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公開番号2025012591
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115529
出願日2023-07-13
発明の名称作業機械および飛行体
出願人コベルコ建機株式会社
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類E02F 9/26 20060101AFI20250117BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【解決手段】機体に対して動くことが可能な可動部と、機体上に設けられた飛行体発着場と、飛行体の発着予定軌道に干渉する干渉位置に可動部が無い場合に、飛行体の発着を許可する発着許可部とを備える作業機械を提供する。作業機械は、建設機械であってもよく、可動部は、機体に対して上下動する作業アタッチメントであってもよい。作業機械は、干渉位置に作業アタッチメントが有る場合に、作業アタッチメントが発着予定軌道に干渉しない非干渉位置まで作業アタッチメントを下方へ移動させる移動指示部を更に備えてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
機体に対して動くことが可能な可動部と、
前記機体上に設けられた飛行体発着場と、
飛行体の発着予定軌道に干渉する干渉位置に前記可動部が無い場合に、前記飛行体の発着を許可する発着許可部と
を備える作業機械。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記作業機械は建設機械であって、
前記可動部は、前記機体に対して上下動する作業アタッチメントである、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記干渉位置に前記作業アタッチメントが有る場合に、前記作業アタッチメントが前記発着予定軌道に干渉しない非干渉位置まで前記作業アタッチメントを下方へ移動させる移動指示部を更に備える、
請求項2に記載の作業機械。
【請求項4】
前記干渉位置に前記可動部が有る場合に、前記作業機械を操作するオペレータに警告する警告部を更に備える、
請求項1から3の何れか一項に記載の作業機械。
【請求項5】
前記発着許可部は、前記飛行体発着場の上方に前記可動部が無い場合に、前記発着を許可する、
請求項1から3の何れか一項に記載の作業機械。
【請求項6】
前記発着が許可されることに応じて前記可動部の動作を停止させる停止指示部を更に備える、
請求項1から3の何れか一項に記載の作業機械。
【請求項7】
前記停止指示部は、前記発着の後の前記飛行体が前記干渉位置を通過し終えたことに応じて前記動作の停止を解除させる、
請求項6に記載の作業機械。
【請求項8】
飛行体であって、
機体に対して動くことが可能な可動部および前記機体上に設けられた飛行体発着場を有する作業機械に対して、前記飛行体の発着予定軌道に干渉する干渉位置に前記可動部が有るかどうかを判断する判断部と、
前記干渉位置に前記可動部が無い場合に、前記作業機械に対して前記飛行体の発着を許可させる許可指示部と
を備える飛行体。
【請求項9】
作業機械であって、
機体上に設けられた飛行体発着場と、
飛行体の発着用のトリガがあったことに応じて、前記飛行体の発着に支障のある前記作業機械の動作を止める動作停止部と
を備える作業機械。
【請求項10】
飛行体であって、
機体上に設けられた飛行体発着場を有する作業機械に対して、前記飛行体の発着に支障のある前記作業機械の動作を止めるための指示信号を前記作業機械に送信する停止指示部と、
前記作業機械が前記指示信号に従って前記動作を止めたことに応じて前記発着が可能と判断する判断部と
を備える飛行体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、作業機械および飛行体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「測量が終了すると、ドローン100aとドローン100bとは、油圧ショベル10の本体装置40に設けられた離着陸部に着陸して充電を開始する。一方、ドローン100cが離着陸部から離陸して油圧ショベル10の上方から撮像装置102による撮像を行う。」(段落0057)と記載されている。特許文献2には、「制御装置201はドッキング装置S6の上に着陸する前に着陸可能か否かを判定してもよい。例えば、ショベル100のエンジン11が作動中の場合に着陸不能と判定してもよい。…制御装置201は、ショベル100が発信する機体傾斜情報に基づいてショベル100が傾斜していると判定した場合に着陸不能と判定してもよい。」(段落0288)と記載されている。特許文献3には、「重機制御装置29は、図19(b)に示すように、旋回装置30を180度旋回させる(ステップS105)。なお、ステップS105の終了後に2機のドローン100のうち1機を離着陸部に着陸させて充電を行うようにしてもよい。」(段落0090)と記載されている。特許文献4には、「マルチコプタ50は、予約完了を返信したショベル10のマルチコプタ用ポート70に向けて移動する(ステップSA2)。マルチコプタ50は、マルチコプタ用ポート70の上空に到達すると、下降を開始しマルチコプタ用ポート70に着陸する(ステップSA3)。このとき、例えば、マルチコプタ用ポート70の画像を取得し、画像解析を行いながら、マルチコプタ用ポート70に対する自機の相対位置を微調整できる。」(段落0127)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2022-188250号公報
[特許文献2] 特開2022-000570号公報
[特許文献3] 特開2022-132679号公報
[特許文献4] WO2017/099070
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、作業機械を提供する。作業機械は、機体に対して動くことが可能な可動部と、前記機体上に設けられた飛行体発着場と、飛行体の発着予定軌道に干渉する干渉位置に前記可動部が無い場合に、前記飛行体の発着を許可する発着許可部とを備える。
【0004】
上記の作業機械は建設機械であってもよい。上記の作業機械において、前記可動部は、前記機体に対して上下動する作業アタッチメントであってもよい。
【0005】
上記の何れかの作業機械は、前記干渉位置に前記作業アタッチメントが有る場合に、前記作業アタッチメントが前記発着予定軌道に干渉しない非干渉位置まで前記作業アタッチメントを下方へ移動させる移動指示部を更に備えてもよい。
【0006】
上記の何れかの作業機械は、前記干渉位置に前記可動部が有る場合に、前記作業機械を操作するオペレータに警告する警告部を更に備えてもよい。
【0007】
上記の何れかの作業機械において、前記発着許可部は、前記飛行体発着場の上方に前記可動部が無い場合に、前記発着を許可してもよい。
【0008】
上記の何れかの作業機械は、前記発着が許可されることに応じて前記可動部の動作を停止させる停止指示部を更に備えてもよい。
【0009】
上記の何れかの作業機械において、前記停止指示部は、前記発着の後の前記飛行体が前記干渉位置を通過し終えたことに応じて前記動作の停止を解除させてもよい。
【0010】
本発明の第2の態様においては、飛行体を提供する。飛行体は、機体に対して動くことが可能な可動部および前記機体上に設けられた飛行体発着場を有する作業機械に対して、前記飛行体の発着予定軌道に干渉する干渉位置に前記可動部が有るかどうかを判断する判断部と、前記干渉位置に前記可動部が無い場合に、前記作業機械に対して前記飛行体の発着を許可させる許可指示部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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