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公開番号
2025012786
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115885
出願日
2023-07-14
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
株式会社プロテリアル
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
H01B
7/00 20060101AFI20250117BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】それぞれが複数の電線を有する第1及び第2のケーブルと、第1のケーブルの一方の端部に設けられたコネクタと、第2のケーブルの複数の電線の少なくとも一部を覆う保護部材とを備えたワイヤハーネスであって、第2のケーブルの複数の電線を適切に保護することが可能なワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1は、それぞれが複数の電線を有する幹線ケーブル3及び支線ケーブル4と、幹線ケーブル3の一方の端部に設けられた第1のコネクタ21と、支線ケーブル4の複数の電線の少なくとも一部を覆う樹脂チューブ5とを備える。樹脂チューブ5の一方の端部は、第1のコネクタ21と共にモールド成形体6に覆われている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれが複数の電線を有する第1及び第2のケーブルと、
前記第1のケーブルの一方の端部に設けられた一側コネクタと、
前記第2のケーブルの前記複数の電線の少なくとも一部を覆う保護部材とを備え、
前記保護部材の一方の端部が前記一側コネクタと共にモールド成形体に覆われている、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記保護部材は、前記第2のケーブルの前記複数の電線を収容する筒状体である、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記保護部材は、前記第2のケーブルの前記複数の電線を被覆する充実状のシースである、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第2のケーブルの前記複数の電線が物理量を検出するセンサ素子に接続され、
前記シースが前記センサ素子を封止する封止部材と一体に成形されている、
請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記保護部材が前記モールド成形体と溶着している、
請求項1乃至4の何れか1項に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記一側コネクタは、複数の端子と前記複数の端子を保持するコネクタハウジングとを有し、
前記モールド成形体に覆われた前記コネクタハウジングの一部が前記モールド成形体と溶着している、
請求項5に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記第1のケーブルは、前記複数の電線をシースによって被覆してなり、
前記モールド成形体は、前記第1のケーブルの前記シースにおける前記一側コネクタ側の一部を覆っている、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記第1のケーブルの他方の端部に設けられた他側コネクタを備え、
前記一側コネクタの取付対象が車両の車輪側に配置された車輪側制御装置であり、
前記他側コネクタの取付対象が車両の車体側に配置された車体側制御装置であり、
前記第2のケーブルの前記複数の電線が車輪の回転速度を検出する車輪速センサに接続される、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば車両における複数の接続対象を電気的に接続するために、複数のコネクタ及びケーブルを有するワイヤハーネスが用いられている。特許文献1に記載のワイヤハーネスは、一端が第1コネクタに接続されると共に他端が第2コネクタに接続される第1電線群と、一端が第1コネクタに接続されると共に第2コネクタ又は第2コネクタにされる接続相手の位置で第1電線群と分岐しつつ他端が第3コネクタに接続される第2電線群とを備えるワイヤハーネスが記載されている。第2コネクタと第3コネクタとの間の部分には、第2電線群を覆うように、コルゲートチューブや螺旋状に巻き付けられた粘着テープ等の外装材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6761398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように構成されたワイヤハーネスが例えば車両において車体側と車輪側との間にわたって配置される場合、タイヤによって跳ね上げられた飛び石等によるチッピングが発生しやすくなる。特許文献1に記載のものでは、外装材によって第2電線群が保護されているが、外装材としてコルゲートチューブを用いる場合、第2電線群の長手方向におけるコルゲートチューブの位置が定まらないと、チッピングが発生しやすい部位を適切に保護できないおそれがある。また、外装材として粘着テープを用いる場合には、粘着テープを螺旋状に巻き付ける作業の手間や、経時による粘着性の低下に起因する剥がれが問題となるおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、それぞれが複数の電線を有する第1及び第2のケーブルと、第1のケーブルの一方の端部に設けられたコネクタと、第2のケーブルの複数の電線の少なくとも一部を覆う保護部材とを備えたワイヤハーネスであって、第2のケーブルの複数の電線を適切に保護することが可能なワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決することを目的として、それぞれが複数の電線を有する第1及び第2のケーブルと、前記第1のケーブルの一方の端部に設けられた一側コネクタと、前記第2のケーブルの前記複数の電線の少なくとも一部を覆う保護部材とを備え、前記保護部材の一方の端部が前記一側コネクタと共にモールド成形体に覆われている、ワイヤハーネスを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスによれば、第2のケーブルの複数の電線を適切に保護することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネスが搭載された車両の構成例を示す概略構成図である。
(a)は、図1の部分拡大図である。(b)は、(a)樹脂チューブを二点鎖線で仮想的に示し、樹脂チューブの内部を実線で示す説明図である。
ワイヤハーネスの構成図である。
(a)は、図3のA-A線における断面図である。(b)は、図3のB-B線における断面図である。(c)は、図3のC-C線における断面図である。
第1のコネクタ及びその周辺の配線構成を示す説明図である。
幹線ケーブル及び支線ケーブルの配線構造の変形例を示す構成図である。
樹脂チューブにおける第3のコネクタ側の先端部と第3のコネクタとの間に熱収縮チューブを配置した変形例を示す構成図である。
(a)は、第2の実施の形態に係るワイヤハーネスの構成図である。(b)は、(a)のD-D線における断面図である。
(a)は、第3の実施の形態に係るワイヤハーネスの構成図である。(b)は、第3の実施の形態に係るワイヤハーネスにおける支線ケーブル及びセンサ部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るワイヤハーネス1が搭載された車両100の構成例を示す概略構成図である。車両100は、ホイール111及びタイヤ112を有する車輪11が懸架装置12によって車体10に対して支持されている。懸架装置12は、アッパアーム121、ロアアーム122、ダンパ123、及びサスペンションスプリング124を有して構成されている。アッパアーム121及びロアアーム122は、それぞれの一端部がナックル13に連結され、他端部が車体10に連結されている。
【0010】
ナックル13は、アッパアーム121及びダンパ123が連結される第1連結部131と、ロアアーム122が連結される第2連結部132と、電動ブレーキユニット16が取り付けられる取付部133とを有している。また、ナックル13には、車輪11を回転可能に支持するハブユニット14の外輪141が固定されている。
(【0011】以降は省略されています)
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