二次電池は、複数が電気的に接続された状態で、モジュールケースの内部に一緒に収容される形態で、1つのバッテリーモジュールを構成することができる。このとき、バッテリーモジュールの内部には、エネルギー密度を高めるために狭い空間に複数のバッテリーセル(二次電池)が密集された状態で存在することがある。
【0008】
ところが、このように、複数のバッテリーセル(二次電池)が狭い空間に密集された状態で存在する場合、火災や爆発などの事故に脆弱である可能性がある。特に、いずれか1つ、または一部のバッテリーセルにおいて温度が急激に上昇する場合、他のバッテリーセルに温度の上昇が伝播される熱暴走伝播(thermal runaway propagation)などといった事象が生じることがある。このとき、このような事象が正常に制御できなければ、バッテリーモジュールの火災や爆発にまで及ぶ可能性があり、甚だしい人命及び財産の被害までも引き起こす可能性がある。さらに、一部のバッテリーセルにおいて熱的事象が生じる場合、ベントガスや火炎、スパークなどが噴出されることがある。なお、このようなベントガスや火炎などが隣の正常セルへ向かう場合、隣のセルに対して熱暴走や火災などを引き起こすことがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明は、上記のような問題を解決するために案出されたものであり、熱暴走事象を効果的に抑えて安全性が向上できるように構成されたバッテリーモジュールと、これを含むバッテリーパック及び自動車などを提供することを目的とする。
【0010】
但し、本発明が解決しようとする技術的課題は、上述した課題に何ら制限されるものではなく、言及されていない他の課題は、下記に記載されている発明の説明から当業者にとって明らかに理解できる筈である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
電波吸収体
17日前
個人
テーブルタップ
14日前
三洋化成工業株式会社
軟磁性材料
4日前
キヤノン株式会社
電子機器
14日前
株式会社ダイヘン
碍子
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
14日前
古河電池株式会社
制御弁式鉛蓄電池
10日前
株式会社ヨコオ
同軸コネクタ
10日前
個人
六角形パネル展開アレーアンテナ
14日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
14日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
株式会社ユーシン
スイッチ装置
14日前
株式会社半導体エネルギー研究所
電池
3日前
イビデン株式会社
プリント配線板
17日前
TDK株式会社
コイル部品
10日前
ローム株式会社
半導体装置
14日前
住友電装株式会社
コネクタ
10日前
三洲電線株式会社
撚線導体
4日前
株式会社デンソー
半導体装置
14日前
株式会社デンソー
半導体装置
14日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
14日前
株式会社村田製作所
二次電池
17日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
18日前
大和電器株式会社
コンセント
10日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
10日前
富士電機株式会社
半導体装置
14日前
オムロン株式会社
リード線整列治具
14日前
日産自動車株式会社
電子機器
17日前
三洋化成工業株式会社
リチウムイオン電池
4日前
ローム株式会社
半導体発光装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
非水系二次電池
17日前
河村電器産業株式会社
速結端子
17日前
日本無線株式会社
モノポールアンテナ
14日前
TDK株式会社
電子部品
10日前
株式会社ダイフク
搬送車
17日前
続きを見る
他の特許を見る